ソラリスの時間

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「好き! すき!! 魔女先生」ノスタルジックで泣ける程甘美な昭和の香りに酔いしれる!(その2) 

1週間ほど前から、たびねすに私の記事が掲載されています(o‘∀‘o)*:◦♪

その名も「宝寺」!お金を呼ぶ京都・宝積寺の伝説の打出と小槌&福財布とは

私もこのお寺でご祈祷を受けております^^ 大山崎山荘や天王山ハイキングコースもあったりと、周辺環境もとてもいいところなんですよ。 ご興味ある方は、是非ごらんくださいマセ!!



      


では、今日は「好き! すき!! 魔女先生」の中で、私が特に記憶に残ったエピソードやシーンをご紹介しましょう!

まずは、前回も少しお話しした、在阪テレビ局が制作局だったがゆえの趣向と思われる、大阪ロケがメインの回、「神風道中東京ー大阪!!」より。 
ここでの見どころは、昭和40年代(1970年代前半)当時の大阪の街の風景が映し出されている>ことです♪

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ストーリーは、もうすぐ北海道の学校に転校する男の子が、自分の描いた絵を見せるために友人の結婚式への出席のために大阪に戻っていた旗野先生(森本レオさん)を追って大阪まで一人で行く、そしてそれをかぐや姫先生が魔法の力でこっそりとサポートするというもの。
当時の大阪の風景が随所に出て来て、今の大阪を知る人間からすると、その違いを見るのがとっても楽しかったです。 大阪駅前の歩道橋の上、当時もここで、こういった路上での商売みたいなことが行われていたんだなあ〜ということを知りました バックに映し出されている、阪急百貨店の雰囲気がまた懐かしいーーー!

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このドラマの放送は昭和46〜47(1971-72)年。 大阪万博の1、2年後になるわけですが、まだ収録時には万博ゲートなどが残されたままだったんですね バルの後ろに映っている、万博のアミュースメントゾーンにあった観覧車、カラーリングがいかにも当時っぽいカラフルさで最高!! 

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左、男の子がいるのは、北大阪急行線の「緑地公園」か「桃山台」の駅近くの歩道橋と思われます。 画面奥に見えるのが、大阪の一大団地ゾーン「千里ニュータウン」かと。 
右、月先生が、男の子を空腹から救うために「たこ焼き屋のオバちゃん」に扮しているという、レアなシーン(笑)

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当時の八百屋さんや、先生達がプリントを刷るために使っていた、ガリ版印刷の道具も懐かしい!!

この他、今は無き大阪の「ホテルプラザ」の内外の映像などもあって、ホテルの昭和レトロな雰囲気にもまたそそられました 月先生が空から男の子を探すシーンでは、当時の大阪市内中心部のビル街の景観も映し出されています。



「僕の弟はロボットだ!」の回。

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何年か前に交通事故で弟を亡くした男の子が、この回の主人公。
自分で作ったロボットを弟のように可愛がり、学校にも連れて来ます。そんな姿をバカにされている様子を見て可哀想に思った月先生、ロボットに命を吹き込んだまでは良かったのですが、弟ロボットは大人も手に負えないほどのやんちゃぶりを発揮し、

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ついには、迷惑を被った学校周辺の地域住民にまで、石を投げつけられるという事態に。男の子は、そんな中、必死で弟ロボットを守ろうとします。
ロボットに石を投げつけている大人達が、この左の画像のようなアングルから撮られていて、ややスローモーションの処理をされているんですが、集団心理の恐ろしさみたいなものが強調されているシーンでもあります。

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やんちゃなロボットくんの目からこぼれ落ちる涙。
これはほんとに可哀想だった!! 月先生の魔法で空を飛び、大人達から逃げるふたり。

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逃げたまでは良かったのですが、食べ物を買うお金も持っておらず、どうしようかと困る男の子。 お金を稼ぐために、ロボットくんはたまたま通りがかったチンドン屋に飛び入りで入って働き、千円をお駄賃でもらいます。これでパンが買えると喜ぶ2人。

しかし、この後ーーーー というお話です。

ロボットが登場するということで、昭和の子供向け番組らしいシュール感満載の回ではありますが、示唆に富んだお話でした。バッドエンドのはずが、一転してハッピーエンドになるという、「さっきまであんなに泣いとったのに、あの悲しみは一体どこに行ったんや〜?!というツッコミを入れたくなる展開ではあるのですが(笑)弟を事故で亡くしたショックと悲しみをずっと引きずっていた男の子の心の成長を描いたストーリーとすれば、よくできたお話と思います。

このあたりのエピソードは、石ノ森先生の原作マンガをある程度取り入れていないのかな? それっぽい雰囲気はあるんですが、詳細は不明。



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「日輪仮面の謎!」

タイトルが一気に特撮色が強まっている気がしますが、さにあらず。「日輪仮面」は、前回でも触れたクラスのガキ大将、正夫が正義のヒーローになるためにお面やマントをつけて扮装した姿なのでした。

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正夫くん(みんなに「タツノオトシゴ」と呼ばれている)は、ドラえもんでいうところのジャイアン的なキャラの少年なのですが、陰では日輪仮面として、弱い者いじめをする中学生に立ち向かったり、困った小学生を助けたりしていました。女の子からブランコを奪い取る中学生にも、日輪仮面として果敢に立ち向かって追い払ったり。

が、照れ屋な性格もあってそのことは誰にも言えず、また、かぐや姫先生の前でも逆に悪ぶってしまうという、根はとっても可愛い男の子なのです(笑)
(お祭りの縁日の風景も出て来るのですが、背景に見える「お面」の種類がまた昭和的でとても懐かしく、DVD一時停止したり巻き戻ししたりしながら何度も見ました(笑))

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そんな正夫くんの「正体」を知らない校長先生は、こんなセリフを、担任の月先生に言います。
「子供は果物と同じです。一人が腐れば、他の新鮮な部分まで駄目になります。・・・」

・・・んん?! どこかで似たセリフを聞いた事があるような。
金八先生第2シリーズの、あの有名な「腐ったミカン」のセリフに似ていませんか?!
あのセリフを金八先生の10年前にすでに先取りしていたとは、さすが「魔女先生」!?

校長先生のこのセリフが印象に残った回ではあるのですが、かぐや姫先生の活躍もあって、中学生に仕返しされたり、学校を退学させられそうになったりという正夫くんの窮地は救われ、ハッピーエンドで終わります。
空き地のような無目的な空間がなくなり、それと共に正夫くんやジャイアンのような憎みきれない昭和のガキ大将たちも絶滅してしまったのかな、とふと感じたりもしましたね。



最後に、「ゴキブリ父ちゃん!怪人レスラーもビックリ」の回より。

この話が放送された時にはドラマが後半にさしかかっていて、月先生が「アンドロ仮面」に変身して活躍をする設定にすでに切り替わっているのですが、この回に関しては、アンドロ仮面の出番無しで終わっています。(恐怖の怪人「クモンデス」もまだ登場していません。)

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お休みの日に偶然、割烹着姿で炊事をしていたに出くわした月先生 当時はまだまだ「男子、厨房に入るべからず」の時代。さぞ、月先生もビックリしたことでしょう。

ところが、教頭先生、自分の子供の不注意に乗じてからんで来るタチの悪い男達に対しても怒ることなく、ただただ頭を下げて平謝り。挙げ句の果てには、バケツの生ゴミを頭から浴びせられる始末。
それを見ていた教頭先生の子供達は失望し、「ゴキブリ」呼ばわりされる父親に強くなってもらおうと色々と考えますが、どれも実を結ぶ事はなく、ますます父親の事が嫌いになります。

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そんなある日のこと、町の人々に対して暴挙を働く覆面レスラー相手に、教頭先生は空手の技を繰り出して見事に撃退します。
実は教頭先生は空手の名人だったのですが、その技を暴力として使わないためにあえて人前で封印していたのです。 いつも校長先生のご機嫌取りばかりしているように見える、「小物」な教頭先生の真の姿に私もビックリ!(笑)

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この後、教頭先生宅に招待されて手料理を振る舞われる、月先生と旗野先生。
子供達もお父さんが大好きになり、めでたしめでたし♪で終わるシーンです。

ちなみに、和服姿の女性は決しておばあちゃんではなく、教頭先生の奥様。そして、3人の子供達はみんな教頭先生の子供です。「サザエさん」のフネさんが、カツオやワカメ達のおばあちゃんに見えるのと同じような感じですよね(笑) 
私が小学生の時(昭和50年代)にはここまで老けて見えたお母さんはいなかった気がするのですが、そのわずか数年前には、まだこんな感じだったのかな〜!?

話が逸れてしまいましたが(笑)、これは「弟ロボット」の話に次いで印象に残っている、とても好きな内容のお話です。 一見いちばん弱虫に見える教頭先生が、本当はいちばん強い人だったと言うね。
今はその人の人となりや成果などが短絡的に判断されがちな時代で、そのためか中身はともかく、声の大きさみたいなものが求められる時代のように思えるのですが、大人(家庭、子供を守る立場にいる大人)の本当の強さみたいなものが描かれているところがいいなあ〜と思ったんです。

この回に限らずですが、ドラマの中に出て来る、子供達の「父ちゃん」「母ちゃん」という呼称がまた昭和っぽくていいんですよ〜 私達の世代では、パパママと呼んでいる子供はまずいなかったですからね、ノスタルジックな要素が、何気ないセリフひとつにも溢れているんです。



      


いかがでしたか

2回に渡って書いたにもかかわらず、45年ぶりに見た「好き! すき!! 魔女先生」の魅力をうまくお伝えしきれてない気がするのですが、私のような昭和好きの方(特に昭和40年代、1970年代が好きな方)にとっては、映し出されている風景や登場人物のファッション、発せられている言葉などを見聞きするだけでも相当楽しめるドラマだと思いマス
見ていると昭和ドラマらしく、「あれれ?」なツッコミどころもかなりたくさんあったりするのですが、そういうツッコミどころだけに頼らなくても楽しく見ることができたのが良かったです。

当時の子供、特に男の子には、月先生が「アンドロ仮面」に変身してクモンデスと闘うようになってからの方が好評だったようですが、前回にも書きましたように、ストーリーに関しては、そうなる前の「魔女っ子ドラマ」風の初期から中盤あたりの話の方が出来が良いと思いましたので、おすすめかも あ、でも特撮ファンの方にとっては、やはり「アンドロ仮面」の時期の方が面白いのかな?!やはり。



最終回、アンドロ仮面(かぐや姫先生)がクモンデスをアジトごと全滅させた後で、教室で開かれた「校長先生の誕生パーティ」。 
かぐや姫先生が離れを借りている竹取家のおじいさんとおばあさん、用務員さんまで教室に集まって、まるで番組の打ち上げ現場をそのままドラマのラストシーンとして収録しているかのような雰囲気♪(たぶんその通りだったんじゃないかと思います笑)

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ここで、かぐや姫先生が最後に使った魔法は、

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ケーキが特大サイズになり、そしてみんなの服装や教室の装飾もパーティ仕様に早変わり!

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かぐや姫先生を演じていた主演の菊容子さん、ウェディングドレス姿になっていて、明らかにメイクが劇中よりもナチュラルになっています この笑顔も演技ではなく、完全に素の表情っぽい。

同性の目から見ても可愛い女優さんだなあとこの最後のシーンを見て思ったのですが、この3、4年後に非業の死を遂げてしまわれることを知った上で見ると悲しい。
でも当時このドラマを見ていた子供達の中では、かぐや姫先生としてずっと生き続けておられるんですよね。私もそのひとりです。


・・・というわけで長くなってしまいましたが、機会がありましたら皆様もぜひ、昭和の香しい世界がいっぱいに詰まった「好き! すき!! 魔女先生」をごらんくださいね!
2回に渡っておつきあいいただきまして、ありがとうございます!!


 
 



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MANASAVVY(マナサビイ)

Author:MANASAVVY(マナサビイ)
昭和40年代、岡山県生まれ。大阪在住。
昭和カルチャー以外にも、旅、写真、グルメ、 読書、映画、TV、野球観戦、超科学や超古代文明(ムー的なトピック)が好き。 ブログの内容からか男性と間違われる事が多々ありますが、女性です。
「佳後 マリ子」の名で、レトロ旅ライターとして取材・執筆活動を行っています。

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