
前回に続いて今回も、因美線沿線の無人駅を。
岡山県最北端の駅、美作河井駅。昭和6年開業。
前回の美作滝尾駅同様、開業当時のままの駅舎が今も残されている。



上り下りの列車が行き違う複線だった時代に使用されていた線路の跡。
急行列車が、この駅に停まっていた時代もあった。

冬場、鳥取から来る除雪車の向きを変えるために使用されていた手動の転車台が線路脇に遺跡のように残されている。
その傍らにあった、おそらく除雪車を転車台に引き込んでいた短い線路の跡。

すすきの中を分け入るように進んでいく列車を、ホームから見送った。

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私の故郷の町(合併前の町)にはJRの駅が3つあって、美作河井駅はそのうちのひとつの駅なのですが、私自身はこの駅で乗り降りした記憶がありません。
私の実家があった最寄りの駅から見ると、津山とは反対方面、つまり鳥取方面へ向かう列車に乗ることになるため、同じ町内でありながらも全く縁のない駅でした。
そういうこともあってかこの駅に降り立つと、懐かしいというよりも、自分が一人の「旅人」であるという想いが強くなりました。
すすき野の中を埋もれるようにして進んでいく1両の列車は、一人旅立っていく人の後ろ姿のようにも見えて、物悲しささえ感じました。
そんな私の安っぽい感傷はさておいても、鉄道マニアのみならず旅好きの方にも是非おすすめしたい駅です。
あと、写真を撮るのが好きな方に。
詳しくは、トラベルジェイビーに書いた拙記事
「日本の原風景!山間の岡山県北~鳥取を走る因美線、鉄旅の見所は?」 もご覧いただけますと良いかと😄
[おまけ]



津山駅近くにある「津山まなびの鉄道館」に展示してある懐かしの国鉄車両(私もこの列車に毎日乗っていました)や、ホームの柱に取り付けられていた駅名のプレート、切符発券用のスタンプ。
ブログ村の登録カテゴリーを、「昭和レトロ」➡「写真」に初めて変えてみました😋 すぐに戻す予定ですが、たまには気分を変えて😁
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岡山県を出てもう30年以上たちますが、いいところですよ。よそに出てみてはじめてその土地の良さに気付くというのはありますね。
このたびの豪雨被害で報道されている倉敷市真備町ほどではありませんが、ブログに書いたこの岡山県北地域もかなりの雨がふったようで、鉄道の運行状況がどうなっているのか心配しています。山間の地域だけに土砂崩れで線路が被害に遭っているのでは?と。
ぜひ、機会がありましたら訪れていただきたいです^^
酷暑ですが、お互いにバテないようにしましょう~~♪^^