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ソラリスの時間

昭和(1960-80年代)の懐かしいモノ、ヘンなモノ満載!!! 脱力系 or ココロトキめくノスタルジックワールドへご案内〜!

マナサビイの東京虹色紀行(8)〜 その他、東京で見つけた昭和な風景

3月末からお届けしてまいりました「マナサビイの東京虹色紀行」、今回が締めとなります。
8回目となります最終回は、神田界隈を散策中に見つけた昭和な風景などをお届けします♪ おまけ的な回ですのでお気楽に〜^^

987-124-0東京風景4

神田神保町〜湯島〜御茶ノ水あたりを今回は散策しました。何度も東京に来ながら、一度もじっくりと歩いたことがなかった場所。

♪・・・窓の下には神田川  三畳一間の小さな下宿・・・♬
御茶ノ水駅を出て聖橋の上からこんな風景を目にした時、大好きな70年代のフォークソング「神田川」の歌詞が、自然に頭の中でリフレインしました。

神田川沿いには、昭和からあると思われる低層階の古い建物が残っていて、「神田川」の歌詞はちょうどこのあたりにあった安アパートでの暮らしを描いていたものではないかとふと思わせてくれました。
鈍色の川と線路、トンネル、鉄橋、川沿いに連なっている低いビル。ここだけを見たら、いまだにそのまんま昭和の世界。
ノスタルジックないい風情があります。


987-124-0東京風景5


987-124-0東京風景6

しかも聖橋の上は、電車の走行が3本同時に見られるポイントでもあります。
ここから見えるノスタルジックな景色が気に入って、写真を撮りながら10分ぐらい見ていたら、さらにこんな電車の光景が見えてしまったもので、結局ここにかれこれ20分ほどはいました(笑)

橋から至近にある湯島聖堂のほか、神田明神、さらにその先の湯島天神にも行きましたよ。



987-124-0東京風景0坂道ベスト写真

湯島天神に向かう途中で見つけた坂道は、私から見るとこれぞ東京!という感じの坂道。
以前にも書きましたが、東京は街の中心部にも急な坂道が至る所にあって、坂道が好きな私には格好の撮影ポイントに。

朝の光が、眩しく美しかった。 この入り組んだ電線の感じも嫌いじゃないよ。
フィルムカメラを持って行ってなかったのが悔やまれます(汗)


987-124-0東京風景17

この石段の坂も湯島天神に向かう途中の右手にあった坂で、名前を見たけれど忘れました(汗)
この急坂を朝から楽々と登ってくる人を何人も見かけ(しかもみんな中年以上)、年の割に脚力に自信がある私も驚いた(@@)

でも風情としては、やはり前の写真の坂の方が好きかなあ。


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神田神保町に移動します。

987-124-0東京風景8

周りの新しいビルと比べると一段背が低いのですが、目を惹かずにはいられないレトロビル!
神田神保町は東京都心にありながら空襲を免れたエリアだということを考えると、このビルはデザイン的にも戦前からあったビルということで間違いないでしょう。

よくよく見ていくと、このあたりは地味ながらもクラシックで素敵な趣のビルが結構残っているのですよネ。京都などと同じように、文化が街を守ったとされる事実はとても大事なことかも。



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「氷 三亀商店」 。 
・・・これはなにげないけど凄い!! (@@)  もしかしたら昭和30年代前半頃の、まだ「氷冷蔵庫」だった時代からあるお店の看板ではないかと思われます。 普通に、かき氷屋さんということももちろん考えられますが。

しかしどちらにしても、この看板のシンプルかつ素朴な書体は昭和40年代ではなくて30年代のものだと思うんですよね〜。
みんな気にもとめず通り過ぎておられますが、なかなか凄い生き残り看板ですよ、これってたぶん。



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神保町の古本屋さんでは、この椎名誠さんの80年代のエッセイ「さらば国分寺書店のオババ」と、私が最も好きな作家である浅田次郎先生の小説「天切り松」シリーズの第一巻を買いました。 浅田次郎先生の作品の中では、時代物は一冊も読んだ事がなかったので(いまだに積読状態ですが)。 

「さらば国分寺書店のオババ」は、神保町で立ち寄った喫茶店で最初の方を読みました。
昔の小説は読む事はあっても、エッセイはほとんど読まないので意外なパンチ力があったなあ。 
エッセイは特にその時代の時事や風潮が織り込まれていることが多いので、ページをめくるたびに当時の時代の空気がいっぺんに匂いたってくるかのよう。時代の変化が本当によくわかる。

とはいえ、一見くだらなそうに見えてその実、ユーモアと知性に裏打ちされているという奥深さもまた昭和文化のエッセンス。
軽薄短小と言われた80年代でさえもそれはまだ健在で、そんな玄人の流儀を思い出したい時に、ふと行ってみたくなるのが神保町の古書店街なのかも、と思います。




☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


「マナサビイの東京虹色紀行」に、1ヶ月半に渡っておつきあいいただきましてありがとうございましたm(__)m
昭和レトロの世界に浸れるカフェ(喫茶)3店、 ウルトラマンや仮面ライダーといった特撮のロケ地、高度成長期に建設されたアバンギャルドなビル、そして最後は神田、神保町界隈とめぐってまいりましたが、やはり自分は70年代(あるいは昭和40〜50年代半ば頃まで)の東京が好きです。

特撮のところでも書いたように、私は70年代には東京に住んでおらず、本来であればその時代の東京にノスタルジーを感じるはずはないのですが、テレビやマンガなどを通して見ていた当時の東京に奇妙なほどの郷愁を感じている自分がいます。
例えば今日書いた神田界隈、聖橋あたりでは「神田川」の世界にどっぷりと浸り、神保町に行くと今度は心は一気に田渕由美子先生の少女マンガの世界に(笑) このあたりに、主人公が卒業後勤めていた小さい出版社がありそうだよな〜 とか、こんな喫茶店でお茶していたんだろうなあ〜と想像しながらいつのまにか歩いていました^^ 
田渕由美子先生の作品には学生街が多く登場しますが、まさにこのあたりも学生街ですしね。

当時とは一部を除いて街の様子が随分変わってしまっているようですが、でもその一部を探し当て愛でることが、現在の東京でできる私なりの最高の街の楽しみ方でもあります。



<お知らせ>

インスタグラムに新しく写真専用のアカウントを作り、少し前からひそかに投稿を始めております^^
https://www.instagram.com/marikograph/
アカウント名は「marikograph」、「真理子 mariko 」の名前でやっています。

従来からある昭和レトロのアカウントに、過去に撮りためたフィルム写真をたまにpostしていましたが、昭和レトロのパンチ力に押されて写真がギャラリーの中で埋没してしまう(笑)ため、分けることにしました。
実は、15年ほど前からトイカメラなどでのフィルム写真撮影もずっとやっておりまして。

まだフォロワーさんは90名ほどですが、昭和ものとは様相がかなり違って若い方や外国人のフォロワーさんが多く、その新鮮さを楽しみながら結構楽しく投稿しております♪ 
写真がお好きな方、インスタをされていらっしゃる方、宜しければフォローしてくださいネ♪^^

それではまた〜♪



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Re: 懐かしい風景
やかちゃんさん、そうだったんですか〜!あのあたりの大学に通われていたんですね。

> 聖橋からの眺めは当時とあまり変わっていない気がします。

そうなんですね。過去を全く知らない私でも、橋の上から景色を見た時にノスタルジックな風景だなあと感じましたが、その感覚はあながち間違いではなかったんですね。 川沿いの建物もそうですが、鉄橋やトンネル、線路といった鉄道関連の施設がかなり昭和感を保つことに貢献してくれているように感じました^^ 

よくわからないですが、きっと明治大学周辺のお店が連なっている辺りなどは、相当昔と様変わりしているのかな〜と。70年代後半頃〜80年代前半頃のこのあたりにタイムスリップして、きっと当時はかなり多かったと思われる喫茶店で古本片手にまったり過ごしてみたいと思ってしまいます^^
[ 2018/05/21 13:51 ] [ 編集 ]
懐かしい風景
懐かしい風景をどうもありがとうございます。
というのも聖橋を通ってすぐの大学に30年前に通っていたもので・・・
聖橋からの眺めは当時とあまり変わっていない気がします。
でも電車が真っ赤ではなくなったかな・・・
今は川崎市に住んでいますが、当時は東京都足立区に住んでいて電車で
通学していました。
[ 2018/05/21 00:09 ] [ 編集 ]
Re: やっぱりなぁ。
こんのすけさんも、浅田さんお好きですか~😊
私は鉄道員から大ファンになりました。これに収録されているほとんどの作品で泣きました。「地下鉄に乗って」もいいですよね~。 浅田さんの作品は人情味がたまりません。それにストーリーもですが、書かれる文章自体も好きで。
天切り松、まだ積読状態ですがそろそろ読もうかと。

私も田舎の町の生まれなのでその感覚、わかりますよ(^^)東京とは似ても似つかぬ環境で暮らしていたのに、それでも懐かしさがあるんです~。
[ 2018/05/19 01:41 ] [ 編集 ]
Re: ほかの歌が浮かびました。おかげさま。
玉坂めぐるさん、檸檬というさだまさしさんの曲があることは知っていましたが聴いたことがなく、歌詞は知りませんでした。今歌詞を見たのですが、さすがさださん、繊細なとても素晴らしい詞ですね✨

> 快速列車の赤い色。各駅停車のレモン色。

↑一番と二番に対になるような形で、電車の色の描写、ありますね😄
中学の時に友達にさださんが大好きな子がいて、その子に無理矢理カセットテープを貸されて(私もさださんは暗すぎるイメージがあったので😅特に80年代になってからは)色々とその時に曲は聴きましたが、私にはその時にはこういった歌詞の凄さがまだ理解できなかったなあ。
「雨やどり」は田渕由美子さんのマンガでもこの歌詞の世界をモチーフにした作品があったので印象に残ってますが。 あと、70年代のグレープ時代の「無縁坂」と「精霊流し」。それぐらいかな、その当時も歌詞が心に残ったものは。

でもおっしゃる通りで、今聴くとさださんの書く歌詞の繊細さと美しさに驚かされます。こんな歌詞は書けないですよ、並の人間では。玉坂さんがこの曲の歌詞を覚えていたというのも、やはりそれだけ詩の力があったからなんでしょうね。さださんの曲を聴きながら街を歩くといいかもしれないですね~😂



[ 2018/05/18 20:51 ] [ 編集 ]
やっぱりなぁ。
近年あまり読書をしなくなったけれど浅田さんは
5本の指に入る好きな作家(シェエラザード・
地下鉄に乗って・太陽の遺産etc)です。
天斬り松シリーズも独特の語り口やダンディズム、
大正末期の描写に魅かれてハマるのでは。

東京の川縁の低層住宅、初めて見た時は驚きました。
「こんなトコにまで家建てるか!」と思ったものの
本当は「実はそっちの方が古い」マナサビイさんの
見立てが正解でしょうね。

いつも思うのは森林の如き高層ビル群で働く人の
数だけ「暮らす場所」も用意されているという事。
そりゃ見渡す限り丘の上まで家が建っているのも
納得だわなー・・・と。

自分は県庁所在地なのにまるまる山に囲まれた
人口密度スカスカな故郷でしか暮らせませんが
(苦笑)。
[ 2018/05/16 08:46 ] [ 編集 ]
ほかの歌が浮かびました。おかげさま。
たのしいですね。私にとっては割と日常の町ですが、こんな風に切り取ってもらえると、嬉しくなります。
聖橋の光景。「神田川」もいいけど、この電車のすれ違いの光景をこのまま歌ったものもあります。さだまさしの「檸檬」。快速列車の赤い色。各駅停車のレモン色。当時は、電車全体に色がありました。ラインだけの色になっても絵になりますね。(^^)聞いたのはローティーンだったころ。タモリに「根暗だ」と揶揄されていた頃のさだまさしだから、生意気な私はちょっとこの人は苦手だなあとか言っていたけど。今聞くと(さっき聞きました)この過度な抒情性、すごいパワーですね。だから歌詞の細部まで覚えているのですよねwww本当は当時も感動していたはずなんです。この風景を知っていたしね。
[ 2018/05/15 22:47 ] [ 編集 ]
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MANASAVVY(マナサビイ)

Author:MANASAVVY(マナサビイ)
昭和40年代、岡山県生まれ。大阪在住。
昭和カルチャー以外にも、旅、写真、グルメ、 読書、映画、TV、野球観戦、超科学や超古代文明(ムー的なトピック)が好き。 ブログの内容からか男性と間違われる事が多々ありますが、女性です。
「佳後 マリ子」の名で、レトロ旅ライターとして取材・執筆活動を行っています。

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