ソラリスの時間 フィルムカメラで切り取る東京〜谷中の猫のように町を歩く〜

ソラリスの時間

昭和(1960-80年代)の懐かしいモノ、ヘンなモノ満載!!! 脱力系 or ココロトキめくノスタルジックワールドへご案内〜!

フィルムカメラで切り取る東京〜谷中の猫のように町を歩く〜 


先月、10年ぶりに東京へ。
いまだかつてほとんど行った事がなかった23区東部の下町エリアは、一度歩いてみたかったところ。
今日はノイズ(文章)少なめでまいりますね(あくまでも予定 笑)


987東京2月yanesen神社3new

谷根千(谷中・根津・千駄木)の町歩き、道路にある表示板を見て、いちばん最初に向かったのは根津神社。
やっぱり神社に行くのは朝がベストですね〜
朱色の色彩が朝の澄んだ光に映えます。 まずはここで手を合わせて・・・と。


987東京2月yanesen1-1

せっかくなら夕方の方が、と思いつつも、午前の光はフィルム写真には捨て難いと、早速、谷中銀座の「夕焼けだんだん」へ。
夕方にももう1回来ると思うけど(笑) それまで町を徘徊してきます。


987東京2月yanesen寺町1new


987東京2月yanesen寺町3new

歩いて初めて知ったのは、谷中はお寺が非常に多い町、門前町だったということ。
「夕焼けだんだん」以外は全くの下調べゼロで来たのですが、この界隈、いわゆる民家や町工場が密集したような普通の下町的な風景が広がっているものだとばかり思っていました。

歩いているうち、これまた旧い町並み区画ならではの、味のあるY字路に出くわし、
さらにそのY字路に存在していたのが、この「みかどパン」のお店とヒマラヤ杉の大木。
昭和31年、お店の当時のご主人が鉢植えの状態から育て始め、ここまでになったという杉の大木が小さな店舗に寄り添うようにそびえていました。

エピソードも含め、古き良き昭和の佇まいが奇跡のようにそのまんま残ったとも言えるこの一角。
初めて行った場所、特別な想い出があるわけではないのに、それでも懐かしいと思う、なくなってほしくないと思う風景です。
私が行った時は閉まっていましたが、みかどパンさんは現在も営業中だそうです。(パンは今は置いてないらしいです)


987東京2月yanesen猫1new


987東京2月yanesen猫3new


987東京2月yanesen猫5new


漁師町は猫が多いけど、お寺の多い町にも猫って多いんですよね。
広島の尾道もそう。
野良猫にとってもだんだんと生きづらくなっている今のご時世だけど、猫が気持ち良さそうに日なたを歩いている町は、まだまだゆるりとした人情が残る町という証。


987東京2月yanesen神社1new


わかってはいるつもりでしたが、実際に歩いてみると、本当に東京は坂道の多い街だと実感します。
散策中にも、いくつもの坂や石段を昇り降りしました。

JR西日暮里駅から程近い、諏方(諏訪)神社の境内。
神社の境内から眼下に駅や線路を見下ろすというアングルは、大阪市内ではまず見つからないような気がします。それだけ都心の市街地にも高台が多いということですね

こういう場所に立っていると、初めて見る風景、しかも視界に入ってくる駅も電車も新しいものばかりなのに、子供の頃、1970年代の世界に自分がいて、街を見下ろしているかのような懐かしさをふと感じるのですよ。
私だけ?(笑)


東京に行く直前にNHKの「歴史秘話ヒストリア」で見た、太平洋美術会(「智恵子抄」のモデル、高村智恵子さんがかつて所属していた美術団体)が、偶然にもこの諏方神社の真向かいにあり、ビックリ。
(私にとってはこの時の放送で、高村光太郎役を演じていたのが、鈴木一真さんだったということの方が印象に残っていたはずなんですが・・・あ、話がそれてしまいそうなのでもうやめとこw)


偶然と言えば、閉まっていて入館出来なかった、元勝山藩の下屋敷跡に設立された「大名時計博物館」、三浦家下屋敷前の坂道だった「三浦坂」といった、生まれ故郷である岡山県北の藩ゆかりの場所に、歩く道々で出会えたことも、ちょっとした嬉しさでした。
谷中界隈は、岡山県北の藩と縁が深い場所でもあったのですね
東京ならではといったところですね。




987東京2月yanesen7new


夕方が近づいて来たので、再び「夕焼けだんだん」の界隈に戻ってきました。
昔はここから富士山が見えたのでしょう、富士見ホテルがこの先の角を右に曲がったところにありました。

昭和からあるハイボールの店看板が、夕暮れの景色に似合います。


987東京2月yanesen6new


987東京2月yanesen5new


この時はまだ2月だったけど、これから暖かくなってきたら、ここにも猫達が集まって来るんだろうな〜

50年前と同じ夕日に、町も私達も照らされていました。




☆ ☆ 1日目あとがき ☆ ★


「夕焼けだんだん」の傍にある雑居ビルに古本屋さんがあり、立ち寄ったところ、面白いものを見つけました。

987東京2月yanesen写真1

987東京2月yanesen写真2


昭和の頃の谷中銀座商店街の写真で作られたポストカード。昭和50年代と推測。
奥に夕焼けだんだんも見えます。
店長さんに尋ねたところ、20年ちょっとぐらい前かな?とおっしゃったので、そうかあと思いながらよく見ると、写真屋さんと思われるお店に「サクラカラー」と書かれたのぼり看板が!!

サクラカラー・・・な、懐かしいっっっ ≧д≦)ノ゚
もうすっかり記憶の彼方に忘れ去っていました。いったいこの言葉を見聞きするのは何十年ぶりか??

「サクラカラーがあるから、これ、もしかしたら昭和の頃の写真じゃないですか?」
と店長さんに言うと、その方も私と同年代ぐらいの方で、
「あ、そうかも!!懐かしいですねえ! 昔、観光地にサクラカラーのベンチがよくありましたよねえ(笑)」

サクラカラーは1987年にコニカに社名変更されています。
自分が訪れている場所の昭和の頃の写真に出会えるなんて、これぞタイムトリップ


987東京2月yanesen写真3

こっちの写真の方が、店長さんのおっしゃってた20年ぐらい前のものじゃないかなあと、風景や服装などから勝手に推測しています。


昔のフィルムメーカーの話が出たところでお話ししますと、今回の東京写真はすべて、トイカメラもしくはフィルムの一眼レフカメラで撮影した写真です。画像の加工や補正もしてません。
やっぱり私はフィルムが好きよ〜〜  根っからの昭和アナログ人間なのよ〜(笑) 



やっぱり、ノイズ多めになってしまいますね。ソラリスの時間の宿命か(^_^;)
次回も引き続き、東京・下町めぐり。
あの昭和の人気ドラマゆかりの地にも行って来ました。お楽しみに〜〜




にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ   


関連記事
スポンサーサイト
[ 2015/03/24 15:33 ] ●レトロ旅 その他 | TB(0) | CM(16)
ももぴーさん、ありがとうございますっ (//∇//)  

やっぱり、フィルムが醸し出す昭和情緒からは抜けられそうにありません(笑)
今年は撮りまくります〜〜e-454
[ 2015/04/01 13:35 ] [ 編集 ]
mikitaka08さん、はじめまして〜!
コメント承認が遅くなりまして申し訳ありませんでした。承認したはずだったんですが、きちんとクリックできてなかったみたいで、すみません。

サクラカラーは私も見事に忘れていましたi-201
昔、サクラカラーで撮影されていたんですね^^
伊藤パン、今気になって調べてみましたが。。。
今でもある会社で(HPもあり)、「頭脳パン」というパンなどを販売している会社のようですよ〜e-446
私も全然知りませんでしたが、頭脳パンは以前、長野?岐阜?そのあたりに行った時にスーパーで見た事があって、面白い名前の菓子パンだなあと思った記憶がありました。
もしかしたら東京では、一部にしか卸されていなかったのかもしれませんね。

今後ともよろしくお願いします♪e-257
[ 2015/04/01 13:05 ] [ 編集 ]
建物、色彩、なんて昭和なんでしょう。
まさに「さくらカラー」です。
[ 2015/03/30 21:57 ] [ 編集 ]
こんばんは

 初めてコメントさせていただきます。
 拙ブログをのぞいていただき、ありがとうございます。

 サクラカラー、あれほどお世話になったのに。すっかり忘れてました。
 商品の流行り廃りを痛感しました。

 また、パンやさんの絵柄に感銘をうけました。
 昔、東京に6年住すみましたが、Itoパンは見たことがありません。
 下町の一部の地域での販売だけだったのしょうか。
 
 いずれにしても味のある写真の数々、この後じっくり見させていただきます。
[ 2015/03/30 00:16 ] [ 編集 ]
まきさん、そうなんですよ。
私もこの地域は今まで来た事がなくて。
味のある街っていいですよね〜e-349

サクラカラー、覚えておられました?!
私もこの名前、ほんとに何十年ぶりかに見て、おおっ。。。と。
でも、サクラカラーがコニカになってたことすら知らなかったぐらい、若い頃は
撮影に興味がありませんでした。
昔から、写真がお好きだったんですね〜♪

フィルムの場合は、どんな写真が撮れているかその場でわからないから
不便ですけど、逆にそれが楽しみでもありますよネe-454
予想外の写りを楽しめるというか。
[ 2015/03/29 10:17 ] [ 編集 ]
きしもとさん、東京に今おられるんですね。
ぜひ、楽しんで来てください♪
これからブログ更新しますので、今日まででしょうが、何かのご参考になれば。。。

[ 2015/03/29 09:57 ] [ 編集 ]
東京へは子供に会いにいくんですがこちらの方は
行ったことがなかったりします。なんか東京じゃ
ないみたいですね。こういう味のある街って
大好きです。今度行ってみたいなぁ。

サクラカラー、懐かしい響きですね。
僕はフジをよく使っていました。今はフィルムで
撮ること自体が特別なものになってきました。
時代の流れとはいえ現像に出して出来上がって
来るのを待つあのドキドキ感がよかったなぁ
って思います。
[ 2015/03/29 09:10 ] [ 編集 ]
明日、私も東京へ行きます
春休み帰ってこなかった息子に会いに。
いっても、新歓行事の準備でで忙しいらしく
日中は一人東京見物ですけどね(^^)
[ 2015/03/27 22:36 ] [ 編集 ]
citron*さん、そうなんですよ♪ 東京に行ってまして。

そうそう! 言われて初めて想い出しましたが、
サクラカラー、欽ちゃんがCMしてました〜〜e-77
どっちが得かよ〜く考えてみよう! ですよね(笑)懐かし過ぎるわ。。。!

写真、ほめていただいて嬉しいです〜〜e-446
谷中、レトロと言うよりも、ノスタルジックな町だなあと思いましたe-446
夕焼けだんだんは、やっぱり夕方に行くべきやろうと、ただ単にそれだけだったんですが^^;
でも、冬よりもきっと、春秋の方がもっと夕陽が当たって綺麗だろうなあとは思いましたよ。

過去記事コメント大歓迎ですよ〜〜♪♪


[ 2015/03/27 20:37 ] [ 編集 ]
鍵コメさん、コメントありがとうございますe-454
つい、自分が見て感動した映画でしたので、書き込みしてしまいました(笑)

こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします♪e-257
[ 2015/03/27 19:33 ] [ 編集 ]
いつも充実の記事で、楽しませていただきありがとうございます!

東京にご旅行されてたのですね。
谷中の景色はフィルムにぴったり…郷愁を感じます。
(サクラカラーって萩本欽一さんがCMしてましたよね?)
哀愁ただよう黄昏どきを待って撮影するあたりも、
さすがです。

初めてなのにどこか懐かしく思う感覚…すっごく共感します。
マナサビイさんとは逆に、私は大阪にお邪魔した時たくさん感じました。
万博記念公園の売店とか…懐かしさできゅん☆と、きて。
(アイスのケースがちょうど「みかどパン」の「ロッテ」と同じ
ロゴ&デザインだったりして。笑)

次の記事も楽しみにしてますね。

PS・何年も前の過去記事でもコメントしても大丈夫なのでしょうか?
直近の記事にその旨書いたほうがよろしいですか?




[ 2015/03/27 19:31 ] [ 編集 ]
雨男博士さん、はじめまして。
いつもブログ見ていただきまして、ありがとうございます!e-446
私も履歴の方から時々訪問させていただいております♪

私もずっとフィルム派ですので、今までも、フィルムの生産終了にほんとに心底不便で寂しい思いをしてきましたe-441
写真を撮り始めてから最初に愛用していたのが、アグファ・ウルトラ。
次が、富士フィルムのビーナス100〜400・・・。
どうして、私が気に入ってるフィルムに限って生産終了に〜〜e-350
どっちも本当に気に入ってたんですよ。

今は富士のプロ400Hとビーナス800、あと、ヤフオクで手に入れた期限ぎれのビーナス400フィルムを愛用していますが、これらもどうなるかわかりませんよね。

[ 2015/03/27 19:23 ] [ 編集 ]
onorinbeckさん、ありがとうございます〜〜〜!e-454

デジイチを買おうか考えていたんですが、お店でさわってもどうも写る画像がシックリ来ず・・・
昭和レトロ好きの人間が撮るから、このように写るのか?!
自分でも謎です(笑)
写真をほめていただくのは本当に嬉しいです (//∇//)  ありがとうございます!




[ 2015/03/27 19:04 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2015/03/25 15:25 ] [ 編集 ]
雨男博士といいます。たのしくブログ拝見しております。
フィルムをもっての旅、いいですね。
サクラカラーフィルム、仕事で古い写真をデジタル化させていただく機会があり、そのときに昔よくつかっていたのだよ、と教えて頂きました。私はコダックと富士フィルム派ですが、それも時代の波にさらされており、複雑な心境です。
[ 2015/03/25 06:49 ] [ 編集 ]
良いっすねー!やねせん♪
昭和レトロな色合いの写真、本当に素敵です。
[ 2015/03/24 22:35 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

MANASAVVY(マナサビイ)

Author:MANASAVVY(マナサビイ)
昭和40年代、岡山県生まれ。大阪在住。
昭和カルチャー以外にも、旅、写真、グルメ、 読書、映画、TV、野球観戦、超科学や超古代文明(ムー的なトピック)が好き。 ブログの内容からか男性と間違われる事が多々ありますが、女性です。
「佳後 マリ子」の名で、レトロ旅ライターとして取材・執筆活動を行っています。

写真と記事の無断転載を禁止します。
(C)ソラリスの時間
 

カテゴリー
タグ

過去記事オール一覧
全タイトルを表示
最近のコメント
お友達ブログリンク&ブックマーク
QRコード
QR