ソラリスの時間 『昭和ちびっこ怪奇画報』と私のトラウマ・マンガ

ソラリスの時間

昭和(1960-80年代)の懐かしいモノ、ヘンなモノ満載!!! 脱力系 or ココロトキめくノスタルジックワールドへご案内〜!

『昭和ちびっこ怪奇画報』と私のトラウマ・マンガ 



以前、『昭和ちびっこ未来画報』という面白い本をご紹介したことがありましたが、同じ青幻舎さんよりこの本が出版されているのを見つけ、即買いしました。

987昭和ちびっこ怪奇画報4-1

987昭和ちびっこ怪奇画報4

↑昭和の頃、子供やティーン向けにこの手の本がたくさん出版されているのを覚えておられる方は多いと思いますが、これらの本から抜粋したページを紹介しているのが今回の
『昭和ちびっこ怪奇画報』
そして今回も、あの時代ならではの奇抜な内容とビジュアルにノックアウトされてしまいました
(※『昭和ちびっこ怪奇画報』の転載につきましては、以前と同様、出版社様に許可をいただいております♪)



987昭和ちびっこ怪奇画報6

表紙にも採用されている、このページ。
怖くも何ともないマジックの種明かしをしているだけのページなのに、必要以上に奇怪なビジュアルになるのがこの手の本のお約束(笑) 劇画調のタッチがまた妙にシリアスさを誘うんですよねえ。



987昭和ちびっこ怪奇画報5

昔、木スペ(木曜スペシャル)で、UFOや宇宙人と同じぐらいよく取り上げられていたのが、雪男やネッシーといったUMA(未確認生物)の類。
面白いのが、これに関して寄せられている子供のコメント。果たして本当にインタビューしたものなのだろうか?(^_^;)

987昭和ちびっこ怪奇画報5-1



987昭和ちびっこ怪奇画報2

グロ系の中ではこれでも比較的ソフトな方で、もっと残忍で野蛮なものもこの本では紹介されていますよ



さて、私がこの本の中で最も異次元を感じたのが・・・

987昭和ちびっこ怪奇画報bokasi2

987昭和ちびっこ怪奇画報bokasi

1970年代の少年マガジンの巻頭企画で掲載されていたというこのページ。
これ、わかりますか
安全にサイクリングを行うための必要な装備や服装、マナーなどを解説している、至って健全・爽やかな特集内容なのですが、実はその傍らになぜか即身仏(ミイラ)の写真が掲載されているのです
サイクリングの目的地が即身仏の場所になっているというだけならまだしも、このキワドいページレイアウトのセンス、もとい、ハイブリッド感覚がスゴ過ぎる!!(笑)

当時、マガジンでこれを目にした子供達のインパクト、想像して余りあります。
私も安全性に配慮して(?!)、ボカシをかけてしまいました。
なので、ご興味ある方は、どうぞ実際のご本をお手に取ってごらんください。

そもそも、子供がこんなにカンタンに見られる場所にミイラが安置されていたこと自体が衝撃ですが(笑)



987昭和ちびっこ怪奇画報1

こういう絵って怖かったですよね〜



↑さて、これと同じような類の画を、かなり幼い頃に私は少女マンガ誌で見たことがあります。
天然痘という病におかされた人が、最期はベッドの上で顔面がだんだんと・・・という画です。
比較的小さなカットで一コマ、二コマ程度のものだったと思うのですが、いまだにそのおぞましさが忘れられません(-.-;)
怪奇系の少女マンガを多く描かれていたわたなべまさこさんの作品の中だったように、おぼろげながら記憶していたのですが、そのタイトル名が永らく思い出せずに悶々としていました。

 987昭和ちびっこ怪奇画報わたなべまさこ
↑わたなべまさこさんは、こんなマンガを描いておられた方。私の記憶にあるのは、特に右のような絵のイメージ。


ところが、いろいろと調べていくうちに、わたなべまさこさんのマンガではなくて、もしかしたらあの「ベルサイユのばら」の中のワンシーンだったのではないかという可能性も出て来ました。
ベルばらの中に、ルイ15世が天然痘で亡くなる場面があり、その凄まじい場面が軽いトラウマとなっている昭和女子がどうやらチラホラとおられるようなのです。
思い返してみても、アニメ版の方ではこんな恐ろしい場面はなかった気がします。
これは、図書館ででも借りて実際の絵を確認してみる必要がありますね。


私が当時、そのグロさに思わず鳥肌が立ってしまったマンガをついでに2、3挙げてみます。
ほとんどが歯医者さんの待合室で読んだマンガばかりという(笑)



○「ダメおやじ」



ホラーでも何でもない、一見すると普通のギャグマンガにもかかわらず、ダメおやじが恐妻や子供たちにいじめられる場面の描写が時折悲惨で ダメおやじの顔面が鼻血タラタラ、コブとアザだらけで人相が変わるという、スプラッタ寸前の様相を呈することも。

しかし私が読んだのはどうやら連載初期のものだったらしく、途中から内容や設定が変更されていたということを今になって初めて知りました。(「連載が始まって10年ほど経った時、妻から『まだ、(ダメおやじを)描いてたの?』と言われ、10年間全く変わらなかったダメおやじ一家の設定を変えてみようと思った」と発言している。Wikipediaより)



○「まことちゃん」



残酷というより、とにかく「汚い・気持ち悪い」のオンパレード^^; まことちゃん以外の登場人物すらもうマトモに思い出せないが、鼻水をまき散らかしているシーンやトグロを巻いた○○○、それにたかるハエなどがやたらと出て来たことだけは鮮明に記憶している。
まことちゃん自身のビジュアル(特に目の見開き方)自体も、当時は異様でコワかったです



○ 「がきデカ」



エログロ・ナンセンス炸裂^^;
個性的な登場人物が何人かいた気もするが、いまだに憶えているのはお下劣の権化である主人公の「こまわり君」だけ^^; 「死刑!」と言ってこのポーズをするの、流行りましたよね。 とにかくこまわり君絡みの下ネタは、小学生女子にはキモチ悪い以外の何物でもありませんでした



○「タイガーマスク」



マンガではなくてアニメの再放送で見たが、無理矢理にマスクを剥ぎ取られようとしている場面をはじめ、スプラッタなシーンが非常に多かった。
マスクを被っているという時点ですでに半人半獣的なグロさがある上に、ですからね^^; 
特にタイガー以外の異色のマスクマン (-.-;)  今その画像を見てもバケモノにしか見えず、コワいです



さて、それで思い出しましたが、前回の昭和トラウマ集の昔のテレビ番組のところで、プロレス番組を挙げるのを忘れていました
猪木さんや馬場さんが出ていたようなある意味、マトモな試合のことではなくて(悪役レスラーに攻撃された時に流血することはありましたが)、いわゆる「金網デスマッチ」のこと
金網デスマッチを見たのは多分1度ぐらいしかなかったと思いますが、子供の目から見ると本気でやり合っているようにしか見えず、ショッキングでした


『昭和ちびっこ怪奇画報』の中で、著者の方も書かれていましたが、この手の子供向けの本が人気を博した背景には、バブルの頃まで色濃く残っていた「見世物」あるいは「見世物的な仕掛け」を面白がる庶民文化の土壌があったと思います。
グロ満載のマンガ、プロレス、秘宝館、デパートで開催されていたは虫類展、前回の記事のTVジョッキー「奇人変人コーナー」、動物パニック映画の流行などもすべてそうですよね。
カックラキンで話題になった「クシャおじさん」などもこの類。

水清ければ魚住まずーーー。
滋味豊かでディープな子供時代を過ごせた事に、あらためて感謝です。





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[ 2015/01/24 10:08 ] 昭和読んだ読んだワールド 発見!爆笑or乙女で可愛い昭和(古)本! | TB(0) | CM(14)
そうでしたか〜♪e-454
早速戻られたブログの方に寄せていただきます。
こちらこそ今後ともよろしくお願いいたしマス♪
[ 2015/02/13 18:19 ] [ 編集 ]
マナサビイ様こんにちは 関東懐旧街 ~猫屋横丁の古い町並み~を運営しておりますチロル猫です。いつもお世話になっております。

この度ライブドアブログを閉鎖しFC2ブログに移転(出戻り)する事となりました。


新・FC2版ブログ 「関東懐旧街 ~猫屋横丁の古い町並み~」として再出発させて頂きます。


二度のブログ引越しはさすがに疲れましたし前回の引越しに関して言えば判断が間違っていたと反省しています・・・これで他へ移転するという事は二度とありません。

  
また今後とも宜しくお願い致します。


 関東懐旧街 ~猫屋横丁の古い町並み~    チロル猫  
[ 2015/02/13 12:29 ] [ 編集 ]
しろくろShowさん、こんばんは〜♪

ベルばらの天然痘の描写、憶えておられるんですね〜〜!e-451
しろくろさん、そう言えばベルばらを読んでおられたんですよね。
ガラスの城とベルばら、この2冊はやはり確認しないと! 
そしてディアンヌにもそういうシーンがあったとは・・・!
私の場合、ベルばらはアニメの方が見ていたので、アニメになかったシーンというのは憶えてないものが多いんですよ。
大阪の図書館でもいいですけど、この際久々に京都マンガミュージアムに行って見て来ますe-446

[ 2015/02/04 01:29 ] [ 編集 ]
見張り員さん、遅くなってすみません〜〜!

奇ッ怪料理、やっぱりゲテモノ食いは気色悪いですよねえe-260
またあの絵のタッチがよけいに生々しいですし(汗)
今、イモトさんなんかがテレビで色々食べているのを見ても確かにオエ〜と思いますけど、
こういうのと比べると、まだ爽やかに見えてしまうという(笑)

ダメおやじとかまことちゃんといった少年マンガを読んでた頃は私も小学生で。
でもこうやってみると当時のマンガ、とにかくインパクトが強いなあと思いマス。
ブラック・ジャックも時々怖グロいシーンがありましたし、巨人の星の闇鍋のシーンなんかも
今見ると胸がムカムカして来ますよi-229(笑)
[ 2015/02/04 01:18 ] [ 編集 ]
こんばんはー(^^)

「ベルばら」の天然痘の描写はよく覚えてます(と、言うか男子の私でもあれは怖かった・・・(>_<))あと中盤に出てきたオスカルの部下だったアランの妹でディアンヌでしたっけ?彼女がミイラ化していたくだりもめっちゃ怖かったです(最初美少女として登場しただけにあの転換はショックでした。あのあとはしばらく夢に出そうでしたね)

[ 2015/02/01 23:03 ] [ 編集 ]
ご無沙汰しておりました!

さて今回も懐かしい昭和の香りの記事をありがとうございます、もうドキドキしながら拝読しました!この手のホラーものとか不思議もの…私も胸を高鳴らせつつ読んだものです。あの独特の絵柄がまた何ともかんとも…。
しかし今思えば信じらんないような内容のものがあったんですね!
>効力抜群!奇ッ怪料理
にはさすがに胸がむかむかww!

ダメおやじ。まことちゃん。がきデカ。
懐かしいですどれも。まだ幼いという表現がぴったりだったころの自分を今、懐かしく思いだしています。
[ 2015/01/31 23:24 ] [ 編集 ]
あけぼうさんも、まことちゃんは歯医者で読みましたか〜!
この間、テレビで散髪屋さんのゴルゴ13率が異様に高いというのをやってたんですけど、
昭和の歯医者=まことちゃんというのもあるかもですよねe-77
まことちゃんってちゃんとしたセリフが他のマンガに比べて少ないですね、言われてみれば。
だからよけいに、まことちゃんのあの目がコワかったのかも。納得ですe-454

あけぼうさんの母上に、目下、興味がそそられています(笑)
[ 2015/01/28 18:47 ] [ 編集 ]
鍵コメさん、こちらこそごぶさたしています〜〜!e-446
ガラスの森、読まれたことがおありなんですね。
わたなべまさこさんのマンガの中では有名なんですね。

ネットから離れる時期ってやっぱりありますよ。私も何度かありますから、今まで。
忘れず見に来てくださって嬉しいですe-454


[ 2015/01/27 23:24 ] [ 編集 ]
当時まだアラサーだった母と、母の妹である叔母が、ホラー漫画大好きでして。
段ボール箱で漫画のやり取りをしてたものでした。
箱を開ければ、あの怪奇系の毒々しいまでのビビッドな色使いの洪水。それだけでもう子供としては「うへぇ・・・」という感じで、そのせいか、いまだにホラー系は苦手です(笑)
なのに、やっぱり「まことちゃん」は歯医者の待合室で読んでました。なんなんでしょう、あの昭和の歯医者の「まことちゃん」率(笑)わたしは小学生の時、一度引っ越したんですが、引っ越す前・後、どちらの歯医者にもありました。「まことちゃん」は他のマンガにはない、音の無さが怖かった。内容も怖いけど(;´∀`)
[ 2015/01/26 17:01 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2015/01/25 18:15 ] [ 編集 ]
まきさん、その通りで、振り返ってみるとおかしいんですよね(笑)
この感覚のズレがまた楽しいんです(^^♪

サイクリングにハマっておられた時期があったんですね。
そういえば、子供の頃に男子が乗っていた自転車の形やデザインが、
今になってみると妙に懐かしいです。
女子の自転車も様変わりしてしまいましたが、男子の自転車も変わりましたよね。
前屈みで乗っていた男子の姿が懐かしいですe-454
[ 2015/01/25 14:07 ] [ 編集 ]
昔のこういう雑誌ってこうして振り返ってみるとおかしいなぁ
って思いますが当時は喜んで読んでいましたよね。

僕もサイクリングもどきは昔ちょっとはまったことがあって
妙に懐かしかったです。スポーツ系の自転車が欲しいなぁって
思っていましたもん。

風邪やインフルエンザが流行っているのでマナサビィさんも
お気をつけ下さいね。
[ 2015/01/25 09:41 ] [ 編集 ]
リラさん、おはようございます♪
リラさんのおかげで、長年の懸案事項が解決したかもしれません(笑)
やっぱり天然痘のあのマンガって、私のおぼろげな記憶通り、わたなべまさこさんのマンガだったのかも!
「ガラスの城」だった可能性ありますよね〜e-77
実際の絵を京都マンガミュージアムあたりで借りて確認してみます!
「ガラスの城」お持ちだったんですね^^

高階良子さん、知ってますよ〜e-446
怪奇系の少女マンガの中では、この人のマンガをいちばん読んだ回数が多いと思います。
なかよしに描いておられたので。
「地獄でメスが光る」内容を全く憶えてない。。。i-201
タイトルは聞き覚えがあるんですけど。聞いてるだけでこのマンガも相当にグロな感じですねi-282
そういえば「赤い沼」は友達から借りて読みました。
あと「はるかなるレムリアより」「タランチュラの口づけ」あたりも読んだ事があると思います。


[ 2015/01/25 09:25 ] [ 編集 ]
こんばんは。
昔の雑誌で、グロテスクな特集よく目にしました。思い出します。(^^;)絵がリアルすぎてコワイですよね。

わたなべまさこさんの「ガラスの城」は、家にあります。美貌のイサドラが天然痘で、崩れた顔になるシーンは確かに怖いです。(当時、家で飼っていたジュウシマツの一羽にイサドラという名をつけていたのも思い出しました。(^^;)
私には、更に怖い一冊の思い出があります。
高階良子さんの「地獄でメスが光る」というマンガです。
醜い容姿に生まれた主人公が天才医師によって、脳移植の末、絶世の美女に生まれ変わるのですが、元の醜い身体を保存してあるのを知り、自らの手で焼いてしまうんです。
読後、しばらくはショックだったのを覚えています。(^^;)
[ 2015/01/24 21:05 ] [ 編集 ]
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MANASAVVY(マナサビイ)

Author:MANASAVVY(マナサビイ)
昭和40年代、岡山県生まれ。大阪在住。
昭和カルチャー以外にも、旅、写真、グルメ、 読書、映画、TV、野球観戦、超科学や超古代文明(ムー的なトピック)が好き。 ブログの内容からか男性と間違われる事が多々ありますが、女性です。
「佳後 マリ子」の名で、レトロ旅ライターとして取材・執筆活動を行っています。

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