ソラリスの時間 クールに行こう、プリーズ?!「サーキットの狼」の実写版映画、プリーズ♪^^;

ソラリスの時間

昭和(1960-80年代)の懐かしいモノ、ヘンなモノ満載!!! 脱力系 or ココロトキめくノスタルジックワールドへご案内〜!

クールに行こう、プリーズ?!「サーキットの狼」の実写版映画、プリーズ♪^^; 

「ルパン三世念力珍作戦」や「ドカベン」「幻の湖」の記事からはにわかに日が開いてしまいましたが・・・
先月ツタヤ・ディスカスの無料お試し期間中に借りたその他の昭和実写版映画のDVDの感想を、感動?の記憶が薄れないうちに、ここらへんでupしておきたいと思いマス(^^)/





「サーキットの狼」 (1977年)


この映画は、当時少年ジャンプに連載されていたマンガの実写版映画なのですが、ドカベンやルパンと違って「サーキットの狼」に関してはワタシはもともとの作品自体を知りませんでした。
子供の頃通っていた歯医者さんの待ち時間の間、待合室に置いてある少年漫画を読む機会は多かったのですが、このマンガに関してはなぜかあんまり興味を持てず読むことがなかった。 ジャンプも置いてあったと思うんですが、きっととばして読んでいたんだと思います。

( だから今回このDVDを見た後でwikiを読んで、後にこの原作マンガがワタシが小学生の時にやってきた一大スーパーカー・ブームの火付け役になったと知り、びっくりしました


・・・ということで、この作品に関しては原作マンガを知らない分、先入観が入らないニュートラルな状態で見ることができるので、キャスティングに笑えるぐらいの違和感があるとか、ストーリーが脚色されすぎているとか。。。少なくともそういう部分でのツッコミだけは入れずにすむ、ちょっとつまらないけどドカベンやルパンよりはある意味安心した心持ちで見ることができるんではないかとワタシは当初予想していたワケです。


が。。。

その安易なシロウト予想を見事に覆すトンデモっぷりを、この映画は最初から最後まで披露してくれました








動画サイトには、上のオープニング映像プラスαのような無難な映像しかなかったので、ひとりで見ていても思わず「 は~っ 」という声をもらさずにはいられなかったコアなシーンをみなさんと分かち合えないのが本当に残念でならないのですが、一応ワタシが仰天・脱力したシーンを以下に挙げておきます。。。


■ 主人公・風吹裕矢(ふぶきゆうや)は、バイト先である自動車屋を2週間もの間なんと無断欠勤。
2週間後出勤し、「腹の調子がおかしくて・・・」という小学生でも言わないようなお粗末な言い訳を、怒ることもなしに、「わかった、わかった」のひとことで済ませる自動車屋のおやっさん・・・  

■ 姉の恋人に対して、ある日突然、鬼気迫る表情を浮かべ無言で殴りかかる風吹  
何か事情が・・・?と思いきや、殴った理由は 「ひとりぼっちになった気がしてさびしかったから」 (・_・;) (・・・って、子供か

■ バイト代で貯めたお金を頭金にして、ついに念願のロータス・ヨーロッパを手に入れた風吹。
自分以外は誰も乗っていない車の中で、いきなり「見てくれ!」と誇らしげに言い放ち、愛車の解説を始める。
(いったい誰に話しかけとんねん!(笑))

日本人という設定のはずなのになぜか日本語がたどたどしい、国家2級整備士のヒロイン、ミキ。
( ハワイ日系4世の女優さんが演じていた模様。。。って、そもそもこんな無理なキャスティングありですか?!(笑) )

■ 製作協力企業、いわゆるスポンサーであるロッテに対しての並々ならぬ気の遣いようが感じられる本作、サーキットでのシーンでは観客やレーサー本人がロッテのアイスやガムを口にしているシーンが4、5回は登場する。

中でも、鈴鹿でのレース当日のシーンでは、レース前に風吹と一緒にロータスに乗っていたミキ曰く、「まぁまぁ、カッカしないでクールに行こう、プリーズ!」  
そしてカメラ目線のまま、おもむろにポケットから取り出したのが、ロッテのクールミントガム  
(※ あまりのワザとらしさに突っ込むこともできず、撃沈しました。。。



そして何といっても極めつけは、映画のラストシーン。。。

F1レースの途中でクラッシュし瀕死状態の元警官レーサー、沖田から、風吹は両親を昔事故死に追いやった相手の名前を聞き、驚愕。
(レースの途中でクラッシュも何もしてない自分の車から降りて、他のレーサーのもとに駆け寄るということ自体ありえないと思うんですが、まあここはかろうじて目をつぶるとして)普通、ここから考えられる展開としては、
風吹はその後レースを続行、ゴールまでの過程で、同じレースに出場していた両親の仇である相手と凄まじいカーバトルを繰り広げ、優勝は逃すもののその相手には勝つ・・・とか、そういうドラマチックなシーンが待ち受けているものと思いますよネ?!


しかし、クライマックスでいちばん盛り上がるはずのF1レースシーンは、いきなりブツンとここで終了!
場面は不自然な転換を見せ、誰もいないサーキット場で風吹はミキから、「優勝おめでとう!」と声をかけられる。
(えっ?! ゴールシーンも何もなかったけど風吹は優勝してたの?! レース中に沖田の死に際にまで立ち会ってるのに?!)

ミキはそのあとで自分が風吹のライバルである早瀬左近の妹であることをいきなり告白し、「これからは私達ライバルよ ww 」

ちゃんちゃん♪ ハイ、これでこの映画は終了です、って、 エエッ....?
  

せっかく瀕死の状況で沖田が教えてくれた両親の仇相手との因縁シーンも、感動のゴールシーンもなんにもないまま、ミキの唐突なライバル宣言ひとことで幕を下ろすという、はあ~ なエンディングに、一瞬何が起きたのかもわからず、思わず吉本新喜劇ばりに前のめりにコケそうになってしまったワタシなのでした

これはあくまでも勝手な推測なのですが・・・本当はもう少し上映時間の長い作品として予定され、製作が進められていたものの、何らかの事情で急に時間(あるいは撮影期間)を短くせざるをえなくなり、ドタバタのやっつけ仕事でこんな中途半端な結末になってしまったのでは
とまあ、それぐらいしか考えられない、唐突で意味不明な終わり方なのです。


これ、1977年の公開当時は、「トラック野郎☆一番星」の同時上映として公開されていたようなのですが、同時上映作品でほんとに良かったと思う!(笑)
いくら今よりも寛容でおおらかなご時世だったとはいえ、これ単独上映だったら「金返せ」騒ぎが起こってたんじゃないかと思いますもん



・・・完全にネタバレになってしまいましたが、この映画、かの「幻の湖」の奇想天外、シュールな突き抜けっぷりにはさすがに及ばないものの、終始脱力感に襲われる映画であることだけは間違いありませんので、ワタシのようにB級モノにご興味ある方、もしくはストーリーは完全度外視で当時のスーパーカー・ブームだけを純粋に懐かしみたい方にはぜひ見ていただきたいです

そういえば小学生の頃、男子たちがスーパーカーの消しゴムとかカードをよく学校に持って来てたなぁ~   ランボルギーニ・カウンタックとか。。。この映画ではランボルギーニ・ミウラの方が頻繁に登場してたけど。




↑ アマゾンのDVDレビュー、このブログ以上にこの作品についての笑えるレビューが載っていますのでぜひご参考までに♪


ちなみに、この映画の中で極道連の総長というワル役を演じているのは、ドカベンの実写版映画で岩鬼役として‘怪演’を見せているあの役者さんです。  ははっ


さあさ、ワタシたちもカッカしないで、夏の暑さに負けずクールにいきましょう、ぷり~ず 

サーキット





にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ    人気ブログランキングへ   





関連記事
スポンサーサイト
[ 2010/08/12 00:23 ] ●懐かしの映画・アニメ映画・映像作品 | TB(0) | CM(10)
しゅんめいさん、コンバンワ~♪e-454


>  ごめんなさい。先に謝っちゃっておきます。なんか申し訳ないかなと思って・・・(そういう気分になりました)。


ぎゃははっ(笑) しゅんめいさんには感謝してますよ~i-189
脱力につぐ脱力、そして最後はびっくりするようなコケi-203  B級好きとして存分に楽しませていただきました~!ヾ(≧∇≦*)


>映画観てないのに言うのは何ですけど、タイトルの「サーキットの狼」って何?ですよね。


どういう意図、目的でつくられた映画なのかが全く不明~i-201(笑)
原作のおもしろさを忠実に伝えようとしている感じではもちろんないですし、いろんな意味でほんとに意味不明な映画でした(笑)
あとで思うとあのオープニングの子門真人さんの歌の部分がいちばんまっとうな「サーキットの狼」らしい部分だったような気がします。。。i-229

[ 2010/08/17 21:58 ] [ 編集 ]
 ごめんなさい。先に謝っちゃっておきます。なんか申し訳ないかなと思って・・・(そういう気分になりました)。
 
 原作はけっこう読んだんですけど、映画化はされてる程度しか知らなかった。なのに言いだしっぺになってしまいましたね。そしてその内容たるやなんかすごいものらしくて。タイムカプセル掘り出してみたら、「なんでこんなものが?(中身クールミントガムだったりして。)」って感じですね。

 マナサビイさんの記事やアマゾンのレビュー、僕の怪しげな原作の記憶をあわせて考えるに、「主人公がロータスヨーロッパのドライバー」、「沖田が死ぬ」という部分しかプロットが一致してないようです(「事故死」じゃなくて「結核」だったけど。ああ・・)。

 映画観てないのに言うのは何ですけど、タイトルの「サーキットの狼」って何?ですよね。
 
[ 2010/08/17 16:03 ] [ 編集 ]
はっちゃんさま、まいどでございマス~ v-39

> ちなみに映画は見たことありませんが
> なんと ポルシェが出てないのですかe-451
> 準主役の早瀬の愛車なのにぃ(笑)
> びっくりするわーほんま(笑)


はっちゃんさんはこの原作、ご存知だろうなあと思ってました i-190
やっぱ何と言っても車が主役、ですからネ~v-65

きっと原作のマンガの方では、早瀬がかなり出てきてるんだと思うんですが、この映画の中では早瀬自体がほとんどクローズアップされてないんですよ~  ライバルとして目立ってるのは沖田と、極道連の会長、このふたりだけ!
原作に忠実に映画化してたら、もうちょっとマシな映画になってたのかも知れないんですが。。。i-229
まあなにせ、しっちゃかめっちゃかでした(笑)


> まぁ あの世界観を忠実に再現しようと思ったらハリウッド映画級の製作費がかかるでしょうね
> なにしろ世界に名だたるスーパーカー総出演でしかもクラッシュ シーンの連続ですから


・・・なんでしょうね~、きっと。  費用を抑えたらどうしても中途半端な映画になってしまうでしょうが、せめてあのラストシーンだけはもうちょっと何とかしてほしかった (^_^;)
セリフなんかは全くないし、この映画のために撮影されたものではなしに他の映像を拝借して使ってるだけなのかもしれないんですが、いちおう若い頃の中嶋悟さんなんかも出演されてるんですよ i-201
ああ、それなのに・・・e-350(脱力。。。)
[ 2010/08/15 18:10 ] [ 編集 ]
ケンさん、コンニチワ~ e-446

> ところで「クールミントガム」って昭和アイテムですよね。
> 最近は「フィッツ」とかなんでしょうけど、なんかコジャレた感じで、
> 南極の様なクールな刺激が足りなさそうです(笑)。


最近ワタシもガムといえばクロレッツとかキシリッシュとかぐらいしか買わないんですが
ペンギンさんの絵は確かに見ないですよね~v-289
板ガム自体が最近少なくなってますし。。。あ、でもグリーンガムはどこかで最近も見かけたような気がしますi-190


「ブログ DE ロードショー」、お誘いありがとうございマス♪


> 『ゴッドファーザー』
> 鑑賞日は8月20日(金)~22日(日)の三日間です。


ケンさんは70年代の映画も結構見られるんですね~!  あ、でも前に川谷拓三さんが昔出ておられた映画のこともご存知だったですから、そうか、さすが幅広くいろんな作品を見ておられるわけですね~ e-226

ゴッドファーザー、モチロン知っておりますとも e-349
・・・と言いたい所なんですが、昔小学校ぐらいの時にTVのロードショーでやってたのを見たのを最後に、見ておりません i-201  だから吹き替えのやつしか見たことがないし、ストーリーもうろ覚えです。。。あの有名な音楽~愛のテーマ~や、俳優さんの顔(特にマーロン・ブランド)なんかはしっかり覚えてますけどネ^^♪

ぜひ参加させていただければと思いマス~ (^^)/♪
わからないこともありますので、またブログの方へ行かせていただきマス^^
[ 2010/08/15 17:15 ] [ 編集 ]
またまた超ストライク・ゾーンでございますe-287

と、言いながら全作品を読破した私でさえ古すぎておぼろげながらにしか思い出せません

ちなみに映画は見たことありませんが

なんと ポルシェが出てないのですかe-451
準主役の早瀬の愛車なのにぃ(笑)

びっくりするわーほんま(笑)

まぁ あの世界観を忠実に再現しようと思ったらハリウッド映画級の製作費がかかるでしょうね

なにしろ世界に名だたるスーパーカー総出演でしかもクラッシュ シーンの連続ですから

[ 2010/08/14 17:40 ] [ 編集 ]
こんにちは。

映像がないのが残念ですけど、どんな映画かなんとなく分りました(笑)。
特に「クールミントガム」の場面が見たかったですね~。
ところで「クールミントガム」って昭和アイテムですよね。
最近は「フィッツ」とかなんでしょうけど、なんかコジャレた感じで、
南極の様なクールな刺激が足りなさそうです(笑)。

さて本日は、「ブログ DE ロードショー」の御案内に参りました。
ブログ仲間で時期を決めて、同じ映画のDVDなどを鑑賞する企画です。
以前、『ニューオーリンズ・トライアル』の時にも、
興味を持っていただいたことがありますよね。
今回はボクが作品選考を任されたので、お誘いにあがりました。
タイトルは、

『ゴッドファーザー』
(アメリカ/1972年/フランシス・フォード・コッポラ監督)

……になります。
鑑賞日は8月20日(金)~22日(日)の三日間です。
都合が悪ければ、後日でも構いません。
以下のリンクは、ボクが書いた紹介記事です。
http://nearfuture8.blog45.fc2.com/blog-entry-478.html
有名な作品ですが、かえって改めて見る機会も少なかったりするので、
皆さんと一緒に楽しんで、色々な感想を聞きたいです。

過去の企画については、以下のリンクを参照してください。
http://saisenseisuki.blog97.fc2.com/blog-category-19.html
お忙しいでしょうが、マナサビイさんも御参加いただけたら嬉しいです!
[ 2010/08/13 15:11 ] [ 編集 ]
あけぼうさん、まいどでおま~~~ i-93

> ロッテ自重www
> 私もこの原作は全く知らないのですが(名前くらいしか)車のレースの話なのに、F1レースシーンが途切れるとはマジでこわいもの知らずですねw
> 主人公のトンデモ行動もさすがですw さすが昭和ww


ほんと、これトンデモシーンの映像をあけぼうさんにお見せ出来ないのがザンネンです。
風吹とミキの言動と演技は怪しいですよ~(笑)
それ以上に怪しいのがストーリーの展開と編集?の仕方 i-237 
ここはないとあかんやろ~?!というシーンが他にもカットされてる模様で、見ている側からしたら、いつのまにこんなに話が進んでたん?(*_*) 状態が随所に。

ま、結局、何でもアリ、だったんですネ~ (^_^;)  ははっi-201 
[ 2010/08/13 02:24 ] [ 編集 ]
はやちゃん様、はじめまして~!e-454 コメントありがとうございマス♪

> サーキットの狼か~!懐かしい~^^
> コミック全巻もっていました! スーパーカーブームを引き起こした漫画ですね! 実写版も観に行きました・・・・

当時、女子のワタシですらメジャーな車の名前は覚えてしまったものですが、でもこの原作マンガがそのブームのきっかけだったとはホント全然知りませんでした i-201
コミック全巻。。。 さすが昭和の男の子ですネ~e-420 


> スーパーカー見たさに映画館に行ったのにアメ車だらけの映画にがっかりして帰った覚えが・・・・


・・・そう言われてみれば i-190
そうか~  あれだけ人気だったカウンタックやポルシェ・ターボなんかも出てなかったしな~
メジャーなもの以外は名前がわからないのでそこまでは気づかなかったんですけど、アメ車だらけだったと言われればそういう気も!  撮影上の事情だったのかもですネ~(苦笑)
がっかりされたというお気持ちだけは、なんとなしによくわかりマス(笑)

こんな濃いいブログですが、また遊びにきてくださいネ~♪♪♪ v-291
[ 2010/08/13 02:03 ] [ 編集 ]
ロッテ自重www
私もこの原作は全く知らないのですが(名前くらいしか)車のレースの話なのに、F1レースシーンが途切れるとはマジでこわいもの知らずですねw
主人公のトンデモ行動もさすがですw さすが昭和ww
[ 2010/08/12 20:35 ] [ 編集 ]
サーキットの狼か~!懐かしい~^^
コミック全巻もっていました! スーパーカーブームを引き起こした漫画ですね! 実写版も観に行きました・・・・
スーパーカー見たさに映画館に行ったのにアメ車だらけの映画にがっかりして帰った覚えが・・・・
[ 2010/08/12 18:18 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

MANASAVVY(マナサビイ)

Author:MANASAVVY(マナサビイ)
昭和40年代、岡山県生まれ。大阪在住。
昭和カルチャー以外にも、旅、写真、グルメ、 読書、映画、TV、野球観戦、超科学や超古代文明(ムー的なトピック)が好き。 ブログの内容からか男性と間違われる事が多々ありますが、女性です。
「佳後 マリ子」の名で、レトロ旅ライターとして取材・執筆活動を行っています。

写真と記事の無断転載を禁止します。
(C)ソラリスの時間
 

カテゴリー
タグ

過去記事オール一覧
全タイトルを表示
最近のコメント
お友達ブログリンク&ブックマーク
QRコード
QR