ソラリスの時間 「20世紀少年」全巻読みました♪

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「20世紀少年」全巻読みました♪ 


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ずっと読みたいと思っていた「20世紀少年」とその最終章にあたる「21世紀少年」、計24巻をやっと全巻読破しました。 

今、映画でも公開されているけど、これは原作のコミックの方がきっと面白いはずと思い、こういう時こそネットカフェ、と思って、何日間か通いひたすら読み続けました。やっぱり読み出したらハマってしまって、続きを読むまでが待ち通しかった毎日でした☆



これが、このマンガのいちばんのテーマやったんかなあと最初に思ったというか気づいたのは、「ともだちランド」のアトラクションでの出来事。

1970年、71年当時の小学生の頃、自分たちが暮らしていた昔の町に入っていったヨシツネが、臆病で逃げてばかりいたと思っていた自分が実は、秘密基地が壊された後も、新しい秘密基地を作り直すべくひとりで頑張っていたことを思い出し、過去の自分と和解したその瞬間に、バーチャルの世界での危うい状況から脱して帰って来れた場面です。


ヨシツネだけではなく、オッチョやケロヨン、そして諸悪の根源である「ともだち」や主人公のケンヂでさえ・・・みんながそれぞれの形で過去に‘忘れ物’をしていて、その時に受けた心の傷や、自分自身への後悔や怒りと向き合い、自分を許すこと、自分の存在を肯定することができたその時に初めて、外の世界との闘いも自分自身との闘いも終わり、救われます。




「ともだち」や、彼を神のようにあがめ、信じて疑わない友民党や大多数の人々の状況が描かれていることから、オウムのようなカルトの新興宗教やヒトラー的なファシズムへの風刺が大きなテーマだととらえる考え方も多いと思うのですが、そういうものに簡単に依存してしまうのは、自分自身を信じることができないこと、自分のことを好きになれないこと、自分の存在を心の底で否定していることに原因があるからで・・・結局、すべては自分を許し、認めるということ、その大事さに気づくということが大事なんだろうなあと、読んでて感じました。

子供の頃の「ともだち」が学校の廊下の鏡に映った自分が、‘のっぺらぼう’の顔をしていることに気づき、びっくりする場面なんかは、「千と千尋の神隠し」に出てきた「顔なし」のことを思い出したりもしました。




さて、そういう話はさておき・・・ワタシ自身がこのマンガにいちばん引き込まれていったいちばんの理由は、何といっても登場人物のミリョク、です。

主人公のケンヂ以外で、ワタシが特に好きなのは、オッチョ、カンナ、ヨシツネ、ユキジ、さらに脇役では、神様と仁谷神父。

カンナやユキジだけでなく、途中から登場する女子高生の小泉響子や、中学生の女の子なども含めて、「20世紀少年」とあるわりには、女の子に結構印象的な登場人物が多かったなあと。

男では、ケンヂもいいけど、やっぱりいちばんはオッチョですネ (^ ^)♪  
こういう人、きっと多いはず。

ケンヂは路上でギターをかき鳴らして歌ってるシーンと、子供時代、そしてラストのシーンも含めて、やっぱりユキジと一緒にいるシーンが好きです。



同じ浦沢直樹さんのマンガでは「YAWARA!」も昔好きで(実は、TVアニメの方のファンで、原作はいまだに読んでないんです)、あれも登場するキャラがすごくみんな個性的で好きだったのですが、登場人物のミリョクってやっぱり大事ですネ(^ ^)




さっき20世紀少年占いというのをたまたま見つけてやってみたら、ワタシ、「カンナ」でした。
わ~、うれしい ♪♪♪   けど、そんな度胸も根性もすわってないし。 実際は巻き込まれてバタバタしてる小泉響子がいちばん近いかも。
ちなみに今日の運勢ランキングの第一位はカンナで、「猫の言葉が理解できそう」、でした (^ ^;)



映画「20世紀少年 第二章~最後の希望」の感想もこのブログ内にupしてますヨ~



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[ 2008/10/06 12:48 ] ●懐かしの本・雑誌・マンガ・付録 | TB(0) | CM(4)
artpostalさん、ワタシもとうとう読んでしまいました~(笑)!
ワタシも買った本であれば、あらすじをわかった上でもう一回読み直したいです。
これってこういう意味やったんかあ、とか、これが後のこの場面につながってたんかあ、とか、artpostalさんの言われるように、新しい発見が次々出てきそうですもんネ。周りの友達で持ってる人間はたぶん誰もいないし、誰か貸してくれる人いないかな(^ ^;)?

>わたしもおっちょがお気に入りです^^
映画も見に行きましたが、原作を裏切らない配役でした。

オッチョ、タフで不死身で、クールヘッド、ウォームハート。ほんとにイイ男ですよネ (惚)
映画、どうなんかな?と、ちょっと疑問だったんですが、原作を読んでれば楽しめそうですネ。時間あれば見てみます^ ^



[ 2008/10/08 00:15 ] [ 編集 ]
こんなに繰り返して読んだマンガはこれが初めてで、
何回読んでも新しい発見があります。
子供の頃の世界って、大人の世界とは別世界だと
ずっと思っていました。
正義と悪だけしかないと信じていたし・・・


>みんながそれぞれの形で過去に‘忘れ物’をしていて、その時に受けた心の傷や、自分自身への後悔や怒りと向き合い、自分を許すこと、自分の存在を肯定することができたその時に初めて、外の世界との闘いも自分自身との闘いも終わり、救われます。

本当にそうですね!!
「ともだち」はそれが変な方向に向いてしまったんですね。
カルト的な独裁者がいきなり出てきて、
どんどん征服されて行くのが本当にありえそうで
読んでいてぞっとしました。

わたしもおっちょがお気に入りです^^
映画も見に行きましたが、原作を裏切らない配役でした。
次はお正月頃の公開みたいですよ~
[ 2008/10/07 22:55 ] [ 編集 ]
コメントありがとうございマス☆

ワタシは映画は見てないのですが、登場人物も多いしちょっと内容的に複雑な面があるので、マンガの原作を読んでからの方が映画も理解しやすいのかも知れませんネ。
うっかりネタバレを書いてなかったか、ちょっと心配になりましたが・・・マンガ、読み出したら面白いので、ぜひこのまま読んで行ってみてくださいね。

また、ぜひぜひこちらに遊びにきてください (^ ^)/♪ お待ちしております。
[ 2008/10/07 00:00 ] [ 編集 ]
こんにちは私は映画で見ました
友人に誘われ一緒に行きました
ですが何の知識もなく見ました
さっぱり流れが解らず あっという間におわりました 只今 本を買い求め読書中です

感想先に読ませていただき参考になります
また遊びに来ます
[ 2008/10/06 18:28 ] [ 編集 ]
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プロフィール

MANASAVVY(マナサビイ)

Author:MANASAVVY(マナサビイ)
昭和40年代、岡山県生まれ。大阪在住。
昭和カルチャー以外にも、旅、写真、グルメ、 読書、映画、TV、野球観戦、超科学や超古代文明(ムー的なトピック)が好き。 ブログの内容からか男性と間違われる事が多々ありますが、女性です。
「佳後 マリ子」の名で、レトロ旅ライターとして取材・執筆活動を行っています。

写真と記事の無断転載を禁止します。
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