ソラリスの時間 2013年08月

ソラリスの時間

昭和(1960-80年代)の懐かしいモノ、ヘンなモノ満載!!! 脱力系 or ココロトキめくノスタルジックワールドへご案内〜!

『アルプスの少女ハイジとスイス展』に行って来ました〜 \(@^0^@)/ 

今、夜中の3時前なんですが、隣のキッチンの温度計を見るとちょうど30℃を示していました
今年は大阪らしくもない、6月に36、7℃を何日か記録して以来、体温より高い気温になる日がないと思ってたんですが、ここに来てようやくいつもの酷暑モードになってきました

前々からワタシ自身も思っていて、関西以外から来た人からも実際に何回か耳にしたことがあるんですが、あの天気予報で発表される気温ってちょっと体感と違うことないですか?
例えば予想最高気温が東京と大阪で同じ気温を示していることも多いと思うんですけど、明らかに大阪の方が暑く感じることが多々ありませんか あれって何なん?!と思う訳です。 計測するための百葉箱を置いてる場所の環境に差があるからかな(片や日陰、片や日なた、とか?)ナドと色々思うんですけど、実際どうなんでしょう。
でもただひとつ、日本全国共通して言える事は、昔の夏よりも明らかに気温が上がってるということでしょうね〜 昔はどんなに暑くても35℃以上の気温になんてならなかった記憶がありますよね。

昼間もこのぶんだとしばらく酷暑が続きそうだけど、甲子園の球児達、みんな大丈夫かなぁ〜〜
今年は、久々の出場が叶った箕島高校を応援したいと思ってるんだけどなあ
・・・あ、マズっ。このままだと高校野球の話題に話が大幅にそれてしまいそう


さて! 
先日の日曜日に京都に行って来たんですが、その帰りに河原町の高島屋に涼み目的で入ると、なんと『アルプスの少女ハイジとスイス展』のポスターを発見
期間を見ると、むむっ!明日まで? これは行かねば、ということで催し会場へと行ってまいりました〜
アルプスの山の空気は、暑気払いにもうってつけですからネ(笑)

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おじいさんとヨーゼフ、ピッチィ(ピッチィにまでこんなふうに説明書きがあるところが嬉しいじゃないの♪)、それにペーターのおばあさんとお母さん。


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モチロン主役のハイジと、ペーターも。 スクリーンに映ってるのは、クララのおばあさまです。

ハイジって、昭和の子供なら知らない人はいない超メジャー中のメジャーアニメですので、ブログでもあえてハイジを取り上げてどうこうするということは今までしなかったんですけど(美味しそうだった食べ物の話題の時だけ取り上げました)、この機会に語らせていただきますと・・・

ワタシ、このアニメの中で感動することが多かったのは、ハイジと周囲のご老人方の関係性、絡みのシーンなんです。

テレビでも懐かしの名場面というと、必ず判を押したようにクララが立って初めて歩くシーンが出て来ますが、いや、クララもハイジもいい子だし好きなんですけど、もっとお年寄りたちにスポットライトを当ててくれ〜〜!といつも思いマス(笑)
特におじいさんの寡黙だけど深い愛情と、目の見えないペーターのおばあさんとハイジとのやりとり! ≧д≦)ノ゚
ハイジと同じ目線で見ていたはずの子供の頃でさえそうだったから、今見ると、よりいっそうお年寄り側の気持ちが伝わって来て、うるうる来るんじゃないかと思います。クララのおばあさまも優しいいいおばあさまだったですよね〜(*´▽`)


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子ヤギのユキちゃん、今見ても可愛い♡
ユキちゃんがこのままお乳が出ないと処分されてしまうかも知れないと知り、ハイジが危険を冒してお乳の出る草を崖に取りにいくシーンは印象的でしたよね〜 この時は完全にハイジと自分を同化させて見ていました。ユキちゃんが処分されたら可愛そうだもん〜〜!
この会場でも、その時のシーンが一部流されてたんですよ〜(//∇//)(懐!)

でも冷静に考えてみると、スイスが舞台なのに、この子の名前だけがなぜか日本名って(^_^;)(笑)



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こんなふうに全話の簡単な紹介の他に、ハイジと言えば、やはり、


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今でこそチーズフォンデュも普通に食べられますが・・・当時はチーズフォンデュどころか、プロセスチーズがやっとという時代です。まだとろけるスライスチーズも発売されてなかった頃ですからね。
このアツアツトロトロのチーズが出て来るシーンは、ワタシたち子供にとって、美味しさMAXの想像をかきたてられるまさに未知の夢のような食事シーンでした 

ハイジの思い出話で盛り上がる時って、大概みんなこのチーズとパンの食事のシーンをいちばんに挙げますよね(笑)


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ワタシは食べ物の他にも、この丸窓のある屋根裏部屋と干し草のベッドにも憧れてました
いまだにこの歳になっても屋根裏部屋とかロフト的な空間が好きな自分の嗜好を思うと、このアニメの影響がかなり後を引いてるなあと思います

それ以前にそもそも!
このアニメによって、日本人のスイスに対する憧れイメージの原型が形づくられたと言っても過言ではありませんよね
60代の年配の方なんかにアンケートとると、海外旅行でいちばん行きたい国にスイスを挙げる方、いまだに多いですもんね〜。
ワタシも、今でもそうですが、特に子供の頃はスイスにぜったい行ってみたいと思ってたもんなぁ〜♪♬




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実を言いますと、ポスターを見て入場してはみたものの、このイベントのタイトルが『アルプスの少女ハイジとスイス展』だったこともあり、ハイジに便乗した観光PR的な側面の方がもしかしたら強いかも?と勘ぐってたフシもあったんです。
でも、いい意味でその予想は裏切られました

当時の制作資料が思った以上にたくさん展示されていて、思った以上に感激しましたよ:+.(・∀・).+:。
以前見たルパン展も充実していたけど、それよりも、もしかしたら展示されてる資料の数自体は多かったかもしれません。



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ハイジと他の登場人物との身長比のイメージまで細かく設定されてたんだな〜。


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これは、よ〜〜く見覚えのある部屋〜〜^^  クララのおうちの間取りも細かく設定されていました。

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テーブルウェアに至るまで♪


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これは当時の台本なんですよ〜♪:+.(・∀・).+:。 
藁半紙の紙も、タイプライターで打たれている字も、今見るとアニメの雰囲気とマッチしたアナログな温もりを感じますネ 


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これはまだ企画段階で作られたらしい海外販売用の冊子。
ハイジの髪型や服をはじめ、企画段階ではまだこんなに違ってるところがたくさんあったんだ〜!というのがよくわかりますよネ(*´▽`)  おじいさんも若干、若めのような(笑)

撮影NGだったのでご紹介できないんですが、会場には、作画監督だった小田部羊一監督(後にナウシカの作画も担当された方です)が描いた色付きの初期スケッチやイラスト原画が十数枚は展示されていて、その中には、この冊子よりもさらにもっと前段階のハイジの絵もあったんですよ。
髪型はこれと同じ三つ編みなんですけど、赤毛でもっとパッチリとした大きな青い瞳のハイジ。
「赤毛のアン」をもうちょっと幼く可愛くしたようなイメージの顔!と思いました。
そして、今のハイジと違って、もっと小首をかしげてはにかんでるような表情の顔・・(意外!)

場内のスライドで上映されていた小田部監督のインタビューによると、
最初はいかにも欧米の女の子らしい可愛い女の子をイメージして描いていたところ、途中で「まっすぐおじいさんを見つめるハイジの絵を描いて欲しい」と言われ、そこからひらめいて軌道修正され、今のようなハイジの顔になっていったとのこと。
(たぶんそれを言ったのは、演出を担当していた高畑勲さんかも)

そして、おさげだった髪を無造作なショートカットに変えたのは、「あんなおじいさんが、毎朝幼い女の子の髪の手入れやセットをこまめにするはずがない」という現地スイスの図書館の館長さんの意見を参考にしたそうです。

この他にもインタビューでは、ロッテンマイヤーさんは最初もっといかにもガミガミと口うるさいオバさん的なキャラで考えていたのが、制作会社の社長さんからの「ロッテンマイヤーさんはもっと美人だと思いますよ^^」とのひとことで、顔立ちを変更させたことや、当時スイスで出会った現地の人をスケッチしまくり、その時に描いたスケッチをそのまま登場人物の村人として採用したということなど、制作サイドの裏話もお話しされていてとっても楽しかったです。

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忘れていましたが、ハイジをハイジたらしめる、もしかしたら最重要要素と言えるもの・・・☆
そう、このアニメは何と言っても、アルプスを描いた自然描写が今から思うととてもキレイでしたよね〜 
季節や時間によって変わる山の表情や風景も丹念に描き込まれていました。
これも、日本アニメ初の現地ロケの賜物と言えるものかも知れません。

40年前というと、一般人は海外になんてなかなか行けなかった時代です(まだ1ドル=360円だった時代です(^_^;) )
そんな時代に、映画ではない、子供向けのアニメ番組のために海外ロケハンってすごくないですか?!

それも含めて、展示されていた制作資料からも言える事ですが、本当に細かく丁寧に時間をかけて作り込まれていた番組だったんだなあということが、今になってみてよくわかりました



そのことも少し踏まえた上でになりますが、最後に、ワタシが感銘を受けた展示ボードの一文を・・・

_033ハイジ31

この2の項目に書かれている内容に、ワタシは驚きと共に感銘を受けました。
「シナリオ、音楽は子供を意識せず対象年齢を上げて作成する」
「また、世界には多数の宗教があり信仰を超えて数多くの方々に楽しんでもらうため」


先ほどの小田部監督のインタビューでも語られていましたが、ハイジは最初っから、世界に通用するアニメを作るという志で作られていたことをここに来て初めて知りました。
てっきり日本での好評を受けて海外にも輸出されたものと思っていたので、企画段階からすでにこんなに高い意識で作られていたものだったとは・・・!(@O@)

そしてそれと同時にマーケティングの名の下に子供目線にすり寄らず、ちゃんとしたクオリティーを保つ事を意識して作られた作品だったというところに、ハイジが放送当時も大ヒットし、いまだに長く愛され続ける作品である理由と秘密を見たような気がしました。
確かな理念とスピリットがまずありきで、だからこそ丁寧に丹念に制作されたアニメだった、ということなんですね〜〜〜。:+.(・∀・).+:。

スライドでは、おなじみの「クララが立った!」の回が上映されていたんですけど、その中でおじいさんがくじけそうになるクララに向かって話す言葉がやたら含蓄があったりして・・・
こういうのって子供には理解できない、ある程度大人になってからでないとわからない内容だったりするから、まさしく先ほどの「シナリオ、音楽は子供を意識せず対象年齢を上げて作成する」の方針が生かされてるのがよくわかりました^^

なおかつ、そのうえで、子供にはわからない奥深い表現は省くというんじゃなくて、きっと子供ってその時はディテールを理解できなくても、作品に詰まっている本質的なエッセンスを心のどこかに無意識のうちに吸収している、そういうところもまたわかった上で作られていることが本当に心ニクいし素晴らしいなあと思ったりした訳です。


幼い子供も楽しめる平易なアニメに見えて実は奥深く、奥深いけれどゆったりとしていて、決して神経質ではないし難解でもない。
う〜〜ン、ハイジって、やっぱりスゴかったんだわ〜〜!!!

今回の展示を見た事によって、もう一度ハイジを最初っから見直してみたい気持ちに本当になりましたよ \(@^0^@)/


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☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

実は同じ日、京都で、面白いカラオケボックスに行って来ました〜〜♪ 昭和からのプロ野球ファンのためのコンセプトルームがあるんですよ(笑)
その時に撮影した室内に展示されてる雑誌の記事やブロマイドをもとにしばらく、公開中のFacebookページの方も書いて行きます〜〜。

更に!

つい昨日になりますが、阪神百貨店で開催されている『60-70's阪神ミュージックジャンボリー』(中古&廃盤レコード・CDセール)でもネタをたくさん仕入れてきましたので、そちらの方も野球ネタと交互に書きまくっていきたいと思っています

そして、これを機に、FBにアカウントを持っておられない方のために、このブログのいちばん上の欄をコメントを入れていただける欄にいたしました
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[ 2013/08/08 16:03 ] 昭和見た見たワールド TV番組・TVアニメ・CM | TB(0) | CM(27)
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MANASAVVY(マナサビイ)

Author:MANASAVVY(マナサビイ)
昭和40年代、岡山県生まれ。大阪在住。
昭和カルチャー以外にも、旅、写真、グルメ、 読書、映画、TV、野球観戦、超科学や超古代文明(ムー的なトピック)が好き。 ブログの内容からか男性と間違われる事が多々ありますが、女性です。
「佳後 マリ子」の名で、レトロ旅ライターとして取材・執筆活動を行っています。

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