ソラリスの時間 2012年01月

ソラリスの時間

昭和(1960-80年代)の懐かしいモノ、ヘンなモノ満載!!! 脱力系 or ココロトキめくノスタルジックワールドへご案内〜!

昭和遺産的喫茶店探訪☆「マヅラ」と「King of Kings」(大阪) 

おととしぐらいだったと思いますが、京都に行った時に見つけた「トリオ」という喫茶店のことをブログの中でご紹介しました♪ → コチラ

昔、喫茶店やレストランでよく見かけた‘おみくじ灰皿’がいまだに置かれているお店で、それはそれはビックリしたんですが、昨年秋に行ったレトロな喫茶店のことを今日は久々にご紹介したいと思いマス♪


が、その前に、その喫茶店がある大阪駅前ビル自体が、昭和40~50年代の面影がいまだに残る建物なので、そこで撮った看板などのスナップを少し♪
(特に第1、2ビルは、昭和45年、大阪万博の年に完成したビルです


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看板や表示板の文字の字体といい、デザインといい、どれもこれも古いビルならではの懐かしいセンスでしょう

この中でいちばんワタシがお気に入りなのは、いちばん下のエレベーター。
この傘マーク、レトロな雰囲気を醸し出してると同時に、オフィスビルのエレベーターとは思えない可愛いデザインだと思いませんか

駅前ビルは昔からよく通ってるんですが、すべてのエレベーターにこのマークがあるわけじゃないみたいですし、いまだにこの傘マークが何を意味しているのかわかりません。
お天気でないのは確かで、写真を撮っている間も表示がついている時と消えている時があったので、エレベーターが運搬物でいっぱいだったり満員だったりで乗れません、という表示なのかなあ、と推測してるんですが・・・♪

その上の写真、郵便物の投函口は第1、第2ビルに何カ所かあって、現在は「使用できません」という注意書きが貼られているんですが、ここはそれを貼り忘れたのか、そのままになっていました
それともココだけはまだ使えるのかな?!(@_@)

これらの写真を撮った、そのつい何ヶ月か前までは、なんと「国鉄」という言葉が残っている方角案内まで現存していたんですよ~!



・・・そんな昭和の時代のカケラが、いまだそこかしこに残るビルの地下1階にあるのが、喫茶店「マヅラ」

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この喫茶店の存在は、昔から知っていました。
「レトロ」という表現が生ぬるく感じられるぐらいの・・・そう、昭和遺産とでも呼びたくなるようなたたずまいが、前を通るたびにず~っと気になってはいたのです

若さゆえ、そのあまりの昭和オーラに入店する勇気も持てず、チラ見しながら素通りを長年繰り返して来たのですが、歳をとるって素晴らしい(笑)、存在を知って以来、約20年越しの初入店を果たしました☆


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フロアの真ん中にこういう丸いラウンジ席があり、周囲は鏡張り
昭和ムード満点のゴージャス感とモダンさでしょう

駅前第1・第2ビルは大阪万博の年、昭和45年に完成したと最初に書きましたが、この喫茶店はビルの完成した年から営業されていて、当時の感覚で言うところのモダンで近未来感漂うインテリアが、時代が変わっても改装されることなしに、そのまんまの状態で現存しているのです

こういうハード以外にも、お年を召された蝶ネクタイ姿の店主さんの「いらっしゃいませぃ~」という威勢のいいハイトーンのお声といい、開店当時のアルバイトの方が再び集結されたのかな?と思えるような高年齢のウェイトレスさんたち(全員)といい・・・「本当にココは平成24年の大阪なのかと錯覚してしまいそうな空間なのです。


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注文した‘アイスクリーム・コーヒ’♪


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これまた、たぶん当時から変わってなさそうな伝票☆
なぜなら・・・

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伝票に記載されてる言葉の一言一言に、今にはない昭和の味わいがあるでしょう~?!
「お友達と酒杯を合せ 一夕を」
「よい雰囲気とセンス、そして安いことで喜ばれています」・・・


コーヒー並みの値段のジョニ赤、味と量と器で勝負する500円前後のお料理も、捨て難い!(笑)
「大歓迎4~5人のパーティでも特別の席を作ります」という言葉にも、素朴さと温かみがにじみ出ていてたまりません



実はマヅラさん、ワタシがお店に行くちょっと前に、なんと、NHKの「小さな旅」という番組の取材を受けておられました。(それを宣伝する貼り紙が、入口の壁に貼られていました)
その後、実際に深夜に放送された番組を見ると、ビルの開業当時から営業している老舗の喫茶店であることと同時に、梅田でいまだにコーヒー1杯250円という低価格を維持している店主さんの心意気が主にフィーチャーされていました

徹底した時代遅れもまた個性。人間、地道に信念を持って長くやっていれば、スポットライトを浴びる瞬間がいつかやって来るんですね~


と同時に。
ちょっとだけ話がそれますが、大阪の街のいちばんの良さは、実はこういうところなんじゃないかとワタシは常々感じていマス

この駅前ビルの地下には、マヅラ以外にも、どう見ても昭和の頃と全く変わらない形態や外観のお店がとても多い。
ディープ感漂うお店、マヅラ同様、昭和レトロが大好きなワタシでさえ長年入店をためらっているようなお店であっても、ダサいなどと小馬鹿にされて閑古鳥が鳴く訳でもない、この界隈で働いているサラリーマンの方達に思っている以上に普通に受け入れられ、重宝されていたりする。(だからこそ、ずっと閉店にもならずに続いているワケです)

マヅラの場合は、昔ながらの喫茶店の標準仕様である「全席喫煙可」(灰皿が全席に置いてある)というところも、最近肩身が狭くなって来ている愛煙家の人に重宝される点だろうなあとは思うのですが、こういうお店達が小綺麗なチェーン店系のカフェなどと同じような距離感で受け入れられ、ごく自然に共存しているという、街や人の持つ懐の深さがワタシが思う大阪のいちばんの愛すべき魅力です
そういういい意味での鈍感さや無頓着さが好き。
それゆえの、何でもアリィの猥雑さがイヤだと言う人もいますけどネ(笑)


「今度テレビに出るんですね~?!」とお客様の呼びこみで入口の前に立っておられたご高齢の店主さんに話しかけたら、めちゃめちゃ嬉しそうな笑顔をされました♪
ワタシも嬉しくなりました

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マヅラさんには、同じ系列店の「King Of Kings」というお店も、同じ階のすぐ近くにあります。
ここはワタシから見て、マヅラさん以上に長年入り難いオーラを放っていたお店だった(でもそれゆえに興味があった)ので、今回入らせていただいた時は、感動しました

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外から店内の様子が見えにくいお店だけに、ワタシの想像では、何かもっと暗くて妖しげなムードのお店かなあと勝手に想像していたんですが(笑)、思ったよりは健康的?!
でも、やはりここも、1960年代末~70年代当時のレトロ・フューチャーなインテリアがいまだにそのまんまの状態で残っていました

お昼間は喫茶店なのですが、実はこの隣にバー・スペースがあって、マヅラさん以上に夜仕様になっているお店、当時の大人の紳士の社交場的なお店だったことをうかがわせてくれます。
それゆえのピアノ、なんだろうなあ~
バー・スペースも今でも営業されています。

この日は、実はとある団体の方の集まりがこのお店で催されることになっていて、ワタシはその直前にご好意でお店の中だけを見せていただいたんですが、今度はぜひ中でお茶デビューを試みたいと思いマス



追記;つい最近、夜7時頃にマヅラに行ったら、店主さんも高年齢のウェイトレスさんたちもおられず、従業員の方の年齢層が若返っていました。お昼間と夜とでは、やはり違うんですね、メンバ―が





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[ 2012/01/21 03:58 ] ●レトロスポット(大阪、関西) | TB(0) | CM(36)

青空のように晴れやかな1年になりますように☆ 



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謹賀新年

旧年中は、「ソラリスの時間」をご愛顧いただきましてありがとうございました♪
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます


上の写真は、2日に作って投函したばかりの今年の年賀状(汗)
元日の朝に、地上40Fの梅田スカイビルの屋上から撮影した大阪の街と空です

実は2008年以来、「空」にちなんだ風景写真を年賀状にすることがワタシの中で恒例になっていマス
2010年だけは、いい写真がなかったので違うデザインになってしまいましたが、それ以外は写真の半分ぐらいに空が写ってる写真ばかり。


でも、今年の年賀状は、今までの中で一番のお気に入り♪♪♪です

PCの画像補正のチカラが大部分なんですけどネ(笑)

自分で言うのもなんですが、出来た年賀状を見た瞬間、思ってた以上にすがすがしい澄んだ気持ちになって・・・
受け取ってくれる友達や知人の方にもそういうすがすがしい明るい気持ちが届いたらいいなあ、と思います



実はこの写真を撮影した時、ワタシにとって、まるで人生の啓示とでもいうような出来事がありました。
出来事自体はほんのささいな出来事なんですが、何とも言えず満たされた気持ちになったので、みなさんへのお裾分けも兼ねて書いてみます


最初にも書きましたように、元日の早朝、スカイビルの屋上で初日の出の瞬間を見たくて、そして綺麗な空と街並みの写真を撮ってそれを年賀状に使いたいと思って、想像以上の長蛇の列の中、展望台へ上がるエレベーターに乗るべく並んでいました。

が、その並んでる最中に、前の人の(ワタシも含めて)順番を追い抜こうとするオバちゃんや、悪気はないんだろうけど他人に対して失礼な物言いをする若者グループが偶然隣り合わせでいて
どっちかというとマイペースな人間なのでちょっとやそっとのことで怒るタイプではないんですが、お正月早々、めずらしくかなりイライラっと来てしまいました。

せっかくおめでたい初日の出を見て新年早々いい気分になりたいと思っていたのに、こんなに不快な思いをするんなら、いったい何のためにここに来たんかわからんワ(*´Д`)=з 
どうせ初日の出の瞬間にも時間的に間に合わんみたいやし、こんなことなら屋上にあがらずに帰ろうと思い、35Fでいったんエレベーターを降りてからわざと列から外れたのですが(エレベーターの中でもイヤな気持ちになったので)、せっかくここまで来たんだからと思い直し、少し間を置いてから単独行動のような形で屋上を目指しました。

しかし・・・屋上に着いたら着いたで、日の出直後だったものの思ったより太陽の周辺が曇っていたのと人の多さとで、期待していたような初日の出の美しさが堪能できないという事態
わざわざ元日の早朝から来んかったら良かったなあ。。。と、もうますます後悔しました


そうこうするうちに、生駒山の後ろに姿を見せていた朝日が完全に山の上に昇り、それと共に初日の出を見に来ていた人達もいっせいに帰り始め、気がつくとあっという間に屋上は10人ぐらいの人数、それまでの混雑ぶりがウソのような空きっぷりに。

そんな中、ワタシはというと、年賀状用の写真を撮るという目的もあったので、期待はずれなりにも何か写真を撮って帰らねばと思い、あんまりいい写真は撮れそうにないなあ~と思いながらも屋上から見える風景を「写るんです」の余りのフィルムで撮影していました。


すると・・・

7時半過ぎ、もう8時近くになった頃だったでしょうか。
朝日の光が急に強さと明るさを増してベールのように街全体を覆い始め・・・光に照らされて金色に輝く大阪の街が目の前に浮かび上がったのです!
その美しさと言ったら・・・

このスカイビルの屋上には今までにも何回か来たことがあったのですが、ここまで美しい光景を見たのは初めてでした。

やっぱり来て良かった~・・・・:*:・(*´▽`*)


そしてしばらくの間、その光景にうっとり見とれながら写真を撮っていたのですが、ふと、思いました。
初日の出だけを見て帰った人は、もう少し待っていれば日の出の瞬間以上のこんな美しい光景を見れたのに、なんてもったいない ┐(´ー`)┌ 

と、同時に。
これってもしかして考えようによっては、人生の極意なのかも・・・?!とひらめいたんです

イヤな思いをしたので諦めて帰ろうかと一旦は思いつつも、列からはずれて(イヤな気分を感じるものからは離れて、自分自身が心地よく進んで行けるように工夫をしながら)目的地にたどり着き、大多数の人が帰った後もそこに残ったことで、思いもかけないような美しいモノを見ることが出来た・・・


ということで、新年早々、「・・・これこそきっと人生の極意であり醍醐味やな~。。。」と啓示を受けた気分になってひとりで悦に入ってしまいました(笑)

考えようによってはどうにでもとらえられることではあるんですけど、この元日の朝のように、ワタシらしく自分のペースで生きながら、小さなことであったとしても素晴らしい瞬間にたどりつけるような、1年になればいいなあと思います。
まあ、イヤな思いはなるべくしないですませたいんですけどネ

思いがけない美しい光景に出会えたように、セレンディピティ(思いがけない偶然の幸運)に恵まれる年であってほしいなあ~~~うん、ホントにそれは思う♪・:*:・(*´▽`*)


昨年は震災もあってたいへんな年でしたが、今年は皆様にとってもどうぞ良い1年になりますように・・・!!!




追記:ワタシのプロフィール画像に使わせていただいている着ぐるみ「そららちゃん」は、この梅田スカイビルのゆるキャラさんなんですよ~♪





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プロフィール

MANASAVVY(マナサビイ)

Author:MANASAVVY(マナサビイ)
昭和40年代、岡山県生まれ。大阪在住。
昭和カルチャー以外にも、旅、写真、グルメ、 読書、映画、TV、野球観戦、超科学や超古代文明(ムー的なトピック)が好き。 ブログの内容からか男性と間違われる事が多々ありますが、女性です。
「佳後 マリ子」の名で、レトロ旅ライターとして取材・執筆活動を行っています。

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