ソラリスの時間 2010年08月

ソラリスの時間

昭和(1960-80年代)の懐かしいモノ、ヘンなモノ満載!!! 脱力系 or ココロトキめくノスタルジックワールドへご案内〜!

昭和レトロな遊園地、神戸・須磨浦山上遊園♪ 

前回までしばらく続いた昭和名(迷)作映画鑑賞はこのあたりで一段落。
「サーキットの狼」のミキさんの忠告に従うべく、カッカしないで(?)少しクールダウンしてまいりましょ♪

例の京都の タチバナ商会との遭遇事件 もあったりしたおかげで、ずっと延び延びになってしまっていたのですが・・・7月の初めに行った神戸の須磨浦山上遊園の写真をこのあたりでup、ご紹介したいと思いマス


旧ブログを始めたばかりの頃にも神戸の王子動物園に行った時の写真を少しupしましたが、その他にも閉園前の奈良ドリームランドに行ったりエキスポランドに行ったり(でもまさかこの時にはエキスポランドがあんな形で閉園に追い込まれることになるとは夢にも思っていなかったですが)と、数年前からレトロ遊園地めぐりをたま~にですがしておりました。

これらの遊園地、動物園はすべて昔行ったことのある場所ばかりで、久々に再訪というカタチで訪れたのですが、でもこの須磨浦山上遊園に関しては実はつい最近になって某新聞の夕刊紙を見ていた時にその存在自体を初めて知ったのです

須磨と言えばビーチぐらいしか知らなかったので、まさかこんなところにこんな懐かしい雰囲気の遊園地があったとは・・・。 
梅雨の晴れ間のある日、これはもう行かなくては!と思い立ちました。  いざ、神戸・須磨へ





すま2


遊園地があるのは三宮のまだ西、山陽電車の沿線なのですが、大阪からだと阪神電車の特急に乗れば乗り換えなしで行ける便もあります。
これは遊園地の最寄りの須磨浦公園駅のホームにあった案内図看板なのですが、このレトロなイラストの看板を見た時点ですでに、ココロがときめいて来ました
エキスポランドでも前に同じような案内図を見たことがあるけど、この素朴な手描き風イラストがたまりませぬ



すま3


駅から山上へはこのロープウェイに乗って。
ワタシが乗ったのは行きも帰りもこの「うみひこ」でしたが、赤い車体の「やまひこ」もあるみたいです (^^)/
このロープウェイのデザインやロゴ、そして名前自体も、懐かしい雰囲気のいい味


ロープウェイの到着場所には、レトロなベンチも♪

すま4





さてここから、須磨浦山上遊園ならではのレトロ感満点、お楽しみポイントが続々と始まります。

ここから先、山頂へは、さらにカーレーターという乗り物に乗って行くのですが。。。


すま6


ここがカーレーター乗り場です。 
このレトロな発着場といい、乗り物自体の雰囲気といい。。。心の中でキターーッ!と叫びました(笑)

乗り場からは、この写真でもおわかりのように、カーレーターが傾斜を上って行くところと下りて来るところしか見えないので、その先の様子が見えない分、異常にワクワク♪
と同時に、この場内の薄暗さと、遊園地らしからぬ地味さもあって、まるで人間がベルトコンベアーで運ばれているかのようなスゴい錯覚に一瞬陥ってしまいました(笑)

後でHPを見たら、このカーレーターは昭和41年、大阪万博の数年前に開通したものらしく、きっと当時はこれでもめいっぱい未来を先取りした感覚でつくられたものなんだろうなあと思いマス ^^


・・・実はこのカーレーターはタイムトンネルで、これを通り抜けた先には時空を超えた世界が待っていた。。。
子供の頃に見ていた少年ドラマシリーズまがいのSFチックな妄想が浮かんできてしまいそうな、アナログなのに得体の知れないたたずまいが好き~♪



しかし、このカーレーター、


すま7


実際に乗ったら体が浮き上がるぐらいの、ガタガタガタガタ、ものすごい振動で!
揺れの小さいところで何とか頑張って写真を撮りました

でもレトロ好きな方なら、この目を見張るような乗り心地の悪さも、時代が感じられてなかなか乙ですよん 
(ただし、小さいお子さんはしっかり抱きかかえて乗ってあげた方がいいかも。。。)






すま1


カーレーターが到着した山頂には、展望閣がありました
この展望閣、中に入るとこれまたレトロ感満載で。。。


すま5


1階のレスト・ルームには、懐かしい昭和のヒット曲のレコードジャケットがディスプレイケースに入れられて展示されていたりするのですが、その一画にはこんなジュークボックスが設置されています。

4000曲がこの中に入っているらしく、100円を入れれば今でも実際に稼働。
ワタシが行った時にはなんと!!!

もんた&ブラザーズの「ダンシング・オールナイト」の歌に合わせて、オバちゃんがひとりでノリノリで踊りまくっていました o(* *)o



すま8 すま9

(懐かしいレコード・ジャケットたち。。。。クリックすると拡大して見れますよん♪^^)





2階はゲームセンターになっています。


すま11


キティちゃんとセーラームーンのうさぎちゃんのツーショット

でも何よりこのゲーセンには、懐かしいこんなモノが・・・



すま10


なんと、インベーダー・ゲーム!!! 

昔からある古い喫茶店に行くと、今でも置いてあるお店がありそうな気もしますが、ワタシはこれ、久々に見ました
おみくじ灰皿がいまだに置いてあった京都の喫茶店あたりなら、あってもおかしくないかも、ですが。
(そういえばチラッと見かけたような気も?? ←未確認情報 )

インベーダー・ゲームはワタシが小学生の時に流行った、いわゆる今のゲームの元祖的な存在なのですが、90年代の半ばぐらいにはまだ梅田の喫茶店でも置いてあるお店があったんですよ~!




すま14


2階の一角に置かれていた、こんな箱。

3階の回転展望室への入場が有料(大人100円、子供50円)なので、階段の手前にこういった箱が置かれているようなのですが、ワタシが見た範囲では改札係自体がそもそも存在していない様子

たぶん今はここに来る人はほとんどみんなが、展望室への入場料も含まれたロープウェイやカーレーターの往復割引券を買ってやって来るから、改札係を置く意味がないということでしょうか?
この箱だけがずっとポツンと置かれていました。


入場者の良心とモラルを疑うことを知らない、この箱に書かれている内容そのものが昭和遺産だと思うのですが、それにしてもまたそれが、ほとんど形骸化しているとはいえいまだに現役で活用されているとは。。。!
心がなごみ、そして洗われました





さていよいよ3階の回転展望室へ向かいます♪


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写真ではわからないと思いますが、この3階、回転展望室の名前の通りかなりゆっくりとですが回っています
ちょっとずつ目の前の景色が変わって行くのが新鮮、というかものすごく久々の体験のような気も。
昔どこに行った時にあったのかはもう覚えていませんが。


こういうフロアごと回転するという仕掛け自体は、おそらく1960~70年代頃に流行ったものなんですよネ。
ここの須磨浦展望閣が開館したのは1958年(昭和33年)のようですから、きっと当時は、眺望の良さともの珍しさとで人気を博したことでしょう
無邪気でダイナミックな発想、当時らしい近未来志向がうかがえますネ


3階は喫茶室にもなっているので、昭和な喫茶店メニュー、メロンソーダを飲みながらひと休みしたのですが。。。
うふふっ。意外なところでカワイイもの見~っけ




すま18


メロンソーダの下に敷いてあった紙のコースターがとっても可愛かったので、喫茶室のおばちゃんに、「このコースター、いただいて帰ってもいいですか??」 と訊ねたら、このコースター以外にも柄違いのやつまで出してくれました♪  
おばちゃん、ありがと


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ちょっと光が入りすぎてぼやけてしまいましたが、展望閣から見えた風景。
向こうにうっすらと見えるのは、明石海峡大橋と淡路島です



この日は時間の関係で行けなかったのですが、この山頂からはさらに観光リフトが出ていて、隣の旗振山にある「のりものランド」へ渡って行けるようになっています。

‘遊園地’とタイトルに書きながら、展望閣の中の写真が中心というインドアな内容でスミマセン 、なのですが、今ではほとんど見ることがないようなレトロな設備やモノがここにはあふれているので、大人にとっては文字通りの心なごむ懐かしの遊園地と言えるかも知れません

それに展望閣の周囲は森林公園のようになっていて可愛い三輪車も置いてあったりするので、小さい子供さんを連れてお散歩気分、ピクニック気分で遊びに来るのにもいい場所かも知れませんネ♪
こののんびりしたフンイキが、自分のペースでのびのびと動き回れるから、小さいお子にとってはちょうどいいかもな~
カーレーターのハンパない揺れにさえ気をつければ(笑)

(カーレーターの区間は、道もあって歩けるようになってるようです)



すま21




今年は梅雨時ぐらいから、なぜか京都と神戸方面に行く機会が多く(そしてまたそこで偶然ステキなモノを発見 することが多く)、この調子だとまた近いうちに行くことがありそうなので、その時に時間があればぜひ「のりものランド」にも足を伸ばしてみたいと思いマス o(^▽^)o

でもこの猛暑が続く間は。。。阪神方面に行くことがあってもさすがに自重しようかな



7月の初旬、同じぐらいの時期に行った、神戸の新開地の写真も近々またご紹介します~




( 天気予報で見るとほとんど同じぐらいの気温のハズにもかかわらず、他の地方から来た人に言わせると、体感温度では大阪の方が暑い らしい。
普通に呼吸してたら、熱気が入ってきて胃が気持ち悪くなることが今年は何回もあるし。


関西ローカルの某番組で放送局の玄関前の気温を測ってみたら、発表されている気温よりも3℃も上だったというのをTVでも見たけど、ワタシも最高気温35℃と発表されたら、37~38℃なんだなあ、今日は、と思うことにしています

大阪だけ木陰かなんかで気温を測ってる (笑))







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[ 2010/08/24 19:32 ] ●レトロスポット(大阪、関西) | TB(0) | CM(7)

怪獣ガメラに癒されて♪(副題;恐るべし、マッハさん^^) 

今日は、先月レンタルした一連の昭和B級映画のトリを飾る作品「宇宙怪獣ガメラ」のDVDレビューです


ガメラというとモスラなどと肩を並べるぐらい、というよりも特撮怪獣の中ではおそらくゴジラに次ぐぐらい有名な存在ですよネ  
こういう特撮ものに全く興味がない人でも、昭和ちびっこ世代の人間であれば名前を聞いた事がないという人はほとんどいないんじゃないかと思いマス。

かくいうワタシも特撮というとTVのウルトラマンシリーズぐらいしか見ておらず、ガメラの存在は知っていても、映画自体は子供の時から今まで1度も見たことがありませんでした。
・・・それで、というわけではないんですが、このDVDを見る前にいろんなサイトを見させていただいて、ガメラやこの映画に関する解説、レビューなどを予備知識的に拝見させていただいたのです。


そこで、この「宇宙怪獣ガメラ」が昭和ガメラシリーズの最終作品であり、なおかつ完全なオリジナルではなしにそれまでの歴代ガメラシリーズの特撮シーンに新作映像を加えて再編集された(どこか片手間な)作品であること、ガメラシリーズの中ではいちばんのB級作品と言われているコト ・・・などを一応知識としてインプット♪

準備万端整ったところで、イザ、ガメラ・ワールドへ突入 と相成りました。



 
宇宙怪獣ガメラ  (1980年)





http://www.youtube.com/watch?v=zGAaEi60M6o&feature=related



上の映像をごらんになった方でしたら、おそらくこの予告編映像からだけでも、次のようなツッコミ・ポイントを見つけられたことでしょう♪

● 今から見ると超アナログとしか言いようがない特撮シーン (@_@)

ヤマトや999、こち亀といった当時の人気アニメを映画の中で無理矢理共演させるという、安直っぷり。
ジョーズをパクったシーンまで登場。


ユルさ爆発! ガメラの鉄棒大車輪シーン (なんでガメラが体操を?(爆) でもこのユルさがめっちゃ可愛かったりする♪ )

マッハ文朱氏の、80年代‘ハウスマヌカン風’ひっつめヘアスタイル ・・・などなど。



DVD全編を見てもこの一連のツッコミ・ポイントに代表されるようなユル~い空気と昭和のアナログな空気感は一貫して流れていて、そういう視点から見るとホントに飽きずに楽しめマス (^^)/

さすが、ガメラシリーズいちばんのB級作品と言われるだけのことはアリ、の珍作品なのです!(笑)




ところが、ところがですネ。。。


いつもだったらここで笑ってツッコんで、ガメラくんの鉄棒同様フィニッシュ~、着地も決まった! と行きたいトコロなんですが、この「宇宙怪獣ガメラ」に関しては、DVDを見ながら笑い以上にトクベツな思いにふけってしまいまして・・・






http://www.youtube.com/watch?v=7o4p5VgtDms&feature=related



どういうことかと言いますと、お時間がもしある方はこの動画を見ていただければなんとなしにわかっていただけるんじゃないかと思うんですが・・・
このガメラ、今では考えられないぐらいの平和ムードが漂っているというか、性善説に基づいたヒューマニズムに満ちあふれているんですよ~


上の静止画面に映っているのは、宇宙海賊船ザノン号が侵略のために地球に送り込んだギルゲという女、つまりワルモノなのですが、小学生圭一君の純粋な優しさや、マッハさん扮する宇宙人キララの温情に触れるうちに改心、最後は自分の身を犠牲にして彼らをザノン号の攻撃から守る、という役どころなのです。


このギルゲお姉さん、それまでも、わざわざ学校帰りの圭一君を待ち伏せて、子供相手に「ガメラは大したことない」的な発言&ドヤ顔をしてみせるわ(笑)、送り出す怪獣、送り出す怪獣、こどごとくガメラに倒され作戦が失敗するたびに、ザノン号の元締めに「もう1度だけ、チャンスをお与えください 」と頼み込み、それをゆうに4、5回は繰り返すわ、のなかなかのお粗末ぶりを発揮。   (まあ、そこまで何度も許す悪役側の心の広さにも感心しますが) 

そればかりか、足にケガをおった時には圭一君の家に運び込まれ、お母さんにまで優しくお世話になってしまうという、地球侵略というものすごい企みを担っているとはとても思えない、おマヌケ宇宙人なのですww

こんなイケてない悪役って、きょうびいますか~(笑)   いくら子供向けの話だからとはいえ。



・・・しかし、考えてみると。
悪役なのに随所にどこか憎めない人間らしさが垣間みられ、またそういう悪役キャラにまで寛容な手を差し伸べる正義の味方と小学生。
何かそういうところにも、当時の世の中の空気感が反映されているような気がして、見ているうちに途中からは笑いよりも感慨深さの方が込み上げてきてしまったわけです



それはモチロン当時だって、大きな事件・犯罪もあり、社会問題もあり、当時子供だった立場から言わせてもらうと今ほど大騒ぎされてない、深刻化してないだけで、学校ではイジメだって現にあったりした。
決して今ノスタルジックに美化して回顧されているほどの理想的な社会とは、実際は言えなかったと思います。

でも何でしょうね~。。。
「同じ人間同士、話せばわかる!」とか、そういう今では甘っちょろいのひとことで一蹴されそうなことを、子供だけではなしに、大の大人が本気で思っていた、もしくはそうであると信じようとしていた時代だったことは確かで、そういう世の中のベースの部分に流れていた意識が、こういう子供向けの、しかもその中でもB級の部類に入るような作品にまで表れているものなんだなあということをあらためて認識して・・・そのことがワタシにはものすごく感慨深かったんですよ~ !


あ、でも、一流のモノというのは時代を超えた普遍性があるから、その時代特有の空気というものがあんまり如実には表れておらず、逆にこういったB級なモノや末端のモノにこそ、その時代の空気が色濃く反映されているもの、なのかも知れないですよね~


性善説的な意識や考え方が果たして良いのか悪いのかは置いといて、しかし今ではここまで単純で平和なストーリーは、子供向けの作品の中ですらたぶんあんまりないだろうなァ・・・(遠い目)



・・・そういうわけで、これまでにご紹介した昭和B級映画同様、脱力&トホホ系の作品であることにはモチロン変わりないんですが、この映画からは期せずしてそれ以上の懐かしさと癒しをもらったような気がしたのでした




に、しても、マッハ文朱氏のこのヘアスタイルといかつさww
見れば見るほど悪役にしか見えなくなって来るのはワタシだけ (笑)





さて!!!
ブログにupするためにこの「宇宙怪獣ガメラ」の動画を探していたのと同じ頃に、偶然このようなスゴい動画まで見つけてしまいましたので、ついでにご紹介しておきマス

http://www.youtube.com/watch?v=yRvd185-XAg


埋め込みができなくなっているので、リンク先でごらんいただきたいのですが。。。

これ、昔(1978年)、小川宏ショーであった声優特番?的な企画の中の一場面の模様なのですが、スタジオに生出演されている声優陣が超豪華な顔ぶれで
特にこの動画の中では、ルパンのセカンドシリーズの声優陣が一同勢揃いというお宝場面が見られるのです♪♪♪
ワタシのようなルパン・ファンにとっては、よくこんな映像が残ってたなあ、というまさに感激の動画


ルパンの声をされていた、おなじみ故山田康雄さんをはじめ、次元役の小林清志さん、五右エ門役の井上真樹夫さん、不二子役の増山江威子さん、銭形役の納谷悟朗さん・・・今ではみなさんベテラン大御所声優さんばかりのスゴい顔ぶれが出演されているのですが、このコーナーの進行をつとめているのがなんと、マッハ文朱さん!

さすがにガメラに出演されてる時のような外見的ないかつさはないのですが・・・
スタジオに来てこのコーナーに参加している子供たち相手に、本気でイラついて軽く地団駄踏んでる場面があるのです! (床を踏み鳴らしてる音がする

マッハさん、進行のスピードや出演されてる声優さんたちに気を遣うキモチはわかるけど、正義の味方なのに、子供がクイズの正解をすぐに当てられないからといって、イラつかんといて~!(笑) ヾ(≧∪≦*)
しかも声優さんに気を遣ってるわりには、さあ早く席に座って!と言わんばかりに、声優さんたちの体を強引に押してたりするし(笑)


やはり睨んだ通りギルゲお姉さん以上に恐るべし、でも、どこか愛すべき正義の味方マッハさんなのでした






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[ 2010/08/15 23:19 ] ●懐かしの映画・アニメ映画・映像作品 | TB(1) | CM(12)

クールに行こう、プリーズ?!「サーキットの狼」の実写版映画、プリーズ♪^^; 

「ルパン三世念力珍作戦」や「ドカベン」「幻の湖」の記事からはにわかに日が開いてしまいましたが・・・
先月ツタヤ・ディスカスの無料お試し期間中に借りたその他の昭和実写版映画のDVDの感想を、感動?の記憶が薄れないうちに、ここらへんでupしておきたいと思いマス(^^)/





「サーキットの狼」 (1977年)


この映画は、当時少年ジャンプに連載されていたマンガの実写版映画なのですが、ドカベンやルパンと違って「サーキットの狼」に関してはワタシはもともとの作品自体を知りませんでした。
子供の頃通っていた歯医者さんの待ち時間の間、待合室に置いてある少年漫画を読む機会は多かったのですが、このマンガに関してはなぜかあんまり興味を持てず読むことがなかった。 ジャンプも置いてあったと思うんですが、きっととばして読んでいたんだと思います。

( だから今回このDVDを見た後でwikiを読んで、後にこの原作マンガがワタシが小学生の時にやってきた一大スーパーカー・ブームの火付け役になったと知り、びっくりしました


・・・ということで、この作品に関しては原作マンガを知らない分、先入観が入らないニュートラルな状態で見ることができるので、キャスティングに笑えるぐらいの違和感があるとか、ストーリーが脚色されすぎているとか。。。少なくともそういう部分でのツッコミだけは入れずにすむ、ちょっとつまらないけどドカベンやルパンよりはある意味安心した心持ちで見ることができるんではないかとワタシは当初予想していたワケです。


が。。。

その安易なシロウト予想を見事に覆すトンデモっぷりを、この映画は最初から最後まで披露してくれました








動画サイトには、上のオープニング映像プラスαのような無難な映像しかなかったので、ひとりで見ていても思わず「 は~っ 」という声をもらさずにはいられなかったコアなシーンをみなさんと分かち合えないのが本当に残念でならないのですが、一応ワタシが仰天・脱力したシーンを以下に挙げておきます。。。


■ 主人公・風吹裕矢(ふぶきゆうや)は、バイト先である自動車屋を2週間もの間なんと無断欠勤。
2週間後出勤し、「腹の調子がおかしくて・・・」という小学生でも言わないようなお粗末な言い訳を、怒ることもなしに、「わかった、わかった」のひとことで済ませる自動車屋のおやっさん・・・  

■ 姉の恋人に対して、ある日突然、鬼気迫る表情を浮かべ無言で殴りかかる風吹  
何か事情が・・・?と思いきや、殴った理由は 「ひとりぼっちになった気がしてさびしかったから」 (・_・;) (・・・って、子供か

■ バイト代で貯めたお金を頭金にして、ついに念願のロータス・ヨーロッパを手に入れた風吹。
自分以外は誰も乗っていない車の中で、いきなり「見てくれ!」と誇らしげに言い放ち、愛車の解説を始める。
(いったい誰に話しかけとんねん!(笑))

日本人という設定のはずなのになぜか日本語がたどたどしい、国家2級整備士のヒロイン、ミキ。
( ハワイ日系4世の女優さんが演じていた模様。。。って、そもそもこんな無理なキャスティングありですか?!(笑) )

■ 製作協力企業、いわゆるスポンサーであるロッテに対しての並々ならぬ気の遣いようが感じられる本作、サーキットでのシーンでは観客やレーサー本人がロッテのアイスやガムを口にしているシーンが4、5回は登場する。

中でも、鈴鹿でのレース当日のシーンでは、レース前に風吹と一緒にロータスに乗っていたミキ曰く、「まぁまぁ、カッカしないでクールに行こう、プリーズ!」  
そしてカメラ目線のまま、おもむろにポケットから取り出したのが、ロッテのクールミントガム  
(※ あまりのワザとらしさに突っ込むこともできず、撃沈しました。。。



そして何といっても極めつけは、映画のラストシーン。。。

F1レースの途中でクラッシュし瀕死状態の元警官レーサー、沖田から、風吹は両親を昔事故死に追いやった相手の名前を聞き、驚愕。
(レースの途中でクラッシュも何もしてない自分の車から降りて、他のレーサーのもとに駆け寄るということ自体ありえないと思うんですが、まあここはかろうじて目をつぶるとして)普通、ここから考えられる展開としては、
風吹はその後レースを続行、ゴールまでの過程で、同じレースに出場していた両親の仇である相手と凄まじいカーバトルを繰り広げ、優勝は逃すもののその相手には勝つ・・・とか、そういうドラマチックなシーンが待ち受けているものと思いますよネ?!


しかし、クライマックスでいちばん盛り上がるはずのF1レースシーンは、いきなりブツンとここで終了!
場面は不自然な転換を見せ、誰もいないサーキット場で風吹はミキから、「優勝おめでとう!」と声をかけられる。
(えっ?! ゴールシーンも何もなかったけど風吹は優勝してたの?! レース中に沖田の死に際にまで立ち会ってるのに?!)

ミキはそのあとで自分が風吹のライバルである早瀬左近の妹であることをいきなり告白し、「これからは私達ライバルよ ww 」

ちゃんちゃん♪ ハイ、これでこの映画は終了です、って、 エエッ....?
  

せっかく瀕死の状況で沖田が教えてくれた両親の仇相手との因縁シーンも、感動のゴールシーンもなんにもないまま、ミキの唐突なライバル宣言ひとことで幕を下ろすという、はあ~ なエンディングに、一瞬何が起きたのかもわからず、思わず吉本新喜劇ばりに前のめりにコケそうになってしまったワタシなのでした

これはあくまでも勝手な推測なのですが・・・本当はもう少し上映時間の長い作品として予定され、製作が進められていたものの、何らかの事情で急に時間(あるいは撮影期間)を短くせざるをえなくなり、ドタバタのやっつけ仕事でこんな中途半端な結末になってしまったのでは
とまあ、それぐらいしか考えられない、唐突で意味不明な終わり方なのです。


これ、1977年の公開当時は、「トラック野郎☆一番星」の同時上映として公開されていたようなのですが、同時上映作品でほんとに良かったと思う!(笑)
いくら今よりも寛容でおおらかなご時世だったとはいえ、これ単独上映だったら「金返せ」騒ぎが起こってたんじゃないかと思いますもん



・・・完全にネタバレになってしまいましたが、この映画、かの「幻の湖」の奇想天外、シュールな突き抜けっぷりにはさすがに及ばないものの、終始脱力感に襲われる映画であることだけは間違いありませんので、ワタシのようにB級モノにご興味ある方、もしくはストーリーは完全度外視で当時のスーパーカー・ブームだけを純粋に懐かしみたい方にはぜひ見ていただきたいです

そういえば小学生の頃、男子たちがスーパーカーの消しゴムとかカードをよく学校に持って来てたなぁ~   ランボルギーニ・カウンタックとか。。。この映画ではランボルギーニ・ミウラの方が頻繁に登場してたけど。




↑ アマゾンのDVDレビュー、このブログ以上にこの作品についての笑えるレビューが載っていますのでぜひご参考までに♪


ちなみに、この映画の中で極道連の総長というワル役を演じているのは、ドカベンの実写版映画で岩鬼役として‘怪演’を見せているあの役者さんです。  ははっ


さあさ、ワタシたちもカッカしないで、夏の暑さに負けずクールにいきましょう、ぷり~ず 

サーキット





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[ 2010/08/12 00:23 ] ●懐かしの映画・アニメ映画・映像作品 | TB(0) | CM(10)
プロフィール

MANASAVVY(マナサビイ)

Author:MANASAVVY(マナサビイ)
昭和40年代、岡山県生まれ。大阪在住。
昭和カルチャー以外にも、旅、写真、グルメ、 読書、映画、TV、野球観戦、超科学や超古代文明(ムー的なトピック)が好き。 ブログの内容からか男性と間違われる事が多々ありますが、女性です。
「佳後 マリ子」の名で、レトロ旅ライターとして取材・執筆活動を行っています。

写真と記事の無断転載を禁止します。
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