ソラリスの時間 2008年10月

ソラリスの時間

昭和(1960-80年代)の懐かしいモノ、ヘンなモノ満載!!! 脱力系 or ココロトキめくノスタルジックワールドへご案内〜!

僕らのミライへ逆回転 

僕らのミライに逆回転


この映画は上映される1ヶ月ほど前に映画館に置かれてあるチラシに書かれてあるストーリーや宣伝コピーを見たときから、見たいと思っていた映画でした。

『何かとトラブルを引き寄せるジェリーとつぶれそうなレンタルビデオ店の店員マイクは幼なじみ。ある日、突然店のビデオから映像が消える事件が発生! なんと発電所で感電し、超強力な電磁波を帯びてしまったジェリーが全ビデオをダメにしてしまったのだ!? 慌てた2人は自作自演で「ゴーストバスターズ」「ライオン・キング」など消えた映画を作り直すはめに!
 ところが、驚くことにその手作りビデオは大好評で、たちまち店は大繁盛。 再開発で閉店を迫られている店長を救おうと、2人は町の人々も巻き込んで次々作品を送り出す。・・・』
『奇想天外な展開にメチャクチャ爆笑、でも最後はホロリとさせられる、今年一番幸せな気持ちになれるチャーミングな映画の登場です。』
『おもいっきり笑って泣いて、あたたかなものが心に残る、宝物のような映画』


・・・本当にチラシに書かれてあった通りの映画でした☆
見終わった後、こんなにあったかくて幸せな気持ちになれる映画は久しぶり ♪  最初に『ALWAYS 三丁目の夕日』を見た時も幸せな気持ちになったけど、モチロンあそこまでの涙たっぷりの感動大作ではないにしても、上のチラシにもあるように‘チャーミング’という言葉がぴったり来る、ハートウォーミングなステキな映画です。

何と言ってもいちばん面白かったのは、ジェリーとマイクがリメイク版の映画を作るシーン。
まるで子供の時のお遊戯会とか文化祭で作りそうな衣装や小道具、セットを作り、それを使ったり身につけて演技をしている様子を、大まじめに家庭用ハンディカム?で撮影していく・・・
そのあまりのバカバカしさが、見ていてめちゃめちゃ面白くて・・・!  ワタシも一緒に行った友達も、映画館で見ていた他のお客さんもみんな大笑い(^▽ ^)!  ワタシは、中でも「ゴーストバスターズ」のリメイクをしているシーンが好きです。
この映画の中で、彼らの作ったこのリメイク版の名作(迷作?)を気に入って一気にファンになった街の人達と同様、ワタシもこれを見ていて、こういう作品の作り方もマジでありなんではないかと思ってしまったぐらい、普通のまっとうな?コメディ映画よりも笑えたし、楽しめました。


その後ストーリーは、店の立ち退き問題やハリウッドの映画をリメイクしたことによる著作権問題との絡みから、起承転結の「転」を迎え、あたたかで思わずホロリとさせられる「結」クライマックスへとつながっていくのですが、このクライマックスもステキなシーンが多くて。

あんまりストーリーを語ってしまうのは見ていない人に対して失礼なので多くは書きませんが、CG全盛の今の時代にあって、映画の原点や原風景であるもの~アナログな手づくり感であったり、みんなでひとつのものを作り上げて行くことの楽しさや素晴らしさ~をあらためて見せてもらったような気がするし、TVの画面で見ようとしていた映画をTVが壊れてしまったことで、ハプニングながら急遽昔ながらの映写機で窓辺に貼った白いシーツに映して見るシーンなどは、この映画の監督であるミシェル・ゴンドリーの映画そのものに対する愛情が表現されたステキな一場面だなあと思いました。

この作品の原題は『BE KIND REWIND』 、ビデオテープを巻き戻して(返却して)くださると助かります、という意味です。
そもそも、DVDが主流の今、商品のラインアップひとつとっても時代遅れともいえるこだわりを持ったレンタルビデオ店が舞台になっているというところからして、この映画の魅力が見えて来ると思いませんか?


最後のシーンがすごくいい場面なのに、ちょっと急いだ雑な感じがあったり、物足りない部分もあったりと、決してパーフェクトな出来の作品とは言えないかも知れませんが、それでも、見終わった後で、「映画って、人間ってステキだなあ」と、ココロにほんわりとしたあたたかさが残る愛すべき作品(^ ^)♪
ココロが最近疲れ気味の方、週末映画を見ようと思ってるけど特に今見たいやつもないし、何か面白い映画ないかなあ・・・という方には、ぜひこの映画、おすすめです☆

(途中、急遽‘主演女優’に抜擢されるクリーニング屋の女の子アルマがなにげに話すセリフで、すごくいいセリフがあったんだけど、忘れてしまいました(- -;)
あと、個人的に久しぶりにミア・ファーローが出演してるのを見ました☆  昔、彼女が出てる『カイロの紫のバラ』という映画を見たことがあって、好きだったなあ。。。あれも「映画」そのものがストーリーに関わって来る話でした。 )



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[ 2008/10/15 21:11 ] 昭和見た見たワールド 映画・アニメ映画・映像作品 | TB(1) | CM(1)

「20世紀少年」全巻読みました♪ 


20世紀少年 DMMコミックレンタル

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ずっと読みたいと思っていた「20世紀少年」とその最終章にあたる「21世紀少年」、計24巻をやっと全巻読破しました。 

今、映画でも公開されているけど、これは原作のコミックの方がきっと面白いはずと思い、こういう時こそネットカフェ、と思って、何日間か通いひたすら読み続けました。やっぱり読み出したらハマってしまって、続きを読むまでが待ち通しかった毎日でした☆



これが、このマンガのいちばんのテーマやったんかなあと最初に思ったというか気づいたのは、「ともだちランド」のアトラクションでの出来事。

1970年、71年当時の小学生の頃、自分たちが暮らしていた昔の町に入っていったヨシツネが、臆病で逃げてばかりいたと思っていた自分が実は、秘密基地が壊された後も、新しい秘密基地を作り直すべくひとりで頑張っていたことを思い出し、過去の自分と和解したその瞬間に、バーチャルの世界での危うい状況から脱して帰って来れた場面です。


ヨシツネだけではなく、オッチョやケロヨン、そして諸悪の根源である「ともだち」や主人公のケンヂでさえ・・・みんながそれぞれの形で過去に‘忘れ物’をしていて、その時に受けた心の傷や、自分自身への後悔や怒りと向き合い、自分を許すこと、自分の存在を肯定することができたその時に初めて、外の世界との闘いも自分自身との闘いも終わり、救われます。




「ともだち」や、彼を神のようにあがめ、信じて疑わない友民党や大多数の人々の状況が描かれていることから、オウムのようなカルトの新興宗教やヒトラー的なファシズムへの風刺が大きなテーマだととらえる考え方も多いと思うのですが、そういうものに簡単に依存してしまうのは、自分自身を信じることができないこと、自分のことを好きになれないこと、自分の存在を心の底で否定していることに原因があるからで・・・結局、すべては自分を許し、認めるということ、その大事さに気づくということが大事なんだろうなあと、読んでて感じました。

子供の頃の「ともだち」が学校の廊下の鏡に映った自分が、‘のっぺらぼう’の顔をしていることに気づき、びっくりする場面なんかは、「千と千尋の神隠し」に出てきた「顔なし」のことを思い出したりもしました。




さて、そういう話はさておき・・・ワタシ自身がこのマンガにいちばん引き込まれていったいちばんの理由は、何といっても登場人物のミリョク、です。

主人公のケンヂ以外で、ワタシが特に好きなのは、オッチョ、カンナ、ヨシツネ、ユキジ、さらに脇役では、神様と仁谷神父。

カンナやユキジだけでなく、途中から登場する女子高生の小泉響子や、中学生の女の子なども含めて、「20世紀少年」とあるわりには、女の子に結構印象的な登場人物が多かったなあと。

男では、ケンヂもいいけど、やっぱりいちばんはオッチョですネ (^ ^)♪  
こういう人、きっと多いはず。

ケンヂは路上でギターをかき鳴らして歌ってるシーンと、子供時代、そしてラストのシーンも含めて、やっぱりユキジと一緒にいるシーンが好きです。



同じ浦沢直樹さんのマンガでは「YAWARA!」も昔好きで(実は、TVアニメの方のファンで、原作はいまだに読んでないんです)、あれも登場するキャラがすごくみんな個性的で好きだったのですが、登場人物のミリョクってやっぱり大事ですネ(^ ^)




さっき20世紀少年占いというのをたまたま見つけてやってみたら、ワタシ、「カンナ」でした。
わ~、うれしい ♪♪♪   けど、そんな度胸も根性もすわってないし。 実際は巻き込まれてバタバタしてる小泉響子がいちばん近いかも。
ちなみに今日の運勢ランキングの第一位はカンナで、「猫の言葉が理解できそう」、でした (^ ^;)



映画「20世紀少年 第二章~最後の希望」の感想もこのブログ内にupしてますヨ~



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[ 2008/10/06 12:48 ] 昭和読んだ読んだワールド その他昭和フィーチャー、関連本☆  | TB(0) | CM(4)
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MANASAVVY(マナサビイ)

Author:MANASAVVY(マナサビイ)
昭和40年代、岡山県生まれ。大阪在住。
昭和カルチャー以外にも、旅、写真、グルメ、 読書、映画、TV、野球観戦、超科学や超古代文明(ムー的なトピック)が好き。 ブログの内容からか男性と間違われる事が多々ありますが、女性です。
「佳後 マリ子」の名で、レトロ旅ライターとして取材・執筆活動を行っています。

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