ソラリスの時間 ●レトロ旅 ファンタスティック☆伊勢鳥羽志摩

ソラリスの時間

昭和(1960-80年代)の懐かしいモノ、ヘンなモノ満載!!! 脱力系 or ココロトキめくノスタルジックワールドへご案内〜!

鳥羽ファンタスティックぶらり旅3~答志島&志摩地域編 

旅の最終日は、鳥羽駅近くにある佐田浜港から出発します~♪


435鳥羽船乗り場1

435鳥羽船乗り場4

435鳥羽船乗り場2

435鳥羽船乗り場3


このフェリー乗り場の待合室の、素晴らしいまでの昭和のまんまの風情に、出航時間までの待ち時間、個人的に全く退屈しませんでした(笑)(2009年当時)

瓶コーラの現役自販機なんて、ここ以外ではお目にかかることはまずないですから(@_@)
子供の頃でさえ見た事なかった気がするので、こういう公共施設限定でかつて設置されていたような自販機かも。


435鳥羽船乗り場5


435鳥羽船乗り場6


さあ、今日はこのフェリーに乗って鳥羽湾沖に浮かぶ島、答志島に向かいます



435鳥羽船答志島1


20分ほどで、答志島の和具港に到着。


435鳥羽船答志島2

435鳥羽船答志島3

435鳥羽船答志島19


鳥羽湾沖の島=漁業が盛んで魚が美味しい、というのは容易に想像がつくところですが、答志島は特にワカメ漁とワカメの養殖が盛んな島だということを、現地に来て初めて知りました
4月の上旬だったのですが、こんなふうにワカメが天日干しされている光景をいたるところで見ました。

写真に撮り忘れてしまったのですが・・・答志島の「まるみつ寿司」さんでいただいた、ワカメ入りのお味噌汁の美味しかったこと
普段食べてるワカメとは、色も香りもぜんぜん違うんですよ~!(ああっ、写真でお見せしたかった!


435鳥羽船答志島4

やはりこのあたりの島らしく、海女小屋もありました。


435鳥羽船答志島6 435鳥羽船答志島5

435鳥羽船答志島7

435鳥羽船答志島10銭湯

435鳥羽船答志島11銭湯


島に残っている銭湯  


435鳥羽船答志島13


赤ちょうちん街らしき一角もありますよ♪



ところで先ほど、銭湯の外壁でも見かけたのですが・・・

435鳥羽船答志島12八


ここ答志島では、マルの中に漢数字の「八」が描かれたマークをそこかしこで目にします
普通の民家、お店屋さんなど建物の種類を問わず、玄関に飾られている蘇民将来のお飾りに次ぐぐらいの割合で目にするのです。

これは、島にある八幡神社を示すしるしで、年に一度の八幡神社のお祭りの時に「お的」という行事で運ばれる神聖なる墨を島の男らが奪い合い、その墨で描かれたしるし。
魔除けや、家内安全・大漁祈願の願いが込められているそうです。

最初これに気づいた時は、「これは面白い発見かも~!」と思いましたが、その後TVの「ナニコレ珍百景」でも取り上げられていました


435鳥羽船答志島14




島を散策する中で、もうひとつ興味を引いたのがこの建物。


435鳥羽船答志島14寝屋子

「寝屋子交流の館」

この伊勢鳥羽志摩地域のブログを書く前段のところから何回か折につけ言及していますが、この地域って、古い風習や慣習が他の地域よりも色濃く残ってる地域のような気がするんですよね。

答志島の「寝屋子制度」もそのひとつ。
寝屋親と言われる人が中学校を卒業した男子を家に預かり世話をする制度で、ここで共に過ごした島の若者達は生涯義兄弟の縁を結ぶと言われています。

現在では寮生活のように日常生活全てをここで過ごすわけではないし、金曜日の夜に集まる、一家の長男だけ、など制度も緩くなっているようではあるのですが。
しかし緩やかになりながらでも、こういう前近代からあると思われる制度が今の世の中にあっても存続しているというのは、めずらしいと思います



435鳥羽船答志島20

435鳥羽船答志島15


帰りの船が出る答志港に向かって歩いて行く途中で見つけた、綺麗な桜並木と、


435鳥羽船答志島17

435鳥羽船答志島16


かくれんぼして遊んでる、島の小学生達の姿。






435鳥羽船近鉄電車賢島


旅の最後に鳥羽の南にある、志摩市にも足を伸ばすことに。
実はここには、個人的にどうしても行きたかった場所がありました。

近鉄鵜方駅で電車を下り、そこからバスに乗り換えて向かいます。


435鳥羽船志摩御座1


御座港。 志摩半島の最南端に位置するこの港のすぐ近く、海岸べりに、


435鳥羽船志摩御座3


435鳥羽船志摩御座4


435鳥羽船志摩御座5


「御座の石仏(潮仏)」さんが、あります。

満潮時には水中に隠れ、干潮時だけお姿を現すという仏様なのですが、行った時がたまたま干潮時で本当に良かった・・・!
この石仏様にお参りすると、女性の腰から下の病気に良いということで、この地域への旅を計画した時から行きたいと思っていたのです。

こういう感覚って人にもよると思うのですが、ワタシはこういうより自然に近い素朴な形態の仏様とか神様って好きなんです。普通のお地蔵様、道祖神とかもそう。
素朴で原始的である分、かえって神秘的に思えたりするんですよね。
小さいけれど、ワタシたち下々の人間の苦しみや願いに、より近い場所で寄り添ってくださっている存在のような気がして。
特にこの石仏様は、こういう海岸の波打ち際にあるということもあって、よけいに神秘的に思えましたよ。
すぐ近くに御座神社(海に浮かぶ岩の上にも鳥居がある)もありますし。

仕事柄、下半身が冷えやすい海女さん達もお参りされているとか。子宝や安産にも良い、と調べたら書いてありました





最南端の御座から、再びバスに乗って来た道を戻って行く途中に、寄りたいお店があったので途中下車します


435鳥羽船志摩御座看板8

435鳥羽船志摩御座看板9

435鳥羽船志摩御座看板11

435鳥羽船志摩御座看板10

(・・・笑)



こういう感じのレトロ看板をなぜか多く見かけた、答志島にあった港と同じ名前の、和具という地区。
そしてここにあるシマヤさんという洋菓子店で売られているのが、

435鳥羽船志摩御座シマヤ1


435鳥羽船志摩御座シマヤ2

435鳥羽船志摩御座シマヤ3


「たぬきケーキ」です


「たぬきケーキ」ってご存知でしたか
「懐かしい~!」という方もいらっしゃるかと思いマス。
たぬきケーキは、まだバタークリームのケーキが多く売られていた昭和40~50年代には全国各地の洋菓子店で人気のケーキでした。

・・・が、実は、ワタシにはたぬきケーキの記憶がありません
たぬきケーキなんて、あったかなぁ??(´д`* もしかしたら、ワタシが住んでた地域(岡山県北部)にはなかったかも??

じゃあ、なんでそんな懐かしい想い出もないのに、わざわざこのお店に立ち寄ったのか?と言いますと、久しぶりにバタークリームのケーキが食べたくて食べたくてしょうがなかったからです(笑)

昔から、周囲の子供にも大人にもダンゼン生クリームの方が人気が高かったけど、ワタシは元々バター・マーガリン好きということもあってか、バタークリームの味もなぜか結構好きで・・・。
大阪のどんな庶民的な佇まいの洋菓子屋さんに行っても、バタークリームのケーキなんて今はまずほとんどお目にかかれないので(たぶん関西は関東以上にバタクリの消滅率が高いです)、旅行の下調べをしている時、とあるサイトでこういうケーキが志摩市に残っているということを知り、立ち寄ったというワケです

現地では茶色とピンクのたぬきケーキを1個ずつ買って食べたんですが、後日この箱入りのケーキをお取り寄せしました




435鳥羽船志摩御座看板6

さらに大王という地区まで、バスで戻って、


435鳥羽船志摩御座田中料理店1


435鳥羽船志摩御座田中料理店2


田中料理店さんでいただいた、かつお茶漬け♪
ごちそうさまでした♪





帰りは、船で賢島まで戻る事に。

途中で船が立ち寄る、間崎島という島で少しだけ船を降りてみることにしました。


435鳥羽船志摩学校


435鳥羽船志摩夕景


小さな平屋の分校と、夕暮れに見送られて・・・




435鳥羽船近鉄電車大阪



美しさ、神秘、土着性、コアな昭和のB級文化、人の温かさ、海の幸・・・
色々な要素が渾然一体となり、独特で不思議な印象に満ちた伊勢鳥羽志摩を巡る長い旅から、これにて帰還です♪


今度行く時には神島や坂手島、珍スポット系の匂いがする伊勢安土桃山文化村(旧伊勢戦国時代村)にも行きたいな~ 
若草堂さんの食堂、若草堂さんに負けないぐらいのレトロムンムンのおみやげもののお店、それにそれに、知る人ぞ知る的な神秘的なパワースポット、神社やお寺をもっと本格的に探してみたい・・・
海から昇る美しい朝日が見られる、相差の宿にも泊まってみたいし・・・!

ファンタスティックなこの地域への興味は、尽きません









☆ あ と が き ☆



<今回めぐった地域で出会えた美味しいモノ・ご当地グルメ>

○ 田中料理店の「かつお茶漬け」
○ シマヤの「たぬきケーキ」
○ 答志島のまるみつ寿司のランチのお寿司についてきた「ワカメの味噌汁」(もちろん、こちらのお店、お魚も美味しかったんですよ♪写真がないんですけど^^;)

・・・は、本文中でご紹介していますが、この他に、


○ 「日本料理 鯛」の「鯛茶漬け」

435鳥羽船志摩御座グルメ12


○ 「網元の店八代(やしろ)」の「大漁丼」

435鳥羽船志摩御座グルメ13


も、この志摩地域でいただきました

「日本料理 鯛」の鯛茶漬けは、味噌だれに漬け込まれた鯛がのっているという珍しい鯛茶漬け
ひとりでしたし、時間とお金、そしてお腹の都合からもいただいたのはこの鯛茶漬けのセットだけだったのですが、こちらのお店、この地域では評判の良いお店のようなので、他のメニューも食べてみたかったです^^

「網元の店八代」は浜島漁港の近くにあるお店で、ご主人、お店の従業員の方もアットホームなこの地域らしい雰囲気のお店でした(*^-^)b
これにさらに伊勢エビが乗った「伊勢エビ大漁丼」もあったんですが、リーズナブルな普通の「大漁丼」の方をチョイス。あ、でももしかしたら、このワタシが食べたのは「特上大漁丼」だったのかも?? 3年前のことなので詳しいことは忘れてしまいました


本当はこの地域でもう1軒、大王町にある「漁師料理十次郎」というお店にも行きたかったんですけど、なぜか行った時には見つけられなかったんです~(*´Д`)=з

当たり前かも知れませんが、やっぱりこの地域は、魚料理に限りますネ~



435鳥羽船答志島全景2

(答志島)



「ファンタスティック伊勢鳥羽志摩」と題して6、7回に渡って旅した時のエピソードや想い出を書いて来ましたが、こんなにいろいろな意味でのレトロ・ファクターにあふれた地域であっても、昭和は遠くなりにけりを実感する実情があります。

秘宝館の閉鎖であったり、あの昭和の風情に満ちた佐田浜港の待合室が、その後鳥羽を訪れるたびに少しずつ新しい様相に変化して行くさまであったり、国崎の小学校の廃校であったり・・・。

今回写真でご紹介した、間崎島のあののどかな風情の平屋の分校も、現在はたぶん影もカタチもなくなっていることでしょう。(学校自体はすでに2006年に閉校になっていましたが、校舎の解体工事はワタシが旅した翌年の2010年に行われた模様) 校庭とその周りに植えられていた美しい桜の木は今でも残されているようですが・・・。

そのうち、あの浦島太郎をかたどった怪しげな観光船も、若草堂さんのようなお土産物屋も消えて行ってしまうんだろうなあと思うと、淋しさを禁じ得ません。
島の美しい自然だったり、神社仏閣だったり、海女さんや寝屋子制度のような民俗文化財的なものはこれからも大事に存続・継承されていくでしょうけど、個人的には昭和の観光地的などこかB級レトロな風情と、いわゆるノスタルジックで美しいもの、神秘的で伝統的なものとが混在している感じがこの地域の魅力だと思っているので、やっぱり淋しいなぁと思ってしまうのです。


本文の最後にも書いていますように、この地域には行ったことのないスポット、見てみたいものetc.がまだまだありますので、関西からも幸い近いですし、折を見てまた行ってみたいと思いマス(^-^)/
そして、今度は、帰ってからすぐに旅行記を書きたい~!!!(笑)





◆ 注意 ◆

・2009年時点での旅行記なので、現在は施設やお店、交通手段等々、状況が変わっている可能性があります。 ご自身で行かれる際は、もう1度入念に下調べを♪

・ブログに記載している旅程と実際の旅程(めぐった順番や日程)とは、全く異なります。





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[ 2012/07/04 21:45 ] ●レトロ旅 ファンタスティック☆伊勢鳥羽志摩 | TB(0) | CM(18)

鳥羽ファンタスティックぶらり旅2~漁師町旅情編 

少し間が空いてしまいましたが、「海月」さんという旅館に宿泊したという、前回のお話の続きからです。

海月23


実はワタシはこんなにレトロ好きでありながら、一人旅の時に泊まるのはほぼ100%、ビジネスホテル。こういった日本旅館に宿泊することは、ほとんどありません。
一人客が宿泊できない旅館が多いというのがいちばんの理由ですが、施設が老朽化しすぎていて部屋が汚いんじゃないかと思ったり、PCが置いてあった方が便利というような理由からも、ビジネスホテルを選ぶことがどうしても多くなるからです。

でもこの時は直前に旅行を決めたため、条件のいいホテルの予約が取れず、半ば仕方なしにまだ空きのあった海月さんにネット予約を入れたのでした。
2件ほど見た直近のサイトの口コミ評価が結構良かったので、その通りだったらいいなあと思いながら・・・。


玄関を入ると、旅館の女将さんらしき方が出迎えてくださいました。
お話をしているうちに、この方は女将ではない、大女将だとわかるのですが、この大女将の心からの親切で温かなおもてなしに、施設の古さ云々といったハンデや懸念がいっぺんに吹き飛びました。

晩ご飯の予算を今日は節約したい(でも外食がしたい^^;)という旨を話すと、近所のなるべく安く食べれるごはん屋さんを教えてくださったり、翌日行く予定にしている場所の話をすると交通手段を教えてくださったり。
外出時の鍵のことやお風呂の時間のことなど、普通なら1度事務的に説明して終わるようなことまで、丁寧に説明してくださり目配りしてくださいました。

いい歳いってても一応女性の一人客ということで心配して気遣ってくださっていたんでしょうか(笑)、まるで子供の頃、親しい親戚のおばさんの家に遊びに行った時に受けたような、そんな温かさと優しさを感じたのです


翌朝、宿を出る時には、宿泊客全員にいつも渡されているという、大女将手作りのおにぎり をいただきました。

予約サイトの口コミを後でもう1度見ると、このことについての口コミがいくつも書かれていたのですが、たまたまワタシはその内容を見ていなかったので、この温かいサプライズにビックリ、そして感激 ≧д≦)

「これ、おばさんがね、作ったおにぎりなの。もし良かったら持って行ってね

出発の時間が結構早かったのに、そのワタシの出発時間に合わせてわざわざ早起きして握ってくださっていたのです.+:。(´∀`)゚.+:。

最後まで温かなお心遣いにあふれた、大女将への感謝で始まったこの日の旅です。




・・・というわけで、ここからはサクサクと旅程を進めて行きましょう 
早速、駅前というよりも駅の裏っ側?にあるバスターミナルへ
今日は、バスに乗って市内のいろんな所に出かけてみる予定です。



435鳥羽バスターミナル全景


435鳥羽バスターミナル2


435鳥羽バスターミナル5

435鳥羽バスターミナル1

435鳥羽バスターミナル6


ここの、少し薄暗いバスターミナルの待合室は、見事なまでの古い観光看板の宝庫
ご多分にもれず、昭和の懐かしい雰囲気の看板が大好きなワタシは、来るたびに毎回たまらなく嬉しい気分になりますヽ(*´∀`*)ノ
「真珠の病院」なんていう表現も、時代がよく出てますし~

写真にはありませんが、ここにある鳥羽市内のカンタンな地図をあしらった、観光タクシーの宣伝看板もいい味を出しているんですよ

そういえば、いちばん下の写真の、あの帽子をかぶったキャラクターも、昔よく見かけた気がするキャラクター。
巨泉の「お笑い頭の体操」のキャラクターがこんな感じだったような・・・?!




やがて、道中のバスの車窓からも、ヒジョーに気になる看板を発見


435鳥羽秘宝館看板1

435鳥羽秘宝館看板2


そう、前回ご紹介した、以前伊勢にあった元祖国際秘宝館のブリキ看板
実はこの2枚の写真は後日、どうしても気になってこの付近のバス停で途中下車して撮影した写真なのです。

もしかしたら、この民家の敷地内に秘宝館の残骸が転がっていたりするのではないかというあわ~い期待のもと下車してみたのですが、やはり、といいますか残念ながらこの看板しか見当たりませんでした(-.-;)

こういう昔の看板は大好きなので、一概に無駄足というワケではなかった、ということにしておきましょ




さて、バスに乗ってからゆうに30分以上になるでしょうか、到着したのはこの路線の終点の「石鏡(いじか)港」という、バス停です。

435鳥羽石鏡1


ここにやって来た目的は、

435鳥羽石鏡西村食堂2

↑この西村食堂さん。

人間と一緒ですよ、外見だけで判断するなかれ(笑)


435鳥羽石鏡西村食堂3

435鳥羽石鏡西村食堂4


これにごはんとお味噌汁がついたのが、ランチタイムの、一人前の「刺身定食」。
ボリュームもすごいけど、おつくりになっている魚の新鮮さたるや、ハンパありません
カンパチ、ヒラマサ、イカ・・・最高!!!

こちらのご主人が毎朝漁でとって来たお魚を出されているようなのですが、今まで旅先で食べた魚料理の中でもバツグンの新鮮さ
これぞ、本当の漁師めし! 来てよかった~!!!



お腹がパンパンになって苦しかったので、しばらく向いのJAの前にあったベンチに座って休んだ後で、次のバスの出発時刻まで石鏡の集落・町並みを散策することにしました。


435鳥羽石鏡2

435鳥羽石鏡3 435鳥羽石鏡4


仕事中の本物の海女さんに、初めて遭遇しました。
現代社会とは隔たった感のある、何とも言えず原始的で神秘的なムードを感じてしまうんですよね~、こういう姿を拝見するだけで。


435鳥羽石鏡5


この近くに神社があったのですが、その登り口のところには、地元のスター、鳥羽一郎・山川豊兄弟のポスター看板が。

狭い路地や石段が多かったりと、ここはまるで「島」のような風景、町並みです。




再びバスに乗って、向かった先は「相差(おうさつ)」という地区

こちらには、昨今のパワースポット・ブーム以来、女子に注目を浴びている神社があります

・・・が、実はそのすぐお隣にも、知る人ぞ知る、小さなパワースポットがあるのをご存知でしょうか??


435鳥羽松3

435鳥羽松1


「昇龍の松」

柵があるんですが、龍のように曲がった幹の一部には柵越しにでも十分触れるので、いつものごとく色々なお願い事を念じながら撫でまくりましたσ(^-^;)

伊勢の松尾観音寺もそうでしたが、伊勢鳥羽志摩地域には龍を祀った神社など、この他にも龍にゆかりの深い場所が実はいくつかあります。
そのせいか、ワタシからするとこの地域は、「龍」のイメージがものすごく強いです。

そういえば、前回ご紹介した鳥羽湾めぐりの観光船も、「‘龍’宮城」の世界で彩られていましたよネ(笑)



435鳥羽石神1


そのすぐお隣にある、神明神社へと続く参道。


435鳥羽石神ドーマン1

435鳥羽石神ドーマン2


参道脇には、五芒星☆などのマークが描かれたこのような飾り石や灯りなどが見られます。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、この五芒星☆マークの方を「セーマン」、格子縞マークの方を「ドーマン」と言って、海女さんたちが海に潜る時の魔よけに、手拭いなどに縫いこんでいるものです。

五芒星☆は安倍晴明神社でも見られるシンボルマークなので、古来から魔よけの意味で使われているというのはしごく納得できるのですが、その陰陽師・安倍晴明の時代よりもずっと古い時代からあると思われる伊勢神宮の石灯籠にまで、五芒星のマークが刻まれているのが、ワタシは昔から不思議でなりません(@_@)

この五芒星☆というのは、そもそもユダヤ教のシンボルマーク(ダビデの星)。
それがなぜ、全く宗教の異なる遠い極東の異国の神社、伊勢神宮にあるのか・・・??

ユダヤ教やキリスト教が誕生した遥か昔の時代、実はこの時代にはすでに日本とこのあたりの中東の国々との間では盛んに交流が行われていて、五芒星マークがどちらかからどちらかに伝わり、「魔よけ」「宗教」「呪術」的な意味合いの共通認識ができあがったのではないか??・・・などなど、いろいろな可能性が考えられるような気がします


あ、ゴメンナサイ つい、こういう古代のフシギ系の分野には興味があるもので、話がそれてしまいましたが

でも、実際に海女さん達が今でも身につけておられる「セーマン・ドーマン」という魔よけの模様ひとつとっても、神秘的な習わしや原始信仰のようなものがずっと生き続けている地域なんだなあとあらためて思います
そのマークがまた、ユダヤ教や伊勢神宮にあるシンボルマークとも共通するものなので、よけいに神秘性を感じてしまうんですよね~。



参道をさらに歩いて行くと、


435鳥羽石神さん3


こちらが、昨今女性の参拝客が多い、神明神社の中にある「石神さん」と呼ばれる小さなお社です

オリンピックのマラソンで金メダルを獲る以前に野口みづき選手がお参りされたこともあるようで、「女性の願い事を叶えてくれる」という触れ込みで人気になっていますが、本来ここは、この地域の海女さん達が古くからお参りを続けているお社。
それだからこそよけいに、「女性のための」という意味合いが強くなっているのかも知れませんネ(*^-^)b

お社の中に神石が祀られていてそれに参拝するのですが、そういえば、石に宿る御霊に対する信仰というのも、原始的で土俗的な信仰です。
これは全国の他の地域の神社でも時々見かけますが、このあたりだと、他には伊勢の二見浦の夫婦岩が有名ですね♪



さて、石神さんにもお参りし、何かおみやげにでもなるようなお守りでも買って帰ろうと社務所に立ち寄ったところ、そこで、たいへん親切な男性の職員さんにお会いしました。
宮司さんがその時不在で、代わりに社務所に入っておられた方だったのですが、ワタシが行った時には参拝客の方が非常に少なかったこともあり、神社の案内がてら色々なお話を聞かせていただくことができました

元々神戸のご出身の方で、機会があってこちらに来て以来、伊勢志摩がとても気に入り、こちらに住み着いてしまったといういきさつの他、もし今度こちらに来る機会があれば、相差にあるお宿やスポットを教えてあげますよ、という何ともありがたいお申し出まで

そして実はこの方、神明神社に隣接している相差海女文化資料館の館長さんでした(笑)


海月の大女将もそうですが、温かみのある親切な対応をしてくださる方に出会うと、ここに来て良かった、また時間がある時にこのあたりに来てみたいなあ♪という気持ちになれるのが嬉しいですよネ

これに加えて、パワースポットのご利益があればさらに良し、なんですが(笑)





さて、この後相差を後にしたワタシですが・・・
自分の恐ろしいまでの食欲のために、行く予定のなかった場所でバスを降りてしまうことになります



435鳥羽国崎1


あんまりいい写真が撮れなかったので、雰囲気がわかりにくいかも知れませんが、「国崎(くざき)」という地区。 相差とも程近い、同じく海沿いの港町です。


実は、ワタシはこの近くにある鳥羽展望台で、「とば―ガー」というご当地バーガーを食べたいと思っていました
鳥羽市内には他にも何軒か「とば―ガー」を提供しているお店がありますが、特に鳥羽展望台は伊勢エビ入りのとば―ガーがあるということで、時間があればぜひ行きたいと思っていたのです。
展望台からの、素晴らしい海の眺めも見たかったですし。

鳥羽展望台行きのバスがこの日は運行しない日程であることは知っていたのですが、国崎からだと地図で見た感じ、何とか歩けるのではないかと思い、あまり深く考えずに下車。

が、バスの運転手さんから、バスや車では近いが、登りの山道でとても歩ける距離ではないと聞き、あっさりと断念しました



435鳥羽国崎5

435鳥羽国崎3



バスの出発時間まで相当あるので、またまた初めてやってきたこの港町を気の向くまま散策して歩いていたのですが・・・少し遠くの高台に美しい春の風景が見えたので、そこまで歩いて行くことに


435鳥羽国崎小学校1

435鳥羽国崎小学校3


遠目に見えていたのは桜並木。
その桜並木の向こう側にあったのは、小学校でした


435鳥羽国崎小学校2


前にも書いたことがありますが、ワタシは、田舎や島にある小さな小中学校、分校が大好きです
それが古き良き木造校舎ならさらに良しですが、そうでなかったとしても、都会の学校にくらべて時間がゆっくりと流れているかのようなのどかで温かな雰囲気が好きで、旅先で見つけたらついつい立ち寄りたくなってしまいます。


グラウンドで子供達と遊んでいた女性の先生に許可を得て写真を撮らせていただいたのですが、その際、先生から何とも残念なさびしいお話をお聞きしました。

「・・・来年の春にはこの学校は、廃校になってしまうんです。」


少子化の影響で最近は学校の統廃合が進んでいますが、昔はどんな小さな町や村にも小学校があって、その町の中心的な存在になっていました。
運動会になると地域の人みんなが子供達の応援に集まったり、盆踊りや秋祭り、催し物の会場になったり、お花見をしたり・・・。
そして、見るだけで心がなごんで晴れやかになる、子供達がランドセルを背負って元気に登下校する姿。

学校が消えることは、その町にともっていたいちばん大きくて明るい灯が消えてしまうことです。


今から考えると、どうしてその時そこまで気持ちが高ぶってしまったのか自分でもわかりませんが・・・
お話を聞いているうちにガラにもなしに涙ぐんでしまったワタシに、先生は「そんな風に思っていただけるというだけで、来ていただいて良かったです。」という言葉をかけてくださいました


435鳥羽国崎小学校4






石鏡、相差、国崎という漁師町をバスで巡ったこの日1日でしたが、駅前に帰り着いたものの、宿泊予定のホテルに入ってしまうには日も暮れておらずまだ時間が早いということで、ワタシは市街地をもう一度散策がてら少しだけ歩いてみることにしました。

鳥羽のまち歩きマップを片手に、旅館のある通りの周辺で立ち止まっていた時、突然、見知らぬ女性の方から声をかけられました。

普通、知らない女性から声をかけられる時というのは、道を訊かれる時か、キャッチセールスのどちらかなんですが、見た瞬間に、「この方はちょっと違うゾ・・・!」と思いました。

明るくてにこやかで、しかも物腰のとても垢抜けた美人・・・
いわゆる、関西でいうところの典型的な‘シュッとした’女性の方です。

「何かお探しですか?マップを持っておられたので、観光客の方だろうなと思って声をかけさせていただきました
そうおっしゃってから、いろいろお話ししているうちに「このマップに私も載ってるんですよ(笑)」と教えてくださいました。

435鳥羽まち歩きマップ1

435鳥羽まち歩きマップ3


マップを持ってウロウロしてる最中に、偶然、そのマップに載ってるご当人に道でお会いできるなんてスゴくないですか?!(笑)
しかも同じ女性から見てもステキな方だし、よけいに嬉しいハプニングだな、何だか

「お店の方にも、またお時間あったらいらっしゃってくださいね
どこまでも爽やかな笑顔を残して、老舗の看板娘さんは立ち去って行かれました。


ちなみに、

435鳥羽まち歩きマップ4

今回宿泊時にお会いできなかった「海月」の女将さんのお顔も、マップには載っていました






しばらくブラブラと歩いた後、いい時間になったので、タクシーで安楽島(あらしま)という地区にあるホテル「いそぶえ荘」へ。


435鳥羽安楽島1


翌朝、部屋の窓から見えた鳥羽湾の風景・・・
今日もステキな1日になりそうな予感です








☆ あ と が き ☆



<今回めぐった地域で出会えた美味しいモノ・ご当地グルメ>

○ 西村食堂

石鏡の西村食堂さんは本文中でもご紹介しましたが、あらためて、あとがきでも(*^-^)b
と、言いますのも・・・

435鳥羽石鏡西村食堂5


ワタシ、実はこちら、この後にもう1回行っています(笑) その時はこの海鮮丼をいただきました♪
お魚の新鮮さは、ここはほんとにピカイチ
伊勢エビやアワビなどの高級魚介類もいいですが、いわゆる鳥羽湾の美味しい地魚が食べたいということであれば、こちらはぜったいおすすめですヨ
鳥羽の市街地からちょっと遠い(車で2、30分)ので不便なんですが、お時間があれば行くだけの価値があると思いマス

ワタシが2回目に行った時に、後から男性3人女性1人のグループのお客さんが入って来られたんですが、そのうちの女性のお客さんから、料理が運ばれてきてからものの10分もたたないうちに、「もう、食べれない・・・」との、もったいなさすぎる発言が聞こえて来ました。 
それぐらい量も多いということですが、そんな少食なんなら、ハナからこの店に来るなよ~ と大食いのワタシなんかは思ってしまいました(笑)


○ 「食事処はまべや」の鯛のとバーガー

435鳥羽とバーガー

出かけるとたいていそこの土地のご当地B級グルメをいただくことが多いんですが、こちらは、本文中で立ち寄れなかった鳥羽展望台の伊勢エビバーガーの代わりにいただいた、鯛をつかった「とバーガー」です。
注文を受けてから作ってくださるので時間はかかるけど出来たてアツアツをいただけるし、持ち帰りが出来るのがいいところ♪
「はまべや」さんというお店自体は、今回巡った地域ではない、鳥羽駅から歩いて10~15分ほどのところにあります♪





今回は、鳥羽の小さな港町、そこで立ち寄ったスポットをまとめてご紹介しました

いつもならあとがきで書くようなことまで本文でほとんど書きましたので、細かく触れる事はもうないのですが、今回の内容にも関連する、鳥羽の旅全般で印象に残っていることを最後に書いておきたいと思いマス。

それはひとことでいうと、鳥羽の人の温かさと気風の良さ、特に女性の方の気風の良さです

神明神社でお会いした相差海女文化資料館の館長さんや、漁師さんらしい気取りのない豪快な感じが印象的な西村食堂のご主人はべつとして、それ以外で何度かこの地を旅行した中で印象に残っている方というのは、なぜか男性よりも女性の方が多いのです。

海月の大女将、偶然道端でお会いした丸傳の美人看板娘の小久保さん、国崎の小学校で応対してくださったしっかりとされた女先生、ご主人の傍らでチャキチャキと働いていらっしゃった西村食堂の女将さん、その他にも前回ご紹介した松本さざえ店で貝を焼いてくださったおばちゃんもそうなんですが、とにかく女性の方が見るからに、みなさん働き者でしっかりされた印象の方ばかり。

観光地→サービス業が多い→観光客相手の仕事をしている女性が多い、ので、よけいにそういう方に出くわす確率も高いのかも知れませんが、まさしく気風がいいという感じなんですね。

鳥羽という昔からの観光地で生きている女性ならではの気概やおもてなしの心から出て来るものなのか、あるいは古来から男性に負けず劣らずの働きっぷりを見せていた海女さんの伝統や気風が受け継がれているのか、そのあたりはわかりませんが、何か清々しくて気持ちのいいものをワタシなどは同性として感じてしまいます


実際の海女小屋で、海女さんのお話を聞きながらアワビなどの魚介類を食べられるという海女小屋体験ツアーが相差ではできるので、本当はそれに申し込みたかったんですが、一人客の受付はされてなかったんです~
海女さん達ともっと接する機会があったら、この地域の女性の方が持っておられる魅力のようなものがさらに感じられたかも知れません^^


そういえば、ワタシが寄せていただいたのは4月だったのですが、海月の大女将曰く、初夏になると鳥羽はウニがとにかく美味しいのでおすすめ!だそうです

「ワタシ、ウニはあんまり食べられないんです」とお話しすると、「普通のウニとは全然美味しさが違うから大丈夫よ(*^-^)b」・・・そう言われると、食べてみたいな~
北海道で食べるウニが美味しいと言われてるのと一緒で、現地で食べる新鮮な旬のウニは味が全然違うんだろうな♪
海月さん、この時は素泊まりでしたが、今度はぜひ食事付きで宿泊してみたいです


・・・わっ、鳥羽の女性の方から受けた好印象の話でまとめるつもりが、結局食べ物の話で締めてしまったよぅ~~!(笑)


あ、そうそう!
もうひとつ書き忘れていましたが、文中の最後に出て来る安楽島(あらしま)にあるホテル「いそぶえ荘」も、宿泊料金も安く眺めも素晴らしいホテルなので、おすすめです (ちなみに、ここも節約のために素泊まり利用でした)

ここは、鳥羽駅から車(宿の送迎車も時間によってはある)かバスでないと行けない地区で不便なんですが、小高い場所にあるのでとにかく眺望が良くて、気持ちいいのです
安楽島には他にも何軒かホテルがありますよ~♪


次回、鳥羽旅行の最終回は、答志島と志摩地域への旅を記します~




◆ 注意 ◆

・2009~2010年時点での旅行記なので、現在は施設やお店、交通手段等々、状況が変わっている可能性があります。 ご自身で行かれる際は、もう1度入念に下調べを♪

・ブログに記載している旅程と実際の旅程(めぐった順番や日程)とは、全く異なります。




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[ 2012/06/18 19:06 ] ●レトロ旅 ファンタスティック☆伊勢鳥羽志摩 | TB(0) | CM(28)

鳥羽ファンタスティックぶらり旅1~めくるめく妄想天然色ワールド編 


鳥羽まちなみ遠景


三重県鳥羽市。ワタシはもう何年も前からこの町にやって来ていました。

昔は、友人と一緒に鳥羽水族館に行ったり、伊勢エビのフライなんぞを食べたりして帰ったこともあったなあ~。
数年前は用事で来たので、ゆっくり観光する時間はなかったけど、何か説明のつかない‘ステキな’フンイキをこの港町に感じ取っていたっけ。昔感じたのとはまた全然違う何かを・・・。

そして3年前、思い立って、ついに初めての鳥羽志摩ゆっくりまったり、気ままなひとり旅を敢行。






その日、駅に降り立ってすぐ、ワタシが向かったのは・・・

松本さざえ4


鳥羽で採れた天然の、または鳥羽で養殖されている名産の貝を食べさせてくれるお店、「松本さざえ店」
駅前には同じようなお店が何軒か軒を連ねていて、そのうちの1軒のお店がコチラです。


松本さざえ1

松本さざえ2


サザエもいただいたんですが、この焼いたヒオウギ貝が特に美味しかった! 



鳥羽国際秘宝館1

鳥羽国際秘宝館アップ


そしてそう、ワタシはこれまたもう何年も前から、閉鎖されたこの施設の前に立つたびに思っていました。

できれば、このSF未来館なるどう見ても怪し気な施設がそれでもそれ相応のにぎわいを見せていたと思われる、昭和の時代にここに来たかった・・・!
そうすれば、中に入って見る事ができたのに、と。



そんなことを思いながら、残念そうに建物を見上げるワタシの目の前に・・・



・・・・・・・




http://youtu.be/lg0QyELVb8I


これは夢かうつつか幻か・・・?!
念ずれば花開く~ ああっ、これが在りし日の鳥羽の秘宝館だったのね・・・!


突如として目の前に現れたトンデモ・近未来ワールド、昭和の秘宝館の幻影にクラクラとめまいを覚えたワタシは、しばし町並みをゆっくりと散策して歩くことに。
レトロ感あふれる町並みでも見て、ホッと一息つきたい、穏やかな心持ちと美しさを見いだす感性を取り戻したい・・・




ミキモト真珠島。

mikimoto.jpg

mikimoto幸吉氏3 mikimotoはーと


この場所は、ミキモト・パールの創業者、御木本幸吉氏が真珠の養殖に世界で初めて成功した場所として、昔からつとに有名。
昔から観光スポットにもなっているミキモト真珠島ですが、今では真珠島の敷地内にある、この「ラブラブの石」なるハート形の石もちょっとした見どころになっているよう♪

これぞ正しい観光地めぐりよね~
ああっ、やっと思考回路と感性が正常に戻って来た気がするワっ♪


鳥羽まちなみB1 鳥羽まちなみ5

軒下にこのような欄間のような飾りが彫られているお宅を、鳥羽では結構見かけマス♪(右)


鳥羽まちなみB2

鳥羽まちなみ1

鳥羽まちなみ4

鳥羽まちなみ6

鳥羽まちなみ2


うんうん、この調子、この調子♪ キレイな写真が撮れてるといいな~+.(・∀・).+:。



そうこうするうちに、町並みの中で何だか目を引く家を発見・・・


鳥羽らんぽ館1


鳥羽らんぽ館2


鳥羽らんぽ館3


鳥羽みなとまち文学館。 そしてその中にあるメインは(江戸川)乱歩館



091108江戸川乱歩

以前ブログに、古本市でgetしたこの本↑の事を少しだけ書いた事がありました。
小学校高学年だったか中1だったか・・・その頃に、ポプラ社が出版していたこの子供向けの乱歩シリーズを図書室で借りては愛読していたのです。 少年探偵団、小林少年、怪人二十面相・・・懐かしい! ちょっとコワかったけど、面白かったな~

鳥羽は、その、江戸川乱歩氏ゆかりの地(鳥羽にあった造船所に勤務していた)ということで、こういう施設も作られたようです。


入って展示物などをちょっと覗いてみたかったけど・・休館日、かな??(@_@)

そういえば、乱歩の名作「パノラマ島奇譚」って、さっき行ったミキモト真珠島に着想を得て書かれたとも言われているんだっけ・・・



・・・・・・・・・





http://youtu.be/4JDGlC3omoE


昔、故天知茂さんが明智役を演じていたテレビシリーズでのタイトルは、「天国と地獄の美女」。
自分とうりふたつの病死した同級生になりすまして富豪になり、酒池肉林の桃源郷を鳥羽湾に浮かぶ島に作り上げた男の、奇妙な話。

今放送されたら、放送コードにひっかかってしまうんじゃないかというぐらいの危ういセンス、昭和の見世物小屋的なグロテスクでキッチュな世界が、脳裏をかけめぐり離れない・・・




観光船1


そして、再び混乱した心を鎮めるために乗り込んだ鳥羽湾めぐりの観光船は――――


観光船2

観光船3

観光船4

観光船5

観光船6

観光船7

観光船8

観光船9




ああっ・・・・・・

ワタシはいつの間にか、風光明媚で美しいこの港町で密かに繰り広げられていた、どこか懐かしくそしてどこまでも奇怪な、昭和の総天然色ワールドの迷路に迷い込んでいました・・・




鳥羽まちなみB3

鳥羽まちなみB6




妄想と現実と昭和の記憶とが錯綜した、あまりにもコアな旅の初日・・・
頭がクラクラするので、今日はもうゆっくり休みます・・・ (*´Д`)=з





海月23



この日のお宿は、「海月」さんという、昔ながらの日本旅館。

一見したところ、どうということのない目立たない外観の旅館ですが・・・
次回はガラリと様相を変えて、こちらのお宿で経験した、心温まるお心遣いのお話から始めたいと思いマス









☆ あとがき ☆


※ この鳥羽志摩地域での旅では、美味しいあるいは印象に残るグルメにたくさん出会えたので、このあとがき部分では、本文中で触れなかったものについてまず最初に書いていきたいと思いマス。



<今回めぐった地域(鳥羽駅前周辺地域)で出会えた美味しいモノ・ご当地グルメ>

○ 松本さざえ店のヒオウギ貝とサザエ(本文中でご紹介しました(^-^)/)

○「BLANKA(ブランカ)」の「レーズンサンド」  

ブランカ1


ブランカポラ2  ブランカポラ1


市役所の近くにある洋菓子店「BLANCA(ブランカ)」
雑誌などでは、ここの「シェルレーヌ」という名前のマドレーヌが有名らしくよく取り上げられているようですが、ワタシはそれよりも、ダンゼンこちらのレーズンサンドの方が美味しい!と思いました

この手のお菓子だと北海道の六花亭のマルセイ・バターサンドが美味しくて有名ですが、ブランカのこのお菓子は、六花亭のよりもクッキーの部分が柔らかくて、口に入れた時にふわっとすぐにレーズンバタークリームと溶け合うところが、なんともいい按配なのです 
シェルレーヌよりも美味しいと思うんですけどね~(ワタシがバター好きというのもあるんですけどネ^^;)。
なんでこのお菓子が注目されないのか不思議! ネット販売もされてないようですし。
何年か前におみやげで買って帰った時には喜ばれて、その後電話でお取り寄せした人もいたんですよ~♪





ここから、いつもどおりの、あとがきに入ります~

前述のグルメ・メモにも少し書いていますように、鳥羽志摩地域の旅初回である今回は、主に鳥羽駅前周辺地域のスポットや町並みを中心に書いてみました。

・・・とは言うものの、ロケーション的なくくりと偶然重なることもあり、今回は特に、怪しさと妖しさに満ちあふれた昭和のB級センスを中心にご紹介するカタチに自然になってしまったという感じです
(実際の旅の行程とは全く異なります。)

この他にも鳥羽駅周辺には、ついつい注目せずにはおれないプチ・レトロスポットがありますので、それらは次回以降に紹介して行く事にしまして・・・
今回は序章でも少し書きましたが、あらためて、この地域が醸し出している独特の雰囲気~ワタシが勝手に感じている雰囲気についてもう少し詳しく書いてみたいと思いマス


伊勢市も含めた伊勢志摩地域全体の序章のところでも以前言及しましたが、この地域というのは、摩訶不思議な魅力にあふれた地域でして・・・
伊勢神宮をはじめとした神社仏閣や、海女さんの存在など21世紀になってもいまだに昔からの土俗的な風習や慣習が根強く残っていたりと、歴史学的、民俗学的に「A級」の神秘性が現存している地域である一方で、その対極に位置するとも言えるような「B級」の神秘?性が感じられる地域でもあるのです。

「B級」の神秘・・・即ち、昭和の時代には隆盛をきわめたと思われる?!「秘宝館」しかり、この地域での暮らし、環境に着想を得て一連の作品を書いていたと思われる(海や島が舞台になった作品が多いのです)乱歩作品の独特のグロさ、生々しさ、奇しさ、妖しさしかり、観光遊覧船にいまだに残る、怪しさ満点の昭和のセンスしかり・・・
(そういえば三島由紀夫氏の名作、鳥羽湾で最も遠い場所にある島、神島が舞台になった「潮騒」にも、前時代的で原始的で土着的な独特の雰囲気が漂っていますよね。あ、これはむしろ「A級」の神秘性の方か


つまり、ひとくちにレトロ感あふれる町とは言っても、今までの旅ブログでご紹介した地域、例えば同じように海に面した地域でもある瀬戸内海の島々で感じた情緒感あふれる「ノスタルジック」とは異質の、昭和の観光地の匂いが色濃く残る「B級レトロ」な懐かしさが感じられる一帯であり、同時にノスタルジックを超えた、もっと原始的で生っぽい「神秘性」を強く感じる一帯であるとも言えるのです。

昭和の高度経済成長期にハネムーンのカップルや団体旅行客でにぎわった温泉地は、ここに限らず同じような雰囲気が今でも多少は残っているものなのかも知れませんが・・・鳥羽志摩はその空気がより濃密に残っているような気がしてなりません。

そういう面からも、昭和のB級レトロの代表とも言えるめくるめくろう人形ワールドが繰り広げられていた鳥羽湾めぐりの観光船内でしたが、浦島太郎伝説や龍宮城伝説そのものがこれまた非常に似合う町であるような気もします。
‘パノラマ島’や、どこか神秘的な佇まいの鳥羽湾の島々と重なる気がするんですよね~。

(モチロン、本文中の写真でもご紹介したような美しい町並みや景観もありますので、ノスタルジックな美しさがない町というわけではありませんよ^^

なお、本文中でお借りしている天知茂さん主演のドラマ「天国と地獄の美女」(原作名/パノラマ島奇譚)は、『江戸川乱歩の美女シリーズ 』として、テレビ朝日系列の『土曜ワイド劇場』で1977年から1994年までの17年間放送されていたドラマシリーズです。
ワタシはこのシリーズ、再放送で何度か見た記憶があります
天知さんが、変装していたニセの顔をはがすシーンが懐かしい・・・!)




「鳥羽国際秘宝館・SF未来館」は今から数年前に閉館してしまった秘宝館なのですが、本文中のyoutube動画は、SF未来館で展示されていた人形達の一部が、おととし広島市現代美術館で再現展示された時の動画です。

ちゃんとした公の美術館で展示されるほどの価値あるシロモノなんですよ~!実はこれ!(笑)

それにしても、閉館前にナマで1度入ってみたかった・・・!(*>ω<)
思わずゲ~ッとなりそうな気色悪さもかなりあるけど、この常軌をいっした意味不明の脱力感はたまらないです~!(笑)

伊勢神宮からそう遠くないところにも、90年代途中までは「元祖国際秘宝館」というこれよりもっと大規模な秘宝館があったようで、



http://youtu.be/EoVXrd4HpSo

↑ワタシはなぜか見た記憶がないのですが、こんなローカルCMまで、バブルの頃まではフツーに流れていたようです
ああっ、このパレスにも恐いもの見たさで潜入してみたかった!!!(笑)


こちらの伊勢市にあった秘宝館に展示されていたモノも、一部譲り受けた方がおられるみたいで、なんと静岡県の伊東の方で今でもそれを展示されている模様 (@_@)

熱海にも秘宝館があるし、いつか静岡秘宝館巡りの旅に、行きたいよぅ!(*>ω<)


冗談はさておき、こういう秘宝館の存在って、実は平和のバロメーターのような気がするんですよね。
こういうヘンなモノ、理解不能なモノに対して、どれだけ寛容でいられるか、おおらかでいられるかという。

そういう意味では、こちらの鳥羽と伊勢の秘宝館をはじめとした昨今の秘宝館の相次ぐ閉鎖は、時代とともに消えて行く昭和のB級文化への名残惜しさというだけではない、人間として淋しさを感じてしまうのです・・・。

・・・ああっ、やはり秘宝館を絶滅させないためにも、熱海/伊東秘宝館ツアー、実現させねばっ!(使命感笑)




最後になりましたが、あとがきの最初にご紹介した「ブランカ」や鳥羽市役所のすぐ近くに、鳥羽城跡(城山公園)があるのですが、そこの桜とその場所からの眺めがワタシはお気に入りです

鳥羽城址


最初にupしている鳥羽の眺望写真もここから撮影したモノ♪
見晴らしが良くて本当に気持ちのいい場所ですし、特に春行かれる方は、ぜひ城山公園に行かれることをおすすめしマス


最後は無事綺麗に締めたところで・・・
なお、次回以降の鳥羽旅行記は、今回とはかなり違って「ノーマル・モード」になりますので、善男善女の皆様は、どうぞご安心あれ~♪(笑) 
今回よりも旅行記らしい旅行記、美しい鳥羽志摩へのご案内を確約いたします~(笑)





◆ 注意 ◆

・施設やお店、交通手段等々、状況が変わっている可能性もあります。 ご自身で行かれる際は、もう1度入念に下調べを♪

・こういう秘宝館ネタって自分の女性としての品位や資質を疑われそうで、書きにくい面もあるんですけど・・・
珍スポット・ヘンなモノ大好きの本能にはさからえず、書いてしまいました(-.-;)
皆さん、どうぞ引かんといてください~~~(笑)






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[ 2012/05/31 19:16 ] ●レトロ旅 ファンタスティック☆伊勢鳥羽志摩 | TB(0) | CM(19)
プロフィール

MANASAVVY(マナサビイ)

Author:MANASAVVY(マナサビイ)
昭和40年代、岡山県生まれ。大阪在住。
昭和カルチャー以外にも、旅、写真、グルメ、 読書、映画、TV、野球観戦、超科学や超古代文明(ムー的なトピック)が好き。 ブログの内容からか男性と間違われる事が多々ありますが、女性です。
「佳後 マリ子」の名で、レトロ旅ライターとして取材・執筆活動を行っています。

写真と記事の無断転載を禁止します。
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