ソラリスの時間 昭和読んだ読んだワールド 昔読んでた本・少女(少年)マンガと付録♪ 

ソラリスの時間

昭和(1960-80年代)の懐かしいモノ、ヘンなモノ満載!!! 脱力系 or ココロトキめくノスタルジックワールドへご案内〜!

レトロ旅歴10余年!これまでに旅先で出会った「レトロ看板」の総まとめ☆(1) 

この間の日曜日に、大阪の毎日放送であったこんなイベントに参加して来ました!!

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「プレバト」という番組、ご存知ですか
この番組の俳句コーナーで毎回出演者の句を添削されている夏井いつき先生が、来場者が事前に送った句を添削して評価をしてくださるというイベントがあったんです。 お題は「茶畑と飛行機」で、飛行機が飛んでいる青空の下に緑の茶畑が広がっているという写真を見て一句作る、というもの。
モチロン、私も事前に自作の俳句を送りまして、結果は・・・


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じゃじゃん♪ 「才能あり!」をいただきました〜〜!! \(^ω^\)( /^ω^)/

俳句は趣味と言えるまではのめりこんではいないんですが(昭和レトロ関連だけで、もう手一杯ですっ)、「プレバト」は好きで時々見ていて、この番組のおかげで俳句に少しだけ興味を持つようになりまして。
でも自分で作ったことはなく、文章力・表現力を磨く練習にもなるかなと、この機会に乗じて初めて作ったのがこの句だったというわけで。

「才能あり」をいただいたとは言え、私が観覧した回のベスト5に選ばれた俳句は、素人目に見ても素晴らしい作品ばかりで、格段のレベルの違いを見せつけられましたよ〜  本当に上手い人は、私みたいに思いつきで作った人間とは句の持つ深みが全然違うんだなということがよくわかりました、ハイ

公開収録も兼ねたイベントだったので、いずれ編集された上でテレビで放送されると思います。 放送日はこの時点ではまだ決まっていなかったようなので、いつのO,A,になるのかは知らないのですが、この番組のファンの方、俳句にご興味がある方はぜひごらんになってください〜〜♪ (あ、私の俳句は、紹介されませんけどね)

イベントが終わってから、夏井先生のサイン本を購入し、握手もしていただきました
単なるミーハー(笑) でも、本についていたハガキに書いて投句できるようになっていたので、また時間がある時にチャレンジしてみようと思いマス♪






前置きが長くなりましたが(いつものことですが^^;) 、今日は、私がこれまでに旅先で出会った、レトロ看板(面白看板)をまとめてご紹介してみようと思いマス 

このブログでも旅記事をいくつか投稿していますが、この12、3年の間に日本各地様々な場所を旅して来ました。メインの目的地に向かう道中や、気ままに町歩きをしている中で、意識せずとも偶然に目に飛び込んで来るのがこうしたレトロな看板たち。 今まで図らずもブログのメインテーマにすることはありませんでしたが、撮りためた写真もかなりの数に上っていますし、何より私自身が古い看板が大・大好きですので、ここらでまとめてお披露目しようかなと思います 


ではでは、つい先日も行って参りました三重県鳥羽市のレトロ看板から☆

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鳥羽駅と連絡通路で直結しているバスターミナルの待合所にあった、昭和レトロな看板たち(2009〜10年頃撮影)。 伊勢志摩らしさが漂う、観光やショッピング案内も兼ねた看板だったわけですが、先日行った際には、待合所がリニューアルされており、これらの古い看板たちは全て取り外されてしまっていました

看板の下には伊勢名物の「赤福」の広告が入ったベンチがあったのですが、そのベンチすらなくなっていて、現在では小綺麗なフツーの待合所に 

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バスターミナルに隣接して設けられていた、こんな遊具たちも無くなっていました・・・。淋しいものです


鳥羽は、フェリーの発着場近くにこれまたいい味を出している昭和風情の待合所があったのですが、そのフェリーの待合所も取り壊されて完全リニューアルされていたのには驚きました。

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在りし日のフェリー乗船券売り場&待合所(2009~10年頃撮影)。この何年か後にも「生存確認」をしに、ここに立ち寄ったことがあって、その時点ではまだ健在だったのですが、いつのまに取り壊されてしまったのか。

この旧施設は現在では駐車場になっていて、しばらく歩いた先に綺麗な乗船券売り場&待合所が新設されていました。

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旧施設にあった、こんな瓶コーラの自販機も、今時のブライト&クリーンな待合所では見当たるはずもなく・・・。 もったいない、 もったいな過ぎる


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看板ではないけれど、鳥羽の住宅街で以前見かけた、こんなレイモン・ペイネ風の絵ももうなくなっていたりするんだろうか?個人宅なら大丈夫か。


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このあたりは、鳥羽のお隣、三重県志摩市で旅の途中に見つけた看板(2009〜10年頃)。
昭和ならではのおおらかざが光る、ミッキー&UFOの看板も良いですが、黒電話の絵の看板、そして何より理容店の「男性カツラ」の看板をかなり私は気に入っています♪(笑)


同じ三重県内、伊勢志摩地域以外にレトロ看板の宝庫だったのが、北部の桑名市といなべ市一帯。


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「かしわ」=鶏肉のこと。
西日本では、鶏肉のことを「かしわ」って呼ぶ事が多かったんですよ〜。私が住んでた岡山の町にも、「かしわ」を販売しているお店がありました。 三重県でも「かしわ」と呼んでたんですね、鶏肉のことを。

女の子の顔写真の広告の破れ方が、怪しくてなにげにアートっぽい?!


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後にも2、3枚写真が出て来ますが、レトロ看板の中でよく見かけるのが、「結納品」や「婚礼衣装」を扱っているお店の看板。 ローカル旅の道中で、最低でも1枚は見かけます。 昭和の頃、特に1970年代ぐらいまでは、地方でもかなりいいお商売だったのではないかと思います。
今は、結納屋さん、見かけないですね。


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こういった感じの看板って、割と珍しくないですか
亀田製菓と、東鳩の看板


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少し前にもありましたが、昭和の交通啓蒙看板ってよく見るとなかなか面白いんです!<img src="//static.fc2.com/image/i/237.gif" class="emoji" style="border:none;" /> ゆる〜いイラストが描かれてたり、飛び出し坊やならぬ、こんな可愛い「飛び出しおばあちゃん」まで。
このおばあちゃんの風貌がまた昭和ならでは、ですよね〜


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ここまでが、三重県いなべ市で見つけた看板(2005〜2010年)。 
いなべ市は三重県の中でもあまり知られていない地域だと思うんですが、香ばしいレトロ看板が数多く残る穴場なんですよ。  ここしばらく足を運んでいないので、現在どうなっているのかわかりませんが・・・。


いなべ市のお隣、桑名市では、

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桑名市内、北魚町と南魚町の古い町名表示看板。
北魚町はお風呂屋さん、南魚町は風呂桶を販売しているお店の広告がついていますね。この看板を寄贈したのが両店だったようですね。


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以前にも1度ブログで書いた気がしますが、「ラジオ店(ラヂオ店)」、ローカル旅をしているとこちらもよく見かけるんです  ほとんどは既に廃業されているお店(空き家)だったりするんですが・・・。
電器店なのですが、もともとはラジオを販売していて、その後時代の流れに伴ってテレビやその他の家電をあつかうようになったという歴史がこの店名にうかがえますよネ。 貴重な昭和の名残です。


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三重県ですと、他に

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伊賀上野にあったこんなお風呂屋さんの看板とか(2004〜2005年頃)、


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この間、伊勢に立ち寄った時に初めて発見した、こんなトリッキーな飲み屋の看板もあったりします


もうちょっとだけ行っちゃいましょうか〜♪
ここから、全然地域は変わって、広島県の尾道と鞆の浦で見つけたレトロ看板☆


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お地蔵さんの隣にあった「スプライト」の看板(2008〜2009年頃)。


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実は尾道にも先月行って来たのですが、この駅前のラーメン屋さんの看板、新しいものに掛け替わっていました。
私が足繁く通い始めた10年近く前と比べ、尾道も明らかに観光客が増えていて、駅周辺の風景も少しずつ変化しています。


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福山市鞆の浦で見つけた、タバコ屋さんのほんわかな雰囲気の看板と、何とも可愛い「ベルマーク入れ」の木箱 (2008〜2009年頃)

このベルマーク入れ、道路脇に設置してあったんですよ〜! こんなの初めて見たので、最初に見つけた時は「キャ〜っと。

鞆の浦にも長く行っていませんが、この箱が今でも存在していることを願います・・・☆



      


現在では惜しくも撤去されてしまった看板が、鳥羽の乗船場やバス乗り場のもの以外にもきっとたくさんあるんだろうなと思います。
気になるレトロ看板に遭遇した時には、迷わず写真を撮っておくのが正解。なぜなら、こういう古い看板はいつ撤去されてもおかしくないですから。 ここ数年、空き家の取り壊しや再開発、観光客増による施設のリニューアルなどでこういった昔の痕跡が以前にも増して急速に消滅していっているという現実があります。 諸行無常を感じてしまいますが、だからこそ、一期一会のご縁を大事にしなければ、と思ったりもします


まだまだ・・・ありますよ〜♪ レトロ看板総まとめ(2)もお楽しみに〜〜!!
(このあたりの看板写真は、すべて10年近く前にトイカメラで撮影したものばかりです。写真を直にスキャンしてPCに取り込んだものではないので(現像した写真をスマホで撮影してPCに送信した)、実際の写真よりも画像は粗くなってしまっているのですが、こうやってまとめて振り返ってみることで、トイカメラとレトロ看板の好相性に改めて私自身が気づかされましたーーー )




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[ 2017/05/21 15:27 ] 昭和読んだ読んだワールド 昔読んでた本・少女(少年)マンガと付録♪  | TB(0) | CM(2)

ほのぼの可愛く、ハイクオリティー!昭和33年の小学館「幼稚園」 

最近、軽く驚いたこと。

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3月で「小学二年生」が廃刊になるのは知っていましたが。。。まさかこんな名前の新雑誌が登場するとは!(笑)

しかし裏を返せば、1年刻みの学年誌が成立し得た時代というのが今から思うと奇跡的な時代だったのかも知れないとも、ふと思います。 小学館だけじゃなくて、中学生になったらなったで他社から学年誌が出ていたし(「時代」、「コ—ス」)、逆に小学校に上がる前にも、1、2才刻みでターゲットを絞った幼児向けの月刊雑誌が複数の出版社から刊行されていました。
そういう出版文化の恩恵をモロに受けて来た身からすると、こんな子供向けの学年誌の名前にまで話題性みたいなものが求められる時代になったのか〜と。「8年生」というセンスは悪くないしむしろ面白いと思いますが、何かこう、聖域を侵してしまったかのような「禁じ手」的な名前のような気もします(笑) 昭和文化が霧散し、消えていくまでの過程を見ているような気持ちになります。


そんな中、今日お届けするのは、昨年訪問した「京都 昭和レトロ秘密基地」さんで購入した、小学館の「幼稚園」昭和33(1958)年5月号です。その時のブログでは表紙だけお見せしましたが、中のページの一部をお見せしますネ♪

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このページにある全ての乗り物が、「昭和30年代」という感じしますよね〜
昭和40年代生まれの私、まだこの頃には生まれていませんが、時代背景に想像と推測を巡らすことができて面白い!
三角の旗がなびいているところからすると、この車は新聞社か何かの社用車という設定ではないかと思いますが、昭和33年というと本格的な車社会到来のまさに直前の時期なので、車のフォルムやデザインもまだギリギリ国産車風ではない(アメリカ車)のかなあ〜?!とか。 道路もやっぱりまだ舗装されてないな〜とか^^

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これがSLの正面。特急「かもめ」のプレートがついていますよ。



ずっと以前にこのブログで、「小学館オールカラー版世界の童話」を取り上げたことがありますが、昭和の子供向けの本というのは全般的に高クオリティーで、特に挿絵は大御所の方、または後に大御所となられる方が筆をふるわれているケースが非常に多いんです。 そしてそれは、この雑誌においてもしかり。


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藤井千秋さんの挿絵。


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左、早見利一(はやみりいち)さん、右、清水崑(しみずこん)さん。
清水崑さんは、あのCMなどで有名な黄桜のカッパのイラストを描かれた方です。この絵にも、その雰囲気が十分にありますよね〜

早見利一さんは、清水さんほど有名ではないようですが、昔、よくお見かけした絵です 特にここにもいる、ハゲたおじさんの絵はそこかしこで何度か見た記憶があります(笑) マニアの方なら、私などよりもずっと詳しくご存知かも!(ご存知でしたら教えて下さい♪)


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せおたろうさんの絵。 せおさんは「のらくろ一等兵」など戦中の「のらくろ」映画シリーズの作画を手がけ、のちに絵本作家に転向された方です。昔から駄菓子屋さんなどにあった「クッピーラムネ」の絵は、せおさんの画風と若干ですが似ている気がします。せおさんが描かれたものかどうかは不明ですが。



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森康二(もりやすじ)さんの挿絵。 名前を聞いただけではおわかりにならない方もいらっしゃるかも知れませんが、アニメ界では超有名な存在だった方です。なぜなら・・・(以下、wikiより抜粋させていただきました)

マジンガーZ (1972年-1974年) 原画
パンダの大冒険 (1973年) 原画
山ねずみロッキーチャック (1973年) 作画監督
アルプスの少女ハイジ(パイロット・フィルム) (1973年) キャラクターデザイン・原画
アルプスの少女ハイジ (1974年) オープニング作画
フランダースの犬 (1975年) キャラクターデザイン・オープニング作画
草原の少女ローラ (1975年-1976年) キャラクターデザイン
シートン動物記 くまの子ジャッキー (1977年) キャラクターデザイン
ペリーヌ物語 (1978年) レイアウト
未来少年コナン (1978年) 原画



最初に所属したアニメーション会社が倒産し、「小学館の学年誌から挿絵の仕事を請け負ったり、一時西武百貨店宣伝部に勤務するなどして糊口をしの(wikiより引用)」いでいた時期にちょうど描いたと思われるのが、この「幼稚園」誌上の挿絵と思われます。
宮崎駿さんや高畑勲さん、大塚康生さんらは森さんが指導した後輩にあたり、森康二さんがいなければ、私が大好きなあのアニメの「ルパン三世」はもちろん、あのアニメもこのアニメの名作も生まれなかったかも知れないというほど、私達世代が間接的に多大な影響を受けている方なのです。


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林義雄さんの挿絵。
この愛らしいほのぼの感、何とも言えません!! (//∇//)  誰が描いたかはべつにしても、見ただけで癒される童画ですよね。 こういう絵、理屈抜きで大好き



同じ小学館の制作ということもあるのでしょうか、この昭和30年代の「幼稚園」に挿絵を描かれていた方たちは、後の「オールカラー版世界の童話」でも挿絵を描かれている方が多いようです。 今ご紹介してきた中では、私が知っているだけで、藤井千秋さん、せおたろうさん、森康二さん、林義雄さんが「オールカラー版〜」に作画を提供されています。
「幼稚園」にしても「オールカラー版〜」にしても、幼い子供が読む本に素晴らしい絵が提供されていたということに豊かさと贅沢感を感じますよね。 

この「幼稚園」は5月号なので、子供の日をテーマにした絵やお話がたくさん載っていました 
掲載されている広告がまた非常に可愛らしいものが多くて、これに関しては、またいずれ「昭和の広告」というテーマで別個に取り上げたいと思っておりますのでお待ちください♪



追記: さて、再来年から新しい元号に変わるというニュースが巷を賑わせていますが、そうすると私達って2時代も前の人間になってしまうんですよね。 子供の頃には、明治生まれのおじいちゃんやおばあちゃんがまだ周りにたくさんいて、「凄い昔の人」だなあと子供ながらに感じていました。それが、今度は私達自身がそう思われるということになる(爆)
戦争経験者の高齢化や死去に伴う悲惨な記憶の風化が問題になっていますが、私達ももうじき、「戦後の昭和文化の語り部」という役割を自然に担う立場になるのですね。 元号が変わった後も、様々な形でこの時代の大衆文化の豊かさを伝えていけたらいいなあと思っております

大阪市内は快晴のとてもいいお天気ですが、同じ大阪でも北部など場所によっては雪が降っているところがあるらしい 寒い時期ですので、皆さん気をつけてください〜!



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[ 2017/01/15 12:51 ] 昭和読んだ読んだワールド 昔読んでた本・少女(少年)マンガと付録♪  | TB(0) | CM(8)

美しい絵と奇想天外なトンデモ展開!昔、学年誌に連載されていた「谷ゆき子」さんのバレエマンガが実は凄かった!! 

半年前のブログ記事、なかよし展〜「これぞ、ザ・昭和レトロ♪」昭和40年代のなかよしの付録と掲載広告〜 の中で、私、こんな文章を書きました。


「私がまだ「なかよし」を読み出す前、小学館の「小学1年生」とか「2年生」を読んでた頃、バレエ・マンガが掲載されていたのを憶えてます。
そのマンガのヒロインの名前は、確か「なでしこちゃん」と言ったっけ。」


さらには、同記事にお寄せいただいた見張り員さんのコメントへの、私の返信コメント。

「私が小学○年生の中で読んだバレエマンガは、そこまでたぶん深刻ではなかったけど、意地悪なライバルの子が出て来て主人公のなでしこちゃんを軽くいじめる(お金持ちの娘で、海外旅行のおみやげのスイスのチョコをなでしこちゃんだけにあげないなど^^;)というのはありました。 昔の少女漫画にありがちな感じの(笑)
どこかに当時の雑誌の現物が残ってないかなあと思います。


この断片的に記憶に残っていた小学館の学年誌のバレエ・マンガに、念願叶い、約40年ぶりに出会うことができました
前回記事でupした「小学2年生」4月号の中に、このマンガが掲載されているのを見つけたのです

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(この表紙に見えるバレリーナの女の子。彼女こそが私の記憶に残っていたマンガのヒロイン・ガールでした)


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↑そしてこれが、例の私の記憶に残っていたコマ 意地悪な女の子がスイスのおみやげのチョコレートをヒロインだけにあげないというシーンの記憶、間違ってなかったですね(笑)
ヒロインの名前が「なでしこちゃん」ではなくて「ひなげしちゃん」であること、「軽くいじめる」どころか殺人未遂ばりのイジメを展開する(例えば、このチョコのシーンの直後に、写真を撮ってあげるフリをして、ヒロインが崖から足をすべらせるように仕向けているw)という点は大きな記憶違いでしたが。

それにしても外国製のチョコレートなど庶民の子供が手にする機会などなかった時代、その中で目にしたこのわずかなコマに登場するスイスの高級チョコレートが、その後40年も私の記憶にしっかりと焼き付く事になったのですから、本当に食べ物の威力たるや(というか、自分の食い意地たるや)恐ろしい!!
ハイジの「チーズと白パン」、なかよしに連載されていた「フォスティーヌ」に出て来た「クレープ」などもそうですが、美味しそう!!と感じたものの記憶だけは、何十年経っても消えません(爆)

しかし、そんな私の食い意地が功を奏して、このバレエマンガを描いた素晴らしい少女マンガ家さんに40年の時を経て導かれたこともまた事実
このあまりにも懐かしいバレエマンガを描かれたマンガ家さんの名前は、「谷ゆき子」さんとおっしゃいます。


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「谷ゆき子」さんという名前をご存知の方、聞き覚えがあるという方は、ブログをごらんの方の中にもおられることと思います。
私はこの「小学二年生」掲載の『アマリリスの星』というマンガに再会するまで、お名前もすっかり忘れていましたが、その後しばらくしてから、書店でこんな本を見つけることに!


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『超展開バレエマンガ 谷ゆき子の世界』
タイトルと帯のコピーにただならぬ気配が漂っていますが、その点についてはまた後ほど(笑)


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私が読んだ『アマリリスの星』のことも、この本の中で紹介されていました。

谷ゆき子先生は、1960年代の後半から70年代中頃まで、『○○の星』と題したバレエマンガ・シリーズを小学館の学年誌に連載していました。
最初が1966年の『かあさん星』で、その後、『白鳥の星』『バレエ星』『さよなら星』『バレリーナの星』『ママの星』・・・といった具合に続き、私が当時読んだ『アマリリスの星』(1975年〜1976年2月)が、結果的にこの星シリーズの最後の作品になったようです。 つまり、私の学年は、谷ゆき子さんのバレエ連載マンガをリアルタイムで読む事ができた最後の学年であったというわけで、 まさに滑り込みセーフ!!  

谷ゆき子マンガを知る最後の世代として、当時描かれていた絵を見て改めて感じるのは、やはりその画力の素晴らしさです。 線が繊細で、なおかつとても滑らかなタッチで。 そういうこともあってか、‘可愛い’という言葉だけでは表しきれない、どこか「なまめかしさ」「お色気」のようなものまで感じられる絵であるような気がします。
これに関しては、当時の小学二年生の編集長をしておられた井川浩さんもこの本の中で少し述べられていますが、私もその通りだと思いました。


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他にも、これ以前の時代、1950年代末〜60年代前半には大阪で発行されていた貸本マンガ誌に絵を描かれていたようで、ご自身の手による貸本誌の表紙画がこの本の中にもたくさん掲載されていました。

こういうスタイル画風の絵を見るのって、女子にとっては無条件で楽しいものですよネ
今見てもキュートなファッションの数々ですが、谷さんご自身が非常にオシャレな方だったようで、おそらくこういうスタイル画風の絵は、仕事でありながらもかなり楽しんで描かれていたことが想像されます


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この本の中でも、私がかなり気に入っているページ。1970年代に販売されたサンスター文具製の下敷きに描かれた、谷先生のイラスト。 

こうして見ると一見、高橋真琴さんの絵と路線が似ているようにも見えますが、先にも述べたように清純で優しい絵でありながらもどこか官能が感じられる点、また、描かれているファッションがよりスタイリッシュであるという点で、高橋真琴さんとはまた全然別の個性を放っておられる気がします。
70年代の製品なので、もしかしたら私も子供の頃にこの下敷きをどこかで目にしたことがあったかも知れないのですが、とにかく、可愛い!! (//∇//)  そして、今更ながら・・・コレ欲しい!!(笑)




さて、かの手塚治虫先生にまで名指しで評価された(!)という、無類の絵の上手さ、美しさの一方で、


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目が見えなくなったヒロインが母に会いに行くために決死の覚悟で吊り橋を渡るが、渡った先で猛犬に襲われかけ、さらにはその猛犬共々ダイナマイトで吹き飛ばされそうになるシーン


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「・・・おばさん、お願いです。家の中で虎を飼うのはやめてください!」
「おや、虎を飼ってはいけないというのかい?!」


(ちなみに左ページには、貧しいはずのヒロイン姉妹が常連らしき寿司屋のカウンターに座っているシーンが載っていました。まだ高校生にもなっていないはずなのに・・・。 このあたりの描写は、中学生なのにスポーツカーを乗り回していた花形満とダブります。花形は金持ちのボンボンだからアリ ・・・なワケ、ないでしょ〜(笑))


・・・などといったような、およそバレエマンガとは思えないような驚きのトンデモ展開が繰り広げられるのも、一連の谷ゆき子さんの作品の特徴でもあります(笑)
これらのようなシーンがごく当たり前の調子で組み込まれているところが、いわゆるタイトルや帯で「超展開」と評されている所以です(笑)

絵面の優しさ、フェミニンさと完全に相反する意味不明で怒濤のストーリー展開によって、「異次元」「シュール」といったスパイシーな(そしてスペーシーな)形容がここに来て与えられることになり、谷ゆき子さんの作品が「昭和のマンガとは何か?」をさらに紐解き、語る上での絶好のサンプル、アイコンとなり得る可能性が出て来たとも言えます。
ストーリーに関してはご本人ではなく谷さんのお姉さんが全て考えておられたようで、そういったある種、家内工業的なプロセスも含め、昭和という時代をバックボーンに持つマンガならではの独特の混沌が、谷ゆき子さんの一連の作品を覆っているように思えるのです。

生原稿がほとんど残されていないこともあって(当時の手違いで、花村えい子先生の手許に、谷さんの原稿のごく一部だけは残されていたようです!)作品が単行本化されておらず、これまで大々的に懐古される機会がないまま、幻のマンガ家的にとどまっていたようですが、これを機にもっと注目され、再評価されてほしいと願っています



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小学館の学年誌にバレエマンガが連載されていたのと同時期に、「少女コミック」などにも作品を描かれていた谷先生。
上は、1970年の大阪万博の年に、別冊少女コミック誌上に掲載された読み切りマンガ『パビリオンの星』
先日大阪で開催された展示イベントで読ませていただきましたが、万博会場で芽生える恋物語、ストーリーに充満する時代の香りが香ばしい(笑) 小学生向けのバレエマンガだけではなくて、こんな恋愛マンガも描かれていたのですネ










いつものごとく、とりとめもなく書いてまいりましたが・・・
このブログ記事を読んで下さることで、谷ゆき子さんのことを思い出して懐かしく思って下さったり、またご存知なかった方であっても、「こんなマンガ家がいたのか!」と興味を持ってくださる方が少しでもいて下さいましたら、嬉しい限りです。

フェミニンで柔らかく美しい絵と、あまりに奇抜で手荒なストーリー展開。こんな真逆の取り合わせのマンガ、そうあるものではありませんしネ(笑)

普通のマンガ雑誌と違って、こういった学年誌に掲載されていたマンガ作品やマンガ家さんたちはこれまで不思議なぐらい懐古される機会がなかったので(掲載作品が単行本化されていないことも理由のひとつだとは思いますが)、このような本が出版されたのを機に、学年誌に掲載されていた他のマンガ作品やマンガ家さんにももっとスポットライトが当たってほしい、というのも少し私が期待しているところではあります。
谷さんのマンガに比べると、インパクトの面では劣るかも知れませんが^^;


年末で慌ただしくなってきていますが、みなさん、お互いに体には気をつけましょう!!(かくいう私も数日間、風邪をひいていましたが
それではまた、次回〜

(※記事中に掲載している画像に関しましては、許可を得て掲載しています)




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[ 2016/12/15 17:28 ] 昭和読んだ読んだワールド 昔読んでた本・少女(少年)マンガと付録♪  | TB(0) | CM(16)
プロフィール

MANASAVVY(マナサビイ)

Author:MANASAVVY(マナサビイ)
昭和40年代、岡山県生まれ。大阪在住。
昭和カルチャー以外にも、旅、写真、グルメ、 読書、映画、TV、野球観戦、超科学や超古代文明(ムー的なトピック)が好き。 ブログの内容からか男性と間違われる事が多々ありますが、女性です。
「佳後 マリ子」の名で、レトロ旅ライターとして取材・執筆活動を行っています。

写真と記事の無断転載を禁止します。
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