ソラリスの時間 TIME TRIP☆昭和のカケラを探す旅 瀬戸内海の島

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キオクの中の旅。3年前。瀬戸内海の島。 


瀬戸内海に浮かぶそのふたつの小さな島へ旅に出かけたのは、今から3年前のこと。

春。4月の初め。

綿帽子のように、春風に漂うまま、導かれるように。 電車と船に揺られて。



真鍋島景色4


真鍋島という島。


真鍋島景色2

真鍋島景色3



この先の細い坂道を登って行った、さらにその先に、学校があった。
島の小学校と中学校。



真鍋島中学校1



あまりにも素朴で懐かしい、木造校舎の中学校。
昔、「瀬戸内少年野球団」の映画の撮影でも使用された。

ワタシが子供の頃住んでいた町、暮らしていた家の近所にも同じような木造校舎の小学校があって、1年間だけその学校に通った。 
新しい校舎に統合される前の、最後の新入生、ぴかぴかの1年生として。




真鍋島中学校2



真鍋島中学校3



真鍋島中学校4



真鍋島中学校6



生徒のいない春休みの学校。

生徒たちの登校を待っている、春休みの学校。



真鍋島中学校5








真鍋島小学校2


真鍋島小学校3


真鍋島小学校1


隣にある小学校の格子窓からは、桜が見えた。

新入生が、今年はいるといいな。





真鍋島景色1



真鍋島三虎旅館


島の反対側へと通じる坂道を登りきり、小高い丘を少し下ると、宿が見えた。 
今では真鍋島でたった1軒の旅館。



真鍋島三虎3あひる


真鍋島三虎3犬


真鍋島三虎1



真鍋島三虎料理1


真鍋島三虎料理2


真鍋島三虎料理3




すぐ目の前が海。

景色も、次々に出て来る地魚料理も最高・・・☆
瀬戸内海は春に美味しい魚が多いのだ。

ひとり旅のワタシを温かく迎えてくれる、
宿のご主人や奥さんやワンちゃんの人懐っこさも、ありがたいご馳走。




真鍋島三虎2



翌朝。

早起きして、宿の前の砂浜で、流れ着いた綺麗な貝殻や流木、色硝子のカケラなどを旅の想い出に拾った。


そこで偶然見つけたのは、不思議な石。



真鍋島フシギ2



文字が彫られている・・・?! 見たことのないような文字が。

気の遠くなるほどの遥かな時間と場所を超えて、この小さな島に偶然流れ着いた、
古(いにしえ)のカケラなんだろうか。

何百年前、もしかしたら、何千年前の記憶をたずさえた・・・





真鍋島景色5ネコ


真鍋島全景










真鍋島を後にしたワタシが辿り着いたのは、大崎下島という島。

大崎下島はかつて漁で繁栄し、風待ち・潮待ちの島と呼ばれた。



大崎下島家並み1


大崎下島家並み5


大崎下島家並み3


大崎下島家並み6






大崎下島乙女座1


乙女座と言う名の映画館。 建物だけが今でも残る。

昔、映画が庶民の一大娯楽だった時代の名残。夢の跡。
大衆演劇の旅一座も、ここで公演をしていた。

緞帳(どんちょう)に描かれていたのは、空、海、黄色い柑橘の実と白い花。



大崎下島乙女座4


大崎下島乙女座2








大崎下島時計2


ここは日本でいちばん古い時計店。

‘古い時計を何とか修理してほしい・・・。’
小さな時計店には、日本全国から時計が送られて来る。

止まってしまった時計の針が再び動き出す。
百何十年もの間、時を刻み続けている時計があるというこのお店の中で。
店主でもある時計職人のおじいさんの手によって。



大崎下島時計3


大崎下島時計4






大崎下島家並み4


大崎下島学校跡


大崎下島神社







大崎下島船大工1


大崎下島船大工2



港近く。

旅人に島が昔にぎやかだった頃の話を聞かせてくださるという元船大工のおじいさんが、この時は不在だった。

木で作られたおちょろ船のミニチュア模型と、縁側。 



大崎下島船大工4


大崎下島船大工3







大崎下島家並み2



大崎下島家並み眺め2





次に向かうのは、その昔、この島と同じく風待ち・潮待ちの町であった、尾道と鞆の浦。


驚くぐらいゆっくりと流れる時間の中、ふと自分がいくつもの時代や時間を超えて彷徨うタイムトラベラーであるかのような錯覚さえ起こしてしまう。

そんなどこか不思議な懐かしさと、春の潮風の匂いに満ちた瀬戸内の旅は続きます。










☆ あとがき ☆


やっと、旅記事第1号をupできました~♪♪♪
今回は3年前の春に行った、瀬戸内海に浮かぶ島、真鍋島と大崎下島の旅の想い出です。

何せもう3年前の旅、島で出会った方達との会話であるとか、事細かなエピソードであるとかをすっかり忘れてしまっているため、文章が書けないんです~!
でもアルバムのように、写真をダラダラ並べるだけではさすがに芸がないし、見てくださる方からすれば意味不明で何のこっちゃ~になるので、苦肉の策で、写真メインの詩的な(と言えるかどうかは甚だギモンですが)旅記事にしてみました。


実は、このふたつの島の存在をワタシが知ったのは、数年前に発行された、この

西の旅


「西の旅」という雑誌からです。

この雑誌の中で、真鍋中学校の校舎のことや、大崎下島の明治時代からある日本でいちばん古い新光時計店(松浦時計店)や乙女座のことが紹介されていて、このふたつの島に行ってみたい~と思いました。


しかし!
真鍋島の、目の前がすぐ海という景色と新鮮な魚料理が素晴らしい三虎旅館は、ネットのとある方のHPで見つけた、これぞめっけもんの宿!!!

・・・と思っていたんですが、後になってよくよく読み返すと、この「西の旅」の雑誌の中でも小さく紹介されていたことを知り、ちょっとガックリしました(笑)

ユースホステルも併設されているし、食事抜きの素泊まりも可能かも知れませんが、ここは素泊まりはもったいないです。
ただ、この瀬戸内の獲れたての魚づくしの夕食は、量もハンパない(!)ので、ワタシみたいに大食いでない方はご覚悟を(笑) 
写真で載せている3皿のお料理だけではない、この他にも、唐揚げと小鉢料理、汁物とごはんも当然ついていましたから。(ワタシですら最後、ふぅふぅ言いながら、完食しました)

海水浴ができて、夜になると海ほたるが見えるという夏にもぜひ行ってみたい☆ もう1度訪れたい宿です。



ところで、あの不思議な石ですが・・・そう、これこそは正真正銘、砂浜での偶然の発見です☆

・・・というか、この石、みなさんは、どう思われますか(@_@)
ワタシは、これはやはり文字に見えるんですヨ。
下線とか罫線みたいな線が2本(3本?)あって、その上に文字みたいなものが書かれてるように見えないでしょうか?? 波の浸食などの自然の働きでこんなにキレイに複数の平行な直線が石に刻まれるというのはありえないでしょう?
しかも石の形状も、普通の石のように丸っこかったりゴツゴツしてない、写真でもある程度わかっていただけると思いますが、石板のごとく薄くて真っ平らなのです

超古代文明が好きなワタシは、「もしやコレは、不思議な事に日本でも痕跡が発見されているという、シュメール文字とか古代フェニキア文字」と一瞬色めきだちましたが、調べてみたら、これはたぶん違っていそう?!(笑)

でも、何千年前というのは大げさにしても、石に刻まれているのは遥か昔の文字という気がいまだにしてならないワタシです。
専門家の方にでも問い合わせるべきかなどと結構真面目に思いつつも、そのままにしています(笑)




真鍋中学校の木造校舎は、懐かしさと温かみが感じられて本当に良かったです。

ワタシはこういう島や小さな田舎町にある懐かしい雰囲気の学校/分校を訪れるのが実は好きで、他の地域でも訪れていますが、教室など中を見せていただける学校というのはそうそうないので、上でも書いているように小学校1年生の時に1年間だけ通った木造の小学校を思い出して、感動しました。

ワタシ自身が昔、木造の家にも住んでいたのでわかるんですが・・・木って呼吸していると言われるように、やはりどこか‘生き物’なんですよ。
新学期に元気に登校して来る島の子供達を、しんと静まり返っていながらも、まるで温かく晴れやかな人間のような空気を携えて待っている学校の息吹が伝わって来て、こちらまで同じような気持ちになりました
モチロン、先生方の手によって新学期に向けての準備が整えられているからでもありますが。


なお、中学校のみならず、同じ敷地内に隣接している小学校までワタシが見学させてもらえたのは、実はワタシの早とちりの悪いクセが逆に功を奏した結果です(笑)

雑誌にもちゃんと書かれているにもかかわらず、「瀬戸内少年野球団」の映画のロケでも使用された有名な木造校舎というのが、中学校ではなしに小学校だとばかり勘違いしていて、事前の見学予約の電話をなんと小学校の方にかけてしまったのです

こんなワタシのボケ具合に小学校の先生も安心をされたんでしょう(笑)、小学校も見ていいですよ、ということで春休み中で授業がなかったこともあってか、中を見せていただけることになった次第です。
通常はもしかしたらダメなのかな??取材の方以外は。 そのへんはわかりませんが。


桜もちょうど見頃で、綺麗だったなあ。。。





大崎下島は、島内観光マップが「潮待ち館」という案内所兼休憩所兼みやげもの販売所でもある施設、他何カ所かに置かれていて、初めてこの島に来た事をお話しすると、町のみどころを親切にいろいろ教えてくださったりと、観光に力を入れておられるんだなあというのがよくわかりました。
荷物を持たずに身軽な格好で島を散策したいけど、コインロッカーがないなあ、と思っていたら、荷物も預かっていただけたり

現在は、このあたりの島の何島かに渡って橋がかかり、広島にあるJRの広という駅のあたりからバスや車のみで大崎下島まで来れるようになっているようですが、ワタシが訪れた3年前の2008年春にはまだ橋がかかっていませんでした。

真鍋島を後にし、船が出ていた広島の竹原市のとあるホテルに前泊した時、従業員の方から「今年の秋には橋がかかるから、ギリギリいい時に(大崎下島に)行かれますね~^^;」と言われましたっけ。

確かに、ホテルの方が懸念されてたように、昔から「風待ち、潮待ち」の島と呼ばれる島だけに、その風情を考えると船でしか渡れない島であってほしかったという気もしないでもありません。


島は、3年前とくらべて変わっているだろうか、それとも変わってないだろうか・・・。

そういうことも確かめつつ、帰りの時間の関係で回れていない所もありますし、もう1度ゆっくり時間をかけて歩いてみたいと思う島です。
この大崎下島は他のいろいろな島とくらべても、レトロな洋館風の建物など、昔ながらの風情のある建物や家屋が比較的たくさん残っているように思います。

行った時にはお休みで閉まっていたのか、それともワタシが見逃していたのかわかりませんが、資生堂ならぬ、資誠堂というレトロなたたずまいの薬局兼文房具屋さん(ワタシの大好物)もあるみたいですし・・・
この時はいらっしゃらなかった元船大工のおじいさんの、楽しい昔の島のお話も聞いてみたかった。



そしてもし再び行く機会があれば、やはり何よりももう1度、あの古い時計店を訪ねてみたい!です。
お店の中は、年代モノでもある柱時計(文字通り、‘大きなノッポの古時計’の世界です)やレトロな目覚まし時計、懐中時計などでいっぱいでした。

もう何年も身につけていない腕時計を、今度は腕にはめて・・・訪れてみたいな。
自分の中で止まっていた時間も動き出すような気がします。



次回up予定の尾道/鞆の浦も、瀬戸内特有ともいえる?独特のノスタルジックな空気感に包まれた町で、旅をすることで大好きになった町です♪ お楽しみに~





☆ 旅のデータ ☆


行った時期

2008年4月初旬

行った場所

真鍋島(岡山県笠岡市)/大崎下島(広島県呉市) 
真鍋島の三虎旅館で1泊、竹原市内のビジネスホテルで1泊、の2泊3日の旅。



利用アクセス

真鍋島へは、JR大阪→(節約のため新幹線は使わず、青春18きっぷ利用)→JR笠岡→(徒歩)→笠岡港→(フェリー)→真鍋島港。
大崎下島へは、真鍋島→(フェリー)→笠岡港→(徒歩)→JR笠岡駅→(青春18きっぷ利用)→JR竹原駅→(徒歩だったかバスだったか忘れた)→竹原港→(フェリー)→大長港(大崎下島)。

帰りは省略(笑)
(帰りに、前にも行った事のある尾道にも再び2時間ほど立ち寄った。でもモチロン、電車区間はすべて青春18きっぷ^^b)



現地で買ったおみやげなど♪

おみやげ大崎  おみやげ大崎3

レトロな色合いとデザインのパッケージに惹かれて買った「レモン羊羹」と、地元産の天然レモンの輪切りで作られた「天然レモンのお風呂」という入浴剤。
どちらも大崎下島のおみやげ屋さんで購入。

大崎下島は、国産レモン発祥の地で、昔は高級レモンとしてアメリカにも輸出していたそうです。
ミカンの名産地でもあります。


真鍋島フシギ1


そしてこれは、真鍋島の三虎旅館の前の砂浜で拾った宝物たち☆
何よりの自分へのおみやげ♪
例の不思議な石もモチロンこの通り、持ち帰りました(笑)




使用カメラとフィルム

LOMO LC-A/LOMO スメナ8M/シスター・ホルガ  すべてトイカメラで~す☆
フイルムは今は入手困難or不可能な、いちばんのお気に入りフィルムだったアグファ・ウルトラが大半。
他は、フジのヴィーナス400、コダック・ウルトラ、シスター・ホルガで使ったコダック110。

あ、忘れてました。お料理写真だけは携帯で撮影


その他

散策していると、すれ違うお年寄りや大人の方ばかりでなしに、小学生ぐらいの子供達までが「こんにちは~」と挨拶してくれます。
田舎や島へ旅をしたり住んでいたりしたことがある方なら、経験されていると思いますが、特にこの瀬戸内界隈は挨拶してくださる方が多い気が。田舎ならではの気持ちの良い習慣ですよネ



◆ 注意 ◆

・2008年の旅ですので、現在は施設やお店、交通手段等々、かなり状況が変わっている可能性があります。
ご自身で行かれる際は、もう1度入念に下調べを♪

・真鍋中学校の見学の際は前もっての予約が必要です。
(これも2008年当時の情報。見学可能かどうかも要確認です。当時は中で住所や名前などを記帳するようになっていました。)





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[ 2011/09/16 16:48 ] TIME TRIP☆昭和のカケラを探す旅 瀬戸内海の島 | TB(0) | CM(28)
プロフィール

MANASAVVY(マナサビイ)

Author:MANASAVVY(マナサビイ)
昭和40年代、岡山県生まれ。大阪在住。
昭和カルチャー以外にも、旅、写真、グルメ、 読書、映画、TV、野球観戦、超科学や超古代文明(ムー的なトピック)が好き。 ブログの内容からか男性と間違われる事が多々ありますが、女性です。
「佳後 マリ子」の名で、レトロ旅ライターとして取材・執筆活動を行っています。

写真と記事の無断転載を禁止します。
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